2008/12/27 - 2009/01/02
29位(同エリア148件中)
ぴろろんさん
2008年の年末からデスバレーとサンタモニカへ行きました。西海岸へは何度も行っていますが、デスバレーは初めてです。アメリカの国立公園はすでに数箇所訪れています。どこも自然が雄大で、緑や森がすばらしい所ばかりでした。今回訪れたデスバレーはそのベストシーズンが冬であり、訪れた方々が絶賛されているのを見て、行っていよう!ということになりました。実際、その景色は異質なものでまるで違う惑星に降り立ったかのように、すばらしいものでした。
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関西国際空港から、サンフランシスコで乗り継ぎ、ラスベガスがゲイトシティとなりました。今回はUAのエコノミークラスを予約し、1Kのシステムアップグレードを利用して、マイルを使わずに往復のビジネスクラスの旅が実現しました。しかも、機体は新しいビジネスクラス搭載で、180℃フルフラットのシートです。感激して、たくさん写真を撮っていたら、パーサーの方も私たちを撮ってくださいました。
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スクリーンも以前よりかなり大きくなり、映画もドラマもオンデマンドで楽しめるようになりました(これはUAが遅れていたのです)。スペースを有効に使うためか、座席によっては後ろ向きの配置になります。私たちも後ろ向きは敬遠し、前向きの座席を予約していましたが、私の座席のリクライニングが壊れていて、後ろ向きの座席に変わるはめになってしまいました。ただ、そのほうがよかったです。前向きの座席でも、通路を挟んで後ろ向きの他の乗客と視線が合ってしまうことがたびたびあり、気を使ってしまいます。変わった座席は2階の一番後ろなので、誰とも視線を合わすことが無く、この座席が気に入って、帰りもここを予約しなおしました。
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ラスベガスに到着です。
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空港にはいたるとtころにスロットマシンがあり、荷物を受け取るbaggage claimにもずらーっと並んでいました。
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まだクリスマスが終わったばかりなので空港内にもツリーが飾られています。
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さて、レンタカーオフィスへ向かうのですが、各レンタカー会社のバスに乗るのではなく、ラスベガスでは一気にこのレンタカーセンターまで同じバスで向かいます。
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中に入ると各レンタカー会社のカウンターがあるので、そこで手続きということになります。私たちもいつものHerzsに向かいました。
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今回の旅のお供をしてくれるMAZDAの車です。
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しばらく走ると、雪景色の山々が迫って気ました。ちょうど日暮れ時で、美しかったです。
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途中スーパーに立ち寄り、食料品を買い込みました。その駐車場からの眺めも美しかったです。
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今回、デスバレーで宿泊したFurnace Creek Innです。公園内では一番高級なリゾートホテルで、中にはスパもありました。
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到着したのはもう暗く、チェックイン後すぐにホテル内のレストランに予約を入れましたが、予約が取れたのは1時間後くらいでしたので、館内をぶらぶら散策することにしました。ここはホテルのロビー、チェックインカウンターです。
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ホテルの部屋をご紹介。ダブルベットの普通のお部屋です。
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真冬夜は冷えるのでしょうか。砂漠の真ん中ですから。暖炉も完備されていました。
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少しレトロな感じの洗面台です。
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大きなプールもありますが、さすがに泳ぐ人はいませんねぇ。
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さてさて、お待ちかねの晩御飯です。ホテルの中のレストランはここ、1件。クリスマスの飾りつけはありましたが、大変シンプルな装飾です。
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朝食も同じ場所でいただきました。さて、今日はどこに行こうか。
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とりあえず、ビジターセンターで情報収集ですね。ガイドブックは読んできていたので、どうしても行ってみたいところへ普通の乗用車で行くことが出来るのか、レンジャーに聞いてみました。そこは延々と未舗装道路が続きしかも劣悪なので、パンクするかも、と。予備のタイヤが2個以上ないと、だめだよ。といわれ、あっさりあきらめました。
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ということで、まずはScotty's Castleに行くことにしました。ビジターセンターから40キロくらいだったでしょうか。デスバレーに着いてから、初めての園内ドライブです。すごい景色の連続で本当にびっくりと感動の連続です。青い空に茶色の無機質な岩山。それでいて同じ景色はなく、どこを見ても絵になる風景です。
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ここは、とある大金持ちの別荘として建てられ、その内装は贅沢を極めているものでした。1時間ほどのツアーが定期的に出ているので、参加すると内装が見られます。
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ツアーの開始です。両方の建物の内部をガイドしながら見せてもらえます。
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リビングルームです。スペインから取り寄せた装飾品が並んでいました。
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なんともヨーロピアンなダイニング。
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ここは音楽ルームで、自動演奏のピアノとかオルガンがありました。ツアーは12ドルくらいだったと思います。
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Scotty's Catsleをあとに次は「悪魔のコーン畑」に向かいます。どこに行くにも、こんな風景。言葉にならないほどの美しさです。
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アローウィードと呼ばれるこの植物が「悪魔のコーン畑」の正体です。水が少なくても生きられる砂漠の植物の一種です。見渡す限りこの植物が広がっています。
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「悪魔のコーン畑」のすぐ近くに「Sand Dunes」という砂漠が広がる地帯があります。風に強い季節には帰れなくなって死んだ人もいるとか。この日は見通しもよくしばらく砂漠を歩いてみることにしました。
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遠くまで歩いている人の姿もちらほらありました。ただ、どこまで行っても同じ景色なので、しばらくして引き返すことに。この時期、ハイキングにはちょうどよい気温だったので、気持ちよかったですが、真夏は50度まであがるとか。
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次に向かったのが「Salt Creak」という小さな小川です。砂漠のなかのオアシス、という感じですが、本当に水は少ない。しかもこの季節しか水はなく、夏にはもちろん干上がってしまうとか。
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小川に沿って、ウッドデッキが続いています。よくよく中をのぞいてみると、小さな魚?おたまじゃくしみたいなのが、動くのが確認できました。
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さてさて、そろそろお昼ごはんです。Furnace Creak Ranchと呼ばれる、公園の中心地には、数件のレストランやマーケット、ガソリンスタンド、宿泊施設があり、昼も夜もにぎわっています。その中の「Forty-Niner Cafe」で昼食を摂ることにしました。
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カジュアルな店内で、テーブルは園内の地図になっています。行ったところの確認と、お昼からの計画を練ります。
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カウンター席は空いていましたが、そのほかのテーブルは満席で、空席待ちも見かけました。
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次の目的地へ向かう途中にふらりと立ち寄った「Golden Canyon」です。岩山と岩山の間を歩くトレイルのようでした。
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ずっとこんな風景が続きます。
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この景色を見ているうちに、どこかで目にした風景と似ていることに気づきました。私の大好きな映画「スターウォーズ」第1作です。砂漠の中を大きなサンドクローラーがのっしりと走り、小さな原生生物、ジャワが廃棄物を集めるシーンやオビワンが隠居生活をしている周辺のシーンにとても似ていました。日本に帰ってから調べると、まさしくそのシーンをこの公園で撮影した、との秘話を確認して、なんだかとてもうれしくなりました。
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次に向かったのが「悪魔のゴルフコース」とよばれるところです。
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ごつごつとした、岩のような砂のような、岩塩のようなものが広がっています。悪魔ならここでもゴルフができる、ということでしょうか。少し歩いてみましたが。足元が安定せず、なんとも歩きにくい。ましてやゴルフなんて…。
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そろそろ夕暮れが近づいてきました。ここは「Bad Water」と呼ばれているところで、公園内で一番の見所です。というのは、ここが西半球で一番海抜の低い地点で-88.4mだそうです。
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これが-88.5m表示です。あまりぴんとはきませんが。
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ここは大昔は海だったそうで、干上がって、塩で覆われています。ちょっとなめてみましたが、塩辛い、というより苦い、という感じでした。
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さて、日没の時間です。どこで夕日をみようか、と考えて、Dantes Viewに向かいました。ここは園内でもっとも標高が高いので、きっとすばらしい夕日が見られるだろうと。ただ、ちょっと遅かったかな。
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山々がきれいに染まっているのは見れましたが、沈んでいく瞬間には出会えなかったのです。ちょっと残念でした。じゃあ、明日の朝、SunRiseを見にくるとしますか。
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ということで、今日の夕食の話になりました。昨日はホテルのレストランだったので、ちがうところがいいよね、ということで昼食を食べたFurnace Creak Runshにやってきました。「Wrangler Steakhouse」でステーキをいただくことに。ここでも1時間ほど空席まち。
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席待ちのあいだ、隣の土産物屋さんへ。
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やっとレストランにはいれましたが、品切れ続出で。思ったものが食べられませんでした。オンシーズンって大変です。
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翌日6時に起きて、早速Dantez Veiwに向かいました。ちょうど朝日が昇る直前に到着。すばらしい朝焼けを目にすることが出来、感激です。
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朝焼けに染まる雪景色の山々は本当に美しく、時間とともに色が変わり、感動でした。ただ、風も強く、寒くて寒くて、もっぱら車の中から眺めていました。
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その帰りはZabrinskie pointに寄りました。ここも朝焼けが素晴らしいとか。次回のお楽しみということで。
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さて、ホテルをチェックアウトした後、Artist Paletteを観光して一路サンタモニカに向かいます。最後に訪れたここも素晴らしかったです。いろいろな色の鉱石が表面に現れて自然の芸術品が出来上がっていました。今回2泊の滞在でしたが、やはり足らなかったですね。また訪れてみたい場所のひとつになりました。
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Artist Paletteの帰りの道ですが、この風景が一番感動したでしょうか。とにかくここが地球とは信じられない風景でした。
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