2009/06/07 - 2009/06/08
17009位(同エリア18873件中)
ちゃおさん
千曲川の上流1450mの標高にかかる木の橋を渡ると、ここからは一気に十文字峠までの急坂になる。
100名山を既に踏破しているマッチャンの先頭で、最初の内はゆっくりとペースを整えながら登って行く。当方に取ってもこのペースならついて行けそうだ。
今日の日曜日、大勢の下山者と行き交う。土日をかけて登山した小人数のグループから30名を越すような大グループまで続々降りてくる。
登山が昨日で無くてよかった。昨日だったら山小屋も超満員で、又々窮屈な思いをしたに違いない。リーダー鳥さんの選択に感謝しなくては。
ゆっくりなようでいて、結構スピードがあるのか、何組かの登山グループを追い抜くことはあっても、下から追いかけてくる登山者に追い抜かれることはなく、登山口から約2時間の行程で、十文字峠に到着する。
十文字峠、1950mの高さがあるが、ここへ来るまでの途中、白樺、ダケ樺の新緑の林の中、目が洗われるような表現がピッタリの若葉の中を歩いてきたが、今まで姦しく鳴いていた河鹿もこの高さまではやってこない。
山梨、信州の山では梅雨前の今頃の季節、1500m前後の高さには蝉の鳴き声よりもけたたましく河鹿がないている。蝉も河鹿も季節性のもの。初夏の河鹿、夏の蝉、の季節を過ぎるとぴったりと泣き止んでしまう昆虫の習性、命の循環。今頃の山を登るといつも想起する。
十文字峠は、目の前に咲く三つ葉ツツジがやや薄暗い森林の中に紫色を浮かび上がらせ、静寂の中に包まれている。
ここから先十文字小屋まではほぼ平坦に近い山道で、漸く登りつめた高度差500mの急坂に皆ほっとした表情を浮かびあがらせていた。気持ちよい汗だ。
<夏蝉の ごとし河鹿の 大斉唱 >
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
7