2009/03/03 - 2009/03/05
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ちとしさん
■アジアのバス旅行実践入門(香港・中国編)です。国際バス旅行初心者のわたしが、香港からバスに乗ってバンコクを目指した記録です。
■国際バス旅行未経験者の目から実践に即した記事にするように心掛けました。
■緊張しっぱなしだったので記憶違いがあるかもしれませんが、お許し下さい。
◎宿泊費、食費などの詳細は「香港発ベトナム経由ヒマラヤ」に記載しています。→ http://sky.ap.teacup.com/applet/ito-biz/msgcate18/archive
◎日本円でしている場合の記載レートは2009年3月旅行時のものです。現時点のレートはこちらからご確認下さい→ http://www.bloomberg.co.jp/analysis/calculators/currency.html#results
■ベトナム編はこちら→ http://4travel.jp/traveler/chitoshi/album/10348345/
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
<2009年3月2日・1日目>夜行バスで広島から福岡へ移動
◎今回は移動距離が長いので荷物はデイバッグに入るものだけにまとめました。
◎手に持っている小さいバッグにはデジカメ一眼が入っています。
<主な携行品>
CITYカード(現地で現地通貨が引き出せるのでとても便利でした)キャッシュはUSドル(1$、2$、5$、10$、小額紙幣中心に50,000円分、日本円は予備として50,000円くらい)、
バッファリン、正露丸、細菌性下痢用薬、下着2組、防寒着兼カッパ、長袖シャツ、ショートパンツ、デジカメ周辺機器、ケータイ(ブログアップ用)、ガイドブック「メコンの国」、「地球の歩き方・インド編」の必要な箇所の切り取り(インドも行くつもりでしたが事情により断念)、ゴムぞうり、100円折り畳み傘、洗面道具、ノート、筆記具、100円腕時計、予備のメガネ、サングラス、方位磁石(必携)、懐中電灯(必携)南京錠3組(必携)、ワイヤー90cm(必携)、トイレットペーパー使いかけ(必携) -
<2009年3月3日・2日目>
CX511福岡(10:25)〜香港(14:55)
■台北経由でした。
■以前、台湾と香港に立ち寄りタイへ行こうと思って航空券を探したのですが、台湾と中国の関係が今ほどは良くなかったので飛行機は飛んでいませんでした。
■今なら台北、香港、バンコク、と立ち寄りながら行けますね。 -
<2009年3月3日・2日目>香港
■香港は何度か訪問したことがありますが、新空港になってからは初めての訪問です。
■香港ドルの手持ちがなかったので、空港の銀行で両替しました。空港の銀行はレートが悪いと聞いていたのでとりあえず10,000円だけ両替しました。744HK$でした。
■市内までのバス用に小銭がいるので売店でポカリスエットを買いました。
■空港を出て右手方向に空港バスのバス停が並んでいます。案内板があるので、行きたい方向のバス停へ向かいます。
■宿は「ゴダイゴゲストハウス」(→ http://www.godaigo.info/)なので、そこに近いバスルート<A21>のバスに乗ります。乗り込むとき料金箱にコインを入れます。
■2階建てバスなので2階にも上がれます。
■繁華街まで一時間近くかかるので、最初から緊張しなくても大丈夫です。40分を過ぎたあたりから窓から見える建物に注意しながら、ここだと思うところで降りてください。乗り過ごしても徒歩圏内ですからあせらなくても大丈夫です。
◎バスルート地図(→ http://www5f.biglobe.ne.jp/~hongkong/route01.html )
ポカリ・9.5香港$
空港から市街・33香港$
宿代(2泊分)300香港$ -
<2009年3月3日・2日目>香港
■「ゴダイゴゲストハウス」への行き方は(→ http://www.godaigo.info/koutuu.html )に詳しいです。バスの右側にこの建物が見えます。見えたら次で降ります。この建物の14階です。 -
<2009年3月3日・2日目>香港
■「ゴダイゴゲストハウス」の面している通路です。
■いい雰囲気です。 -
<2009年3月3日・2日目>香港
■部屋は2段ベッド部屋をひとり部屋として使いました。
■トイレ、シャワー室も掃除が行き届いていて清潔です。
■香港情報はオーナーに尋ねれば親切に教えてもらえます。
■近くには食堂やコンビニもたくさんあり、フェリー乗り場にも近いです。
宿代(2泊分)300香港$ -
<2009年3月3日・2日目>香港
■バックパッカーの間ではワールドフェイマスの安宿集合城「重慶(チョンキン)マンション」の外観です。
■初心者には敷居が高いと思います。 -
<2009年3月4日・3日目>香港
■香港からベトナム行きのバスチケットは「中国旅行社(CTS)」で発券しています。
■中国旅行社は地下鉄の旺角(モンコック)の近くにあります。(隣に野球場かサッカー場か競技場があります)ゲストハウスから徒歩圏内です。(→ http://www.ctshk.com/english/aboutus/map/cts17.htm )他にもあるかもしれませんが、わたしはここで購入しました。
■CTSは2階です。メモ用紙に「tomorrow night 南寧 1」と書いてカウンターのお姉さんに差し出します。
■3月5日のバスが予約できました。
◎タイムスケジュール(実際には出発は1時間くらい遅れました)
香港(19:35)→皇崗(20;30 「読み」分かりません)→南寧(翌朝8時ころ着きました)
◎香港地下鉄路線図(→ http://www5f.biglobe.ne.jp/~hongkong/mtr.html )
◎香港を出る前に中国元に両替しておきましょう。南寧からのバス代(150元)、中国出国税(90元)その他途中で必要になるかもしれません。わたしは5,000円分両替しておきました。 -
<2009年3月5日・4日目>香港から中国へ
■言われた時間に旅行社の建物の前で待っていると、係りの女性が、どこまで行くのか待っている人に確認に来ます。ですから、「わたしは南寧に行くんだ」と言う風にチケットが見えるように持っておきます。
■係りの女性は、行き先別のシールを服の上にペタッ、と貼り付けます。これが大事です。これから先、バスの係員から見つけてもらうわけですからしっかりと見えるようにしておきましょう。
■バスは、ベトナム国境の手前の大きな街、南寧(ナンネイ、ナンニン)までしか行きませんので南寧でハノイ行きのバスに乗り換えなければいけません。
◎女性は中国の出入国カードを持っていますので、もらって、さっさと記入しおきましょう。 -
<2009年3月5日・4日目>香港から中国へ
<香港から南寧>
■香港は中国領ですが、香港で乗ったバスが直接中国へ乗り込むわけではありません。
■アジアの陸路国境越えの流れの基本は、?出国チェック、?緩衝エリア、?入国チェックです。
■ですから、香港で乗ったバスは出国チェックポイントで下車します。その後、出国チェックを受けマイクロバスで緩衝地帯エリアを抜け、中国入国チェック(パスポートチェック)を受け、やっと南寧へ向かう寝台バスの乗り込めます。
スターフェリー・1、7香港$
朝食(パン、ミネラルウォーター)23、8香港$
夕食・70香港$
地下鉄・4、5香港$、5香港$ -
<2009年3月5日・4日目>香港から中国へ
<香港から南寧>
■まず、香港の出国チェックを受けてそのまま進むとマイクロバスが並んでいるところへ出ます。どのバスに乗り込んでいいのか分からないので、近くにいる車掌さんか運転手さん風の人にチケットを見せ「ナンネイ、ナンネイ」と言うと、たぶん乗り込むべきバスを教えてくれると思います。この時点で、真っ暗ですからちょっとあせります。
◎教えてくれた人には笑顔で「シェ、シェ」と言ってください。 -
<2009年3月5日・4日目>香港から中国へ
<香港から南寧>
■まわりに、出発時に貼られた南寧シールが貼られた人がいれば、彼らについていくといいと思います。出来れば出発時に南寧行きの人達と言葉を交わしておくとはぐれません。(ほとんどが田舎へ帰る中国人です) -
<2009年3月5日・4日目>香港から中国へ
<香港から南寧>
■マイクロバスでしばらく走ると中国入国チェックポイントに着きます。
■ここを抜けるといよいよ寝台バスに乗り込めます。まわりに南寧シールを貼っている人達がいるかチェックしましょう。 -
<2009年3月5日・4日目>香港から中国へ
■乗り込むときには靴を脱いで、手渡されるビニール袋に入れます。車掌さんが寝台を指定してくれます。
■わたしの寝台スペースの足元の上にはモニターが設置されていて、それでなくても狭いスペースが余計に狭くなっていました。 -
<2009年3月5日・4日目>香港から中国へ
■バスの両サイドと中央に2段ベッドが設置されています。
■夜中、ビュンビュン飛ばします。
■途中、トイレ休憩が1〜2度あります。(半分寝ていたのではっきりとは分かりません)
◎車内トイレもありましたが、壊れていて「使用不可」の場合もあると思います。 -
<2009年3月6日・5日目>中国からベトナムへ
■終点の南寧には翌日の午前8時頃着きました。着いた隣のバスが「河内」(ハノイ)となって出発準備をしていたので、事務所に駆け込んで、外のバスを指差し「ハノイ、ハノイ」と言いって、「河内」と書いたメモを見せるとチケットを発券してくれました。
■南寧からハノイまでの通しのチケットです。
■チケットは一枚ですが、前述したように、バスは中国国境で下車し、緩衝エリアをカートで通り、ベトナム入国審査を受け、再びベトナムのバスに乗ります。
◎バス代:148元+保険:2元=150元
◎わたしは8:20発のバスに乗りましたが、これ以降にもバスはありました。(時間は忘れました(^^;)) -
<2009年3月6日・5日目>中国からベトナムへ
■チケットと一緒に発券される保険の証書です。 -
<2009年3月6日・5日目>中国からベトナムへ
■「河内(ハノイ)」と表示してあるバスですが、このバスは、中国・ベトナム国境までしか行きません。
■座席指定になっていますので、チケットを買う時点で満席の可能性もあると思います。 -
<2009年3月6日・5日目>中国からベトナムへ
■途中でなんと言う街か分かりませんがトイレ休憩、お昼休憩があります。食堂もありますが、わたしは香港で買った具ナシのパンとミネラルウォーターで我慢しました。
◎以降、バスに乗る当日の食事は下痢ピーが怖いので具ナシのパンとミネラルウォーター、またはコカ、ペプシで通しました。
◎普通の食事をする場合は乗車の一時間以上前には食べ終わるようにしましょう。下痢ピーになる場合はそれくらいで前兆があるので、全部出しておきましょう。
◎ベトナム移動中に会った日本人女性も、途中で買ったサンドイッチは、具は外してパン部分だけ食べていました。「ん〜ん、旅慣れてるな」と思いました。
◎今回の旅は移動中心なので食事には気を使いました。旅の面白さが半減したと思いますが、やむを得ません。 -
<2009年3月6日・5日目>中国からベトナムへ
■中国・ベトナム国境手前でバスを降りてカートに乗って中国の出国手続きを済ませ、徒歩でベトナムの入国チェックに向かいます。
■中国のバスを降りて中国の出国チェックに向かうカートに乗るときに「河内(ハノイ)」と書いた首から下げる札を手渡されますので見えるように首にぶら下げます。これで「ああ、あいつはハノイへ行くんだな」と、いわば「迷子防止カード」のようなものです。
■ベトナム入国の窓口は順番待ちなどしていたらいつになるのか分からない大混乱無秩序状態です。遠慮なんか要らないので人ごみをかき分けて進みます。
■ベトナムの出入国カードは、嫌がらせのように、なぜか一番奥のカウンターの前にありました。
◎カードに記入したら窓口に差し出しますが、係員は何十冊ものパスポートをまとめてチェックするので、これまた順番などは関係ありません。
◎係員はパスポートの束を抱えて、あっちに行ったりこっちに来たりと歩き回るので、自分のパスポートが今どこにあるのかカウンターにへばりついてしっかりと見ておきましょう。
中国出国税:90元(だったと思います)
■この続きベトナム編はこちら→ http://4travel.jp/traveler/chitoshi/album/10348345/
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