2008/01/01 - 2008/01/08
44位(同エリア183件中)
ヴィータさん
お正月。アマンリゾートの中では珍しい、テントのヴィラが異彩を放つ、モヨ島アマンワナへ。
野趣溢れた離島のビーチ・リゾートは、「安らぎの森」というその名の通り、せわしい日常を忘れさせてくれる、癒しの楽園だった。
雨季であろうが、どんなに遠い道のりだろうが関係なし。
何もしない贅沢を味わいながら、心と身体の筋肉がゆるみ、ゆるくなりすぎて、数キロは確実にデブってしまう、アマンワナ。
前泊のカユマニス・ヌサドゥア(1泊)+アマンワナ(3泊)+後泊のアマヌサ(2泊)と共に、6泊8日の極上の休日をお届けします!
アマンワナHP:http://www.amanresorts.com/amanwana/home.aspx
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2008年元旦。別荘(もちろん国内)のリビングで、初日の出を拝む。
そのまま憧れのアマンワナに向けて、成田へと車を走らせる。 -
ガルーダ・インドネシア航空のビジネスクラスでバリへ。
バリは2度目なので、その辺の行程は省略。
夜、ヌサ・ドゥアにあるカユマニス・プライベート・ヴィラに到着。
結構人気のあるスモール・ラグジュアリー系のヴィラタイプホテルだが、夜なので、まったくその良さを堪能できず。
広々としたリビングで夜食を食べ、さっさと寝る。
心はもうアマンワナへ飛んでいる。 -
とは言いつつ、ワナへの前泊にしては高いホテルを選んでしまったので、翌朝、少しでも堪能しようとしたのですが・・・
プライベート・プールの水面に降り注ぐ雨。
そう、今は雨季。 -
こちらはベッドルーム棟。
でも写真を撮る暇もないほど慌しく出発の準備。
んーやっぱりムダに広くて高いホテルを選んでしまったか?(反省) -
リビング棟内部。
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ダイニングスペースで朝食。でも、ギリギリまで寝ていたために、ゆっくり食べる時間もない!
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半分くらい残すハメになったような・・・
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夫のドンに急かされながら、マイ・ヴィラから飛び出して------
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リゾート内がどんな感じだったのか、じっくり見る暇もなく・・・・
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雑誌などでよく紹介されている人気のレストランの外観写真だけを撮り、
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なんとかそのレストランのオープンエアスペースを道から撮り、
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レセプションへと急ぐ。
夫のドンに「写真なんか撮ってる暇ない、早く!」と腕を引っ張られながら。 -
カユマニスにアマンワナのお迎えが来てくれて、デンパサール空港へ。
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雨季はアマンワナ直通の水上セスナ機が飛んでいないので、小型機で一旦スンバワ島へ。
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1時間も乗っていなかったような気がする・・・とにかく慌しかったので、遠いと感じる余裕もなかった。
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スンバワの街中を、アマンワナのお迎えの車で走り抜け、「大丈夫か?!こんなゆとりがなくて・・・アマンに行くのに、アマンに行くのに」と笑うドン&ヴィータであった。
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すると・・・お?車が突然スピードを落とし・・・ん?景色が、いや、空気が急に変わったような・・・・。
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滑るように車が入って行った先には------
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モヨ島に向かう船の発着所、アマンワナの専用ラウンジ。
車を降りて、アマンのスタッフたちが、アマンスマイルで迎えてくれる。「welcome」
その瞬間、ふーっと肩の力が抜けた。急に、時間の概念が消えた。
不思議だなぁ、このけれんみのない空間演出とホスピタリティのなせる技だろう。静けさが漂うその場所で、しばし、佇む。 -
オープン・エアのラウンジで、1杯。
冷たいおしぼりが清涼感を与えてくれる。
バーテンダーとお喋りをしながら、船の準備が整うのを待つ。先ほどまでの慌しさはどこへやら、あー、もう既に癒されてます私達。
ここで、ボートスタッフのラムリさんとドンが仲良しに。釣の話で盛り上がり、後で一緒に釣りをしようと約束。 -
そして、出発。
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船内もエレガント。
と、思ったら、やっぱり雨季。風雨に晒された船は、揺れる、揺れる、揺れる!
階下のベッドルームで休んだものの、右へ左へ跳ね飛ばされて、トイレに行こうと立ったら、壁に右後頭部を激突。体勢を立て直そうとしたら、壁に左後頭部を激突。
睡眠不足の上、ラウンジでビールを飲んでしまったドンは、強烈な船酔いに襲われ、吐く、吐く、吐く。
やっぱりこの旅、大丈夫なのか?ドン&ヴィータ! -
と憂いていたら、ようやくリゾートが見えてくる。
モヨ島アマンワナは、晴れてこそいないが、静けさが漂い・・・・ -
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美しい。でも実はこれ、スタッフ用の船着場。
ゲスト用のフォトジェニックなジェッティ(桟橋)は、台風で粉砕されてしまって、こちらしか使えないとのこと。
やっぱり、やっぱり、大丈夫か?ドン&ヴィータ! -
でも、不思議と辛くない。
骨折して松葉杖をついているGMに「ウェルカム・トゥ・ジャングル」と迎えられる。
バイクで事故ったらしいが、GMが松葉杖って・・・ホ、本当に大丈夫か?ドン&ヴィー・・・!
だが、ウェルカムドリンクを手にリゾート内に踏み入ると、目に飛び込むこの光景。 -
心配ごとなど吹っ飛び、心躍らせ歩いていくと・・・・
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見えてきました!
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そう、これが、今回のマイ・ヴィラ。
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入り口には、足を洗う水桶。
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そっと、扉を開けると・・・
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この広さ。静けさ。
シンメトリーな空間。
美しい。やっぱりこれだけで癒されます。 -
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てんこ盛りのウェルカムフルーツと、ウェルカムシャンパン。
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麦藁帽子やサンダル、パレオ、ビーチバッグが置かれています。
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レターセットの上にある、布でできた巻物を開くと、
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アマンワナのリゾート地図。
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鍵は、動物をモチーフにしているアマングループ。
アマンワナは鹿です。
(残念ながら、島に棲息している鹿には会えませんでしたが) -
広々としたシンメトリー・ソファでひと息ついていると・・・・
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窓に、猿。
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若い雌猿。
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雄猿。
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親子猿。
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ダンシング猿。
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ウェルカムフルーツを狙っているらしい。
野生の猿に、餌はやらん!
媚びてもダメ。あげたいけど・・・あげちゃいけないから、やらんのだ!
(と叫んでいたら、翌日到着した日本カップルが、大喜びで餌をあげてました。結果、大変な騒ぎに。集団で襲う猿たちに怒るカップルでしたが、猿ではなく、餌を与える方が悪いのですよ、ハイ) -
猿軍団が諦め帰って行ったところで、いよいよビーチに出てみる。
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右を見ても誰もいない。
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左を見ても誰もいない。
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ビーチは白砂ではない。貝や珊瑚の欠片が混ざっているので、裸足では歩けない。
でも、それが、豊潤な珊瑚と生き物たちの海を期待させる。 -
初日は何もせず、日が暮れたところで、島唯一のレストランへと赴く。
ここもオープンエア。
採光も少なく、静寂だけが漂う。
アマンワナは3食付(フルボード)。黒板に書いてあるメニューから、好きなものを、好きなだけ頼んでいい。
メニューにないものでも、リクエストすればつくってくれる。
これが、たった数日でも激太りするワナ・マジック。
無制限に食べてしまう。 -
静寂しか存在しないこの島では、夜になると、自然と眠くなる。
テレビもない。うん、眠ろう。何も考えず。
と、パラパラと、テントを叩く、雨の音。
ジャングルの子守唄だ。
室内にいて、こんな風に雨の音を近くに感じながら眠れるとは・・・感嘆している間に、深い眠りに落ちた。 -
あ、その前に・・・・
レストランから戻ると、ベッドに、贈り物が。 -
ナチュラル素材の、amanwanaと描かれたメモ帖。
心憎いサプライズは、デザインセンスも素晴らしい。
実はこのサプライズ、毎夜続く。
エプロン、孫の手・・・
いいんんだなぁ、これが。温もりのある素材とデザインで。
大切に大切にとっておこう。 -
こちらもシンメトリーのダブルシンク。
アマンワナには、お風呂がない。シャワーしかないのだ。
行くまではそれが気になっていたが、行ってみると、まったく気にならない。
バスタブは目の前に広がる海だそうだ。 -
置物。
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なぜか幾つも、置物。
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深く深く眠り、翌早朝、目覚めると、
頼んでおいた洗濯物が、素敵なケースに入って届く。
ランドリーは無料。パンツやストッキングも洗ってくれる。しかし、こんな風に大仰に下着を届けてもらうと、ちょっと気恥ずかしい。 -
たむろっているお猿に挨拶し、レストランへ。
なぜかこのリゾート、やたらお腹が減る。
朝は食が進まない私達が、もう6時過ぎにはレストランに行って、オープンを待ち構えてしまう。
だから、デブるって。 -
何もないと、人は「食」という、根源的な欲求を満たそうとするのでしょうか。
食う、寝る。食う、寝る。食う、寝る。
それが人間の自然の姿なのだろう。(と言い訳)
だから、デブるって。 -
食べてしまう自分を戒めつつ・・・
こんなにシンプルなのに、飽きないレストランて、今まであったかな。 -
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バースペース。
外国人ゲストは、暇さえあればここに集って、ワインやシャンパンを飲んでいる。
私達もよく飲んだが、夜になると、このカウンターの下の壁面を、大きな羽虫が埋め尽くす。
それを、ミドルサイズのヤモリ(?)が、とにかく舌を伸ばし、食べる、食べる、食べる。
数十羽・・・や、百は軽く超えてるぞ。それでもまだ食べる、食べる。
どうなってんだ?ここの食事情は! デブるってヤモリ。 -
とにかく気持ちいいので、何度も大きく深呼吸してしまう。さて、ジェッティを覗いてみよう。
ジェッティは、レストランの左手奥の道を歩いていく。 -
さてさて、午後の海の様子はどうだろう?と期待して外へ。
アマンワナで一番したかったこと、それは、シュノーケリング。
色鮮やかな珊瑚やテーブル珊瑚が生きているという、ハウスリーフ。
潜りたい、と気が急いて。 -
しかし、ジェッティの向こう、鈍重な空。
やっぱり、やっぱり、大丈夫か?ドン&ヴィータ! -
けれど、この静謐の島は、ただぼんやりと海を眺めているだけで、心を穏やかにしてくれる。
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お気に入りの一枚を、ラストカットに・・・・
「泳いでみようか」
そう言ったドンに私が頷く。
そして------
[vol.2]アマンンワナの海と、プリミティブなウォーターフォール。癒しのエクスカーションへと・・・・続け!
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