熊本旅行記(ブログ) 一覧に戻る
業務繁忙期がようやく一段落し、なんとか代休がもらえた。<br />登りたい山があるのだけど、せっかくだからアプローチも。

ハチロクでGo!

9いいね!

2009/05/23 - 2009/05/25

3985位(同エリア7886件中)

8

80

めもる

めもるさん

業務繁忙期がようやく一段落し、なんとか代休がもらえた。
登りたい山があるのだけど、せっかくだからアプローチも。

一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
JALグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩

PR

  •  ぎりぎりになってからのマイル航空券申し込み<br />だったので、本来は熊本空港を使いたいところ<br />だけれども取れず。<br /> やむを得ず最終便で鹿児島空港へ行き、市内へ。<br />チェックインだけして町へ出る。昼食を摂って<br />いないし、翌朝早く出る上に市内には戻らない<br />ので、鹿児島らしい食べ物をちょっとくらいは<br />食べておきたい。<br /> ホテルにわりあい近いラーメン屋「小金太」で<br />とんこつ入りラーメンをいただく。豚骨は骨まで<br />やわらかくておいしかったけど、遅い時間ならば<br />Sサイズにすべきだった。かなりおなかがヘビー。

     ぎりぎりになってからのマイル航空券申し込み
    だったので、本来は熊本空港を使いたいところ
    だけれども取れず。
     やむを得ず最終便で鹿児島空港へ行き、市内へ。
    チェックインだけして町へ出る。昼食を摂って
    いないし、翌朝早く出る上に市内には戻らない
    ので、鹿児島らしい食べ物をちょっとくらいは
    食べておきたい。
     ホテルにわりあい近いラーメン屋「小金太」で
    とんこつ入りラーメンをいただく。豚骨は骨まで
    やわらかくておいしかったけど、遅い時間ならば
    Sサイズにすべきだった。かなりおなかがヘビー。

  •  翌朝、鹿児島中央駅へ。市電に乗ったものの、<br />ばんばんバスが通り過ぎていき、選択を誤ったな<br />と、ちょっと後悔。

     翌朝、鹿児島中央駅へ。市電に乗ったものの、
    ばんばんバスが通り過ぎていき、選択を誤ったな
    と、ちょっと後悔。

  •  鹿児島中央からは九州新幹線「つばめ」に乗車。<br />ホームに柵があって列車の先頭が撮れないので、<br />側面写真になってしまった。

     鹿児島中央からは九州新幹線「つばめ」に乗車。
    ホームに柵があって列車の先頭が撮れないので、
    側面写真になってしまった。

  •  新八代でリレーつばめに乗り継ぐ(乗継ぎ時間が<br />短いので写真なし)。いきなり熊本へ着いてしまう<br />という、たいへん乱暴な展開に(すみません…)。<br /> 熊本からは展望車つきの客車に乗車。

     新八代でリレーつばめに乗り継ぐ(乗継ぎ時間が
    短いので写真なし)。いきなり熊本へ着いてしまう
    という、たいへん乱暴な展開に(すみません…)。
     熊本からは展望車つきの客車に乗車。

  •  客車を牽くのはSL・8620形の58654号機。<br />通称「ハチロク」。機関車は「D51 498」の<br />ように、機関車形式+車輌製造順というように<br />表記されるのが通常だが、数字だけどんどん<br />増やすと、8700番台で別の形式とバッティング<br />してしまうため、8699までカウントしたあとは<br />位をひとつ追加して「18620」と表記している。<br />58654号機はこの形式の435番目の機関車になる。

     客車を牽くのはSL・8620形の58654号機。
    通称「ハチロク」。機関車は「D51 498」の
    ように、機関車形式+車輌製造順というように
    表記されるのが通常だが、数字だけどんどん
    増やすと、8700番台で別の形式とバッティング
    してしまうため、8699までカウントしたあとは
    位をひとつ追加して「18620」と表記している。
    58654号機はこの形式の435番目の機関車になる。

  •  これまでいろんなおじいちゃん機関車が登場<br />してきたけれど、そんなもんは彼にとっては若僧。<br />生まれは大正11年11月18日、御歳なんと86歳。<br /> 体調不良で4年前に一度引退したが、復帰を<br />望む多くの声にJR九州が応えて、大がかりな<br />修復の上でこの4月から「SL人吉」として復活<br />してくれた。

     これまでいろんなおじいちゃん機関車が登場
    してきたけれど、そんなもんは彼にとっては若僧。
    生まれは大正11年11月18日、御歳なんと86歳。
     体調不良で4年前に一度引退したが、復帰を
    望む多くの声にJR九州が応えて、大がかりな
    修復の上でこの4月から「SL人吉」として復活
    してくれた。

  •  ホームにも復活を祝うタペストリーが。

     ホームにも復活を祝うタペストリーが。

  •  JRの運転所にもお祝いムード。

     JRの運転所にもお祝いムード。

  •  せっかくこの列車に乗るならと、復活記念で<br />作られた、Laundryの限定Tシャツを着用。<br />これで車内の注目を独り占めだぜと思っていたが、<br />もう1人このTシャツを着て乗っている人がいた。<br />視線が半分になってしまって残念(笑)。

     せっかくこの列車に乗るならと、復活記念で
    作られた、Laundryの限定Tシャツを着用。
    これで車内の注目を独り占めだぜと思っていたが、
    もう1人このTシャツを着て乗っている人がいた。
    視線が半分になってしまって残念(笑)。

  •  ちなみに図柄を拡大すると。ちゃんと車体の<br />番号がわかるようになっています。

     ちなみに図柄を拡大すると。ちゃんと車体の
    番号がわかるようになっています。

  •  バック面はこんな感じ。

     バック面はこんな感じ。

  •  ホームも、車内も、車体も、人・人・人…。

     ホームも、車内も、車体も、人・人・人…。

  • 「86(はちろく)」をデザインしたマーク。<br />(左)

    「86(はちろく)」をデザインしたマーク。
    (左)

  •  メープルウッドを使った明るい車内。天井には<br />「86」のマークがずらりと並ぶ。

     メープルウッドを使った明るい車内。天井には
    「86」のマークがずらりと並ぶ。

  •  そうこうしているうちに出発時間。甲高い<br />汽笛を一声、出発進行。大きな機関車とは<br />ずいぶん違う汽笛の音がするものだ。<br /> アテンダントさんが乗車記念のパンフレットを<br />配布にきてくれた。

     そうこうしているうちに出発時間。甲高い
    汽笛を一声、出発進行。大きな機関車とは
    ずいぶん違う汽笛の音がするものだ。
     アテンダントさんが乗車記念のパンフレットを
    配布にきてくれた。

  •  検札が終わって車内探検に出かける。2号車の<br />連結部分にはのれんがついている。ちょっとほしい<br />かも(笑)。

     検札が終わって車内探検に出かける。2号車の
    連結部分にはのれんがついている。ちょっとほしい
    かも(笑)。

  •  車内にはSLを描いた絵画や

     車内にはSLを描いた絵画や

  •  SLの模型がたくさん展示されている。

     SLの模型がたくさん展示されている。

  •  観光路線図。こういったものも配布してくれると<br />いいなあ。

     観光路線図。こういったものも配布してくれると
    いいなあ。

  •  1号車の展望スペースへ。「58654」のプレートが<br />輝く。

     1号車の展望スペースへ。「58654」のプレートが
    輝く。

  •  3号車には、鉄道に関する書籍・絵本を集めた<br />「SL文庫」が設けられている。小さい子や大人が<br />入れ替わりページを繰っていた。

     3号車には、鉄道に関する書籍・絵本を集めた
    「SL文庫」が設けられている。小さい子や大人が
    入れ替わりページを繰っていた。

  •  ビュッフェカウンター。アテンダントさんが<br />外に向かって手を振っている。今回の復活に<br />際し、JR九州と沿線自治体で「手を振レール」<br />運動を行っていて、車内の外から、中から手を<br />振り合おうとのアナウンスがあった。

     ビュッフェカウンター。アテンダントさんが
    外に向かって手を振っている。今回の復活に
    際し、JR九州と沿線自治体で「手を振レール」
    運動を行っていて、車内の外から、中から手を
    振り合おうとのアナウンスがあった。

  •  カウンター前には大きな58654のタペストリー。

     カウンター前には大きな58654のタペストリー。

  •  ビュッフェの販売品はしゃれたショーケースで<br />展示されている。単にカウンターでお品書きを<br />見るだけよりも気分が高まる。

     ビュッフェの販売品はしゃれたショーケースで
    展示されている。単にカウンターでお品書きを
    見るだけよりも気分が高まる。

  •  気分が高まったので、小町麦酒「エール」を買って<br />いただく。エールだけどそんなに濃さは感じず、やや<br />すっきり系。

     気分が高まったので、小町麦酒「エール」を買って
    いただく。エールだけどそんなに濃さは感じず、やや
    すっきり系。

  •  熊本で少し空席があった車内は、新八代で<br />新幹線からきた団体客があり、満席になった。<br />肥薩線の起点駅・八代で8分間の停車。

     熊本で少し空席があった車内は、新八代で
    新幹線からきた団体客があり、満席になった。
    肥薩線の起点駅・八代で8分間の停車。

  •  ふだんは立売りなんてしていないだろうけれど<br />SLの旅気分を盛り上げるために(売上もあげる<br />ために・笑)駅弁のホーム立売りをしてくれている。

     ふだんは立売りなんてしていないだろうけれど
    SLの旅気分を盛り上げるために(売上もあげる
    ために・笑)駅弁のホーム立売りをしてくれている。

  •  停車時間でも機関士さんは休みはない。<br />機関車にごはんをせっせとあげている。

     停車時間でも機関士さんは休みはない。
    機関車にごはんをせっせとあげている。

  •  休んでいるわけではありません。計器を見つめる<br />目は真剣です。

     休んでいるわけではありません。計器を見つめる
    目は真剣です。

  •  第一のハイライト、第一球磨川橋梁が近い。<br />いそいそと展望車へ行く。鎌瀬駅を通過し、<br />鉄橋へ。

     第一のハイライト、第一球磨川橋梁が近い。
    いそいそと展望車へ行く。鎌瀬駅を通過し、
    鉄橋へ。

  •  まずは入口のデッキガターを渡り、

     まずは入口のデッキガターを渡り、

  •  鉄橋だ、鉄橋だ、楽しいな♪

     鉄橋だ、鉄橋だ、楽しいな♪

  •  この鉄橋は明治41年に竣工。ニューヨーク<br />生まれで、橋の端が斜度60度に切り立って<br />いるのが特徴。この構造の橋は球磨川第一・<br />第二の2本しかないらしい。

     この鉄橋は明治41年に竣工。ニューヨーク
    生まれで、橋の端が斜度60度に切り立って
    いるのが特徴。この構造の橋は球磨川第一・
    第二の2本しかないらしい。

  •  日本三急流の球磨川にも渡し船が残る。最後の<br />渡し船をやっているのは、その名も「球磨川八郎」<br />さんとのこと。渡し船の小屋と船が見えた。<br /> 八郎さんは残念ながら外にはいらっしゃらなかった。

     日本三急流の球磨川にも渡し船が残る。最後の
    渡し船をやっているのは、その名も「球磨川八郎」
    さんとのこと。渡し船の小屋と船が見えた。
     八郎さんは残念ながら外にはいらっしゃらなかった。

  •  急流ですよ、急流。

     急流ですよ、急流。

  •  白石駅で停車。「明治のクラシックな駅舎を堪能<br />できます」とパンフレットに書いてあるけど…

     白石駅で停車。「明治のクラシックな駅舎を堪能
    できます」とパンフレットに書いてあるけど…

  •  3分停車のところが2分停車になってしまい、<br />アテンダントさんが出発の鐘をからんからんと<br />鳴らす。あわてて車内に戻る。

     3分停車のところが2分停車になってしまい、
    アテンダントさんが出発の鐘をからんからんと
    鳴らす。あわてて車内に戻る。

  •  球磨川下りのラフティングボート。このあと、<br />ボートから「手を振レール」してくれた。<br />

     球磨川下りのラフティングボート。このあと、
    ボートから「手を振レール」してくれた。

  •  一勝地で10分停車。アテンダントさんにお願いして<br />かわいらしい姿を1枚。

     一勝地で10分停車。アテンダントさんにお願いして
    かわいらしい姿を1枚。

  •  編成を撮ってみようと、向かいのホームへ。<br />停車用の標識ポールがじゃまだなあ…。

     編成を撮ってみようと、向かいのホームへ。
    停車用の標識ポールがじゃまだなあ…。

  •  ホームのコスモスを入れて1枚。まだ初夏だけど。<br />

     ホームのコスモスを入れて1枚。まだ初夏だけど。

  •  水のしたたり落ちる動輪。

     水のしたたり落ちる動輪。

  •  2時間半の旅もあっという間に終わり、人吉に到着。<br />

     2時間半の旅もあっという間に終わり、人吉に到着。

  •  編成撮影に再度挑戦。煙が流れてきてなかなか<br />うまくいかない。

     編成撮影に再度挑戦。煙が流れてきてなかなか
    うまくいかない。

  •  これがせいいっぱいかな…。

     これがせいいっぱいかな…。

  •  SLの旅は終わっても、機関士さん達の仕事はまだ<br />終わらない。

     SLの旅は終わっても、機関士さん達の仕事はまだ
    終わらない。

  •  2年ぶりの人吉。人吉といえば球磨川。

     2年ぶりの人吉。人吉といえば球磨川。

  •  コンビニに入ると、ベーカリーもやっている。<br />巨大なメロンパンが売られていてびっくり。<br />

     コンビニに入ると、ベーカリーもやっている。
    巨大なメロンパンが売られていてびっくり。

  •  そして熊本ラーメン「黒亭」のカップ麺が。<br />ほんとは買いたかったけれど、翌日の登山に<br />じゃまになるので、泣く泣く見送り。

     そして熊本ラーメン「黒亭」のカップ麺が。
    ほんとは買いたかったけれど、翌日の登山に
    じゃまになるので、泣く泣く見送り。

  • 「SL人吉」の車内でもらったパンフには、ターン<br />テーブルでSLを回すところを見ることができると<br />書いてある。見てみたいなと思って行ってみるけど、<br />ハチロクは機関庫に入ってなかなか出てこない。<br />待っていると、少しずつ火を落としはじめている<br />ような感じ。<br /> こちらに向かってきた職員の方に尋ねたところ、<br />1時間ほど後で行うとのこと。列車に乗らなければ<br />ならないので、泣く泣くあきらめた。

    「SL人吉」の車内でもらったパンフには、ターン
    テーブルでSLを回すところを見ることができると
    書いてある。見てみたいなと思って行ってみるけど、
    ハチロクは機関庫に入ってなかなか出てこない。
    待っていると、少しずつ火を落としはじめている
    ような感じ。
     こちらに向かってきた職員の方に尋ねたところ、
    1時間ほど後で行うとのこと。列車に乗らなければ
    ならないので、泣く泣くあきらめた。

  •  人吉駅の売店には陶器のSL型容器に入った<br />球磨焼酎が売られていた(買っていないけど)。

     人吉駅の売店には陶器のSL型容器に入った
    球磨焼酎が売られていた(買っていないけど)。

  •  観光案内所には球磨焼酎がずらりと並ぶ。ここで<br />販売してはいないみたいだけれど。

     観光案内所には球磨焼酎がずらりと並ぶ。ここで
    販売してはいないみたいだけれど。

  •  人吉で「いさぶろう3号」に乗り継ぎ。この列車は<br />3年前に逆向きの「しんぺい」で乗っている。

     人吉で「いさぶろう3号」に乗り継ぎ。この列車は
    3年前に逆向きの「しんぺい」で乗っている。

  •  その時は指定券を取っていたけど、今回は横着して<br />指定券を取っていない。自由席は車端部分のロング<br />シートのわずか7席しかなく、すでに先客がいた。<br /> 今日は本来の2輌編成の後ろに、ディーゼルカーを<br />増結して自由席に充てている。「いさぶろう」車輌と<br />違って、転換クロスシートが並ぶだけの一般車輌だが<br />2ボックスだけなんと畳シートがあった。まよわず<br />こちらの席をいただく。

     その時は指定券を取っていたけど、今回は横着して
    指定券を取っていない。自由席は車端部分のロング
    シートのわずか7席しかなく、すでに先客がいた。
     今日は本来の2輌編成の後ろに、ディーゼルカーを
    増結して自由席に充てている。「いさぶろう」車輌と
    違って、転換クロスシートが並ぶだけの一般車輌だが
    2ボックスだけなんと畳シートがあった。まよわず
    こちらの席をいただく。

  •  人吉駅では3年前とかわらず(3年前どころか、<br />もっと前からかわらず)駅弁の立ち売りのおじさんが<br />がんばっている。

     人吉駅では3年前とかわらず(3年前どころか、
    もっと前からかわらず)駅弁の立ち売りのおじさんが
    がんばっている。

  •  立ち売りのおじさんには申し訳ないけれど、お昼は<br />SL人吉で買った「おごっつお弁当」。<br />

     立ち売りのおじさんには申し訳ないけれど、お昼は
    SL人吉で買った「おごっつお弁当」。

  •  人吉市にある国宝青井阿蘇神社の「おくんち祭」の<br />ときに食べられてきた弁当を再現したものだという。<br />人吉産の食材にこだわったおにぎり・卵焼き、煮しめ。<br />さすがにさばの竜田揚げだけは人吉産ではないけれど。<br />シンプルでおいしく、500円は安い。

     人吉市にある国宝青井阿蘇神社の「おくんち祭」の
    ときに食べられてきた弁当を再現したものだという。
    人吉産の食材にこだわったおにぎり・卵焼き、煮しめ。
    さすがにさばの竜田揚げだけは人吉産ではないけれど。
    シンプルでおいしく、500円は安い。

  •  まずは大畑駅へ。スイッチバックのレールが近づいてくる。

     まずは大畑駅へ。スイッチバックのレールが近づいてくる。

  •  大畑駅。ここから木造の味わいある駅舎を持つ<br />駅が続いていく。

     大畑駅。ここから木造の味わいある駅舎を持つ
    駅が続いていく。

  •  昔はSLでこの山岳路線を越えていた。<br />その名残の給水塔。

     昔はSLでこの山岳路線を越えていた。
    その名残の給水塔。

  •  停車時間に乗客が顔を洗った手水鉢。今は顔を洗う<br />人は見かけないけれど、水はあいかわらず満たされて<br />いる。

     停車時間に乗客が顔を洗った手水鉢。今は顔を洗う
    人は見かけないけれど、水はあいかわらず満たされて
    いる。

  •  出発進行。スイッチバックをして、来た方向に戻る。

     出発進行。スイッチバックをして、来た方向に戻る。

  •  さらにもう1回スイッチバックして、ここから<br />ループ線を登っていく。

     さらにもう1回スイッチバックして、ここから
    ループ線を登っていく。

  •  ぐんぐん高度を稼ぎ、人吉の街がみるみる低くなっていく。

     ぐんぐん高度を稼ぎ、人吉の街がみるみる低くなっていく。

  •  ループ線の線路は見つけられなかったけれど、<br />上からは先ほどスイッチバックをした線路が<br />見えた。

     ループ線の線路は見つけられなかったけれど、
    上からは先ほどスイッチバックをした線路が
    見えた。

  •  ループ・スイッチバックを登り切り、肥薩線で最も<br />標高の高い駅・矢岳に到着。この木造駅舎も歳月を<br />重ねた味がある。

     ループ・スイッチバックを登り切り、肥薩線で最も
    標高の高い駅・矢岳に到着。この木造駅舎も歳月を
    重ねた味がある。

  •  駅の時刻表。矢“嶽”だったり、午“后”だったり<br />と、駅舎に合わせた味わいに。<br /> それにしても、「いさぶろう」「しんぺい」以外は<br />1日3往復しかない。県境を越えての往来はやはり<br />少ないのだろうか。

     駅の時刻表。矢“嶽”だったり、午“后”だったり
    と、駅舎に合わせた味わいに。
     それにしても、「いさぶろう」「しんぺい」以外は
    1日3往復しかない。県境を越えての往来はやはり
    少ないのだろうか。

  •  矢岳駅にはD51が展示されている。「SL人吉」を<br />牽いた58654号機も、かつてはこの隣に展示されていた<br />のだそうだ。

     矢岳駅にはD51が展示されている。「SL人吉」を
    牽いた58654号機も、かつてはこの隣に展示されていた
    のだそうだ。

  •  ふたたびの日本三大車窓。しかし、残念ながら<br />今日もすっきりと山は見えてくれず。<br /> 霧島連山の最高峰・韓国岳は見えなかったけれど<br />栗野岳(1,094m)がなんとか見えてくれた。

     ふたたびの日本三大車窓。しかし、残念ながら
    今日もすっきりと山は見えてくれず。
     霧島連山の最高峰・韓国岳は見えなかったけれど
    栗野岳(1,094m)がなんとか見えてくれた。

  •  スイッチバックが再び近づいてきた。

     スイッチバックが再び近づいてきた。

  •  真幸駅に進入。

     真幸駅に進入。

  •  真幸駅の駅舎。

     真幸駅の駅舎。

  •  駅構内では地元の物産販売のおばちゃんたちが。<br />乗客が群がり、先を争って買っている。

     駅構内では地元の物産販売のおばちゃんたちが。
    乗客が群がり、先を争って買っている。

  •  「いさぶろう」の終着・吉松駅に到着。

     「いさぶろう」の終着・吉松駅に到着。

  •  こちらの駅名標では「土」に「口」の“よし”と<br />なっている。どちらが正しいのだろうか?

     こちらの駅名標では「土」に「口」の“よし”と
    なっている。どちらが正しいのだろうか?

  •  吉松からは特急「はやとの風」に乗車。

     吉松からは特急「はやとの風」に乗車。

  •  特急といいつつ、最初のうちは各駅に停車。<br />大隅横川駅にはタブレットの受取り器が備え<br />られている。今では生きていないのだろうけど。

     特急といいつつ、最初のうちは各駅に停車。
    大隅横川駅にはタブレットの受取り器が備え
    られている。今では生きていないのだろうけど。

  •  鯉のぼりの町のようで、ホームの金網フェンスには<br />たくさんの鯉のぼりが泳いでいる。

     鯉のぼりの町のようで、ホームの金網フェンスには
    たくさんの鯉のぼりが泳いでいる。

  •  こちらもなかなか味わいのある駅舎だ。<br />しかし、ここから急激に眠くなり、肥薩線<br />終盤戦最大のハイライト・嘉例川駅の駅舎を<br />撮り逃したのはかえすがえすも不覚だった。

     こちらもなかなか味わいのある駅舎だ。
    しかし、ここから急激に眠くなり、肥薩線
    終盤戦最大のハイライト・嘉例川駅の駅舎を
    撮り逃したのはかえすがえすも不覚だった。

  • おまけ<br />SL人吉の乗車証明書とスタンプ

    おまけ
    SL人吉の乗車証明書とスタンプ

この旅行記のタグ

9いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (8)

開く

閉じる

  • Noririnさん 2009/06/13 21:22:58
    このラベル可愛い〜〜♪
    めもるさん こんばんは

    いや〜鉄分満載っすね。
    電車には興味が無いけど、メープルウッドを使った明るい車内は快適どうですね。
    こういう電車に乗って旅をしてみたい!
    駅弁のホーム売りも気分を盛り上げてくれますね。
    こういう旅にはウマイ地ビールが♪
    な〜んか良いぢゃないですか!

    気のせいかアテンダントさんショットが多くないっすか??
    Noririn

    めもる

    めもるさん からの返信 2009/06/16 07:07:30
    小町というより
    おはようございます。
    いつもありがとうございます。

     小野小町というよりは大正ロマンの少女という
    感じですね。肥後小町?

    > いや〜鉄分満載っすね。

     いやいや、そんな。

    > こういう電車に乗って旅をしてみたい!
    > 駅弁のホーム売りも気分を盛り上げてくれますね。
    > こういう旅にはウマイ地ビールが♪
    > な〜んか良いぢゃないですか!

     どうせ同じ場所に行くなら、行く手段にもひと工夫
    したくなるんですよね。気分も盛り上がるし。

    > 気のせいかアテンダントさんショットが多くないっすか??

     気のせいです(笑)。まあ、読者サービスということで(笑)

    めもる
  • ぷぷよしさん 2009/06/09 13:25:14
    私はハチクロが好き♪
    おとーとへ


    SLの旅に出ていたんだ。そうかぁ〜
    私は鉄分多めだけれど、SLはまったくさっぱりなんだよね(^_^;)

    「ハチロク」も「ハチクロ」って読んじゃったし・・・
    あぁ、もう歳かねぇ、、、

    たまにはのんびりゆっくり、鉄道の旅も楽しそう。
    久しぶりに乗り鉄してくるかなぁ(笑)


    あねより

    めもる

    めもるさん からの返信 2009/06/09 23:57:08
    花は美しく 棘も美しく
    どもども。

    > 私は鉄分多めだけれど、SLはまったくさっぱりなんだよね(^_^;)

     もとは自分もそんなにSL好きってわけじゃなかったの
    ですのよ。どちらかといえばブルートレインや、それを
    引っ張る電気機関車から入ったクチでして(にーちゃんと
    一緒)。でも、4トラにはSLばっか載っけているような…。

    > 「ハチロク」も「ハチクロ」って読んじゃったし・・・

     Kさまのようにトレノを思い出す人もいれば、
    ねーちゃんのように祐太とはぐみを思い出す人も
    いて。「ハチロク」からいろんな連想が生まれる
    のねぇ(意味不明)。

    > たまにはのんびりゆっくり、鉄道の旅も楽しそう。
    > 久しぶりに乗り鉄してくるかなぁ(笑)

     やっぱり手強い相手・ムグンファ号か?(笑)

    それともマレー鉄道経由ブンブン行き? おとーと
  • ちふさん 2009/05/31 09:35:21
    SL人吉
    かっこいいですね!
    鉄橋とか川とか、いい風景がばっちりですね!
    そして、アテンダントさんもとてもかわいらしい〜

    いい旅ですねぇ。
    こんな旅をしてみたくなりましたわ。

    私も、思い切って九州に行きたい!

    ちふ

    めもる

    めもるさん からの返信 2009/06/01 22:27:56
    RE: SL人吉
    どうもですー。訪問と書き込みありがとうございました。

    > そして、アテンダントさんもとてもかわいらしい〜

     やはり目がいくのはそこか(大笑)。アテンダントさんは
    1両に1人の割合でいるので、お好みで(笑)。

    > 私も、思い切って九州に行きたい!

     四国・九州アイランドリーグの試合には行かないの?
    (って、熊本や鹿児島に球団ないけど…)

    めもる
  • けーしちょーさん 2009/05/30 20:15:49
    てっきりパンダトレノかと思ってしまいました。
    SLでしたか!!

    しかも、なんだか色々なグッズが盛りだくさんでって
    鹿児島から???

    うむむ、よくわかりませんが
    テツだったんですね。
    そこはよくわかりました。
    丁寧な解説。写真のくふう。駅舎の写真を撮り忘れたことに寄せる自責の念。

    すばらしいSLレポートでした。
    なんかもう、自分が乗ってしまった気分です。

    けーしちょー拝

    めもる

    めもるさん からの返信 2009/06/01 22:23:56
    さすが走り屋
    けーしちょーさま、訪問と書き込みありがとうっす。

     走り屋だ(?)という話はPさまから聞いていたけど、
    車に乗る人は「はちろく」とそういう連想になるのね。
    知人で86トレノに乗っていた人がいたのを思い出し
    ましたわ。

    > 鹿児島から???

     熊本から入りたかったんだけど、今回はマイル航空券で
    熊本便が取れなかったもんで、やむを得ず飛行機の取れた
    鹿児島から行くことになりましたのだ。SLの出発駅は
    熊本です。

    > テツだったんですね。
    > そこはよくわかりました。

     乗るためだけの旅はあまりしないのよ。アプローチを
    するときに、どうせするならそこも楽しもうと思って
    いるわけであって。そこも理解してねん(笑)。

    めもる

めもるさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP