2009/04/24 - 2009/04/28
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Lahiriさん
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2週間の旅行も終盤に入り
とうとうマラケシュに到着
田舎の町でのんびり過ごして来た
私がマラケシュの喧騒に付いていけるだろうか・・・
-
アシラからマラケシュ行きのチケットを購入
前回電車に乗った時は2等車を利用したので、
今回は1等車のチケットを購入
アシラからマラケシュまでは
カサブランカを経由するとはいえ
8時間程の道のり
少しでもストレスレスの環境を求めてしまう
マラケシュでストレスがたまらないわけは無いのだ
1等席の乗り心地は、なかなか快適
6人掛けのコンパートメントの中は若い女性3人と
年配の男性、そして妙齢のマダムが既にくつろいでいた
若い女の子がクロワッサンがたくさん入った袋を
取り出し、皆に勧めてくれる
その様子を見ていたところ、
どうやら皆見知らぬ人同士らしい
私にも勧めてくれたけれど、
あらかじめパンを持ち込んでいたので
丁重にお断りする
モロッコの国民性(宗教性?)で
たくさん持っている人が持っていない人に
分け与えるというのが当然の習慣らしい
隣に座っていたマダムが読んでいたファッション誌も
車内の女性達が皆で廻し読みしていたのも、
同じような理屈だろう
パンにせよ、飲み物にせよ、
旅行中その恩恵にあずかる事の多かった私なので
本当に感謝している
そういえば旅行中もらってばかりいたな
よく手掴みで無造作に触った食べ物を
もらう機会が多く、
「あぁ、その何を触ったのか分からない手で・・・
う〜、そんなにベタベタ触らなくていいのに〜」
と内心思わないわけではないのだけれど、
そんな事を気にしていたら、この国では
楽しく旅行できないんだもの
深く気にしないのがポイント
現にそれが原因で起きたと思われる腹痛は一度も
なかった・・・
他の皆さんが次々と降車した後、
同じくカサブランカまで乗っていた
若い女の子としばらく世間話をする
「フランス人と日本人では、カフェで
同じ物を飲んでも値段が違うことがある」
と積もりに積もっていた愚痴を私が言うと、
『どうしてそんな風に思うの?
そのフランス人たちは、お店に何回も通っていて
お店の人と知り合いかもしれないじゃない?
だから安くしてもらえたんじゃないの?』
と屈託の無く笑うモロッコ人の彼女
なんだか目から鱗がこぼれた
まぁ、そんな可能性は
(私が遭遇した場合に限っては)
ないのだけれど、確かにそう考えれば
イライラすることも減るかもしれない
私の愚痴を言ったせいで、
「この子はお金がないのね」と
思わせてしまったようで、
車内販売が来た時にコーラをご馳走してくれた・・・
年下の女の子に奢られちゃった ^^;
まぁ確かにたかが1DH(10円ちょっと)の金額だから
向こうがそう思うのは無理も無い
私が愚痴を言ったのは、
金銭的なことではなく、精神的な面なのだけど、
彼女には伝わらなかったのでしょう
まぁ、それは仕方がない・・・
タンジェの会社で働く彼女、
週末を利用してカサブランカに住む友人に
会いに行くらしい
「(現地には友人がいるとはいえ)1人で旅行するって
彼に言ったらケンカになっちゃった」
と笑う彼女
心配してるでしょう?、と私が言うと
「そうなの、彼はちょっと嫉妬深いの、
彼というか、モロッコの男性は皆そんな感じ
なんだけど・・・
でも、そこがかわいいの☆」
25歳という彼女、
丸顔で、目もクリクリしていて
とてもかわいい、そしてコロコロ良く笑う
独占欲が強い男性でも嫌じゃない?という私の質問に
「私の両親もそんな感じで、小さな頃から
それを見て育っているから慣れてるもの
束縛されるのは嫌いじゃないわ」
彼女は仕事もしているし、
服も西洋的、スカーフで髪を隠してもいない
モロッコの平均的女性とは違って
かなり自由な印象を受けるけど、
それでもまさかモロッコの若い女性の恋愛感を
聞ける機会があるとは思わなかった
最後に写真を撮らせてもらえばよかったな -
カサブランカに到着後、マラケシュ行きの電車に
乗り換える
今度は若い男性たちと同じコンパートメントだった
発車後しばらくして、
「Vous allez a Marrakech?」
(マラケシュに行くんですか?)と話し掛けられた
「vous」というのは「あなた」という
2人称なのだけれど、モロッコでは
初対面でも目上の人だろうが、お客だろうが、
「tu」(キミ)で話しかけられてばかりだったので
なんだかものすごく新鮮で、思わず聞き直してしまった
もちろん、リュクスなホテルやレストランだったら
「vous」を使って話しかけてくれるんだろうけど、
私の行動範囲では聞かなかった・・・
さすが1等車、客層が違うわ
その後しばらく世間話をしているうちに
打ち解けて(というか面倒になって)
くだけて会話をしてしまったけれど、
それでも彼らは、とても礼儀正しい好青年たちだった
彼らはエンジニアで
アガディール(有名高級リゾート地)で
これから研修があるらしい
手提げのバッグから
雑誌(仕事用の専門誌らしい)を取り出し
眺め始めたので、さり気なく盗み見すると
表紙を捲るとすぐに見開きで
国王の大きな写真と
「親愛なる国民よ」から始まるコメントが目に入る
やっぱり異文化だなぁと、しみじみ思う
暇を持て余したので彼らに日本語で
名前を書いてあげる
お返しに彼らも私の名前をアラビア語で書いてくれた
更に彼のノートに、日本語の挨拶を
書いてあげた
「おはよう」
「こんにちは」
「ありがとう」
「さようなら」
「私の名前は・・・です」
日本語とルビ、フラ語で意味を書いてあげたら
熱心に勉強し始めた
予想以上に食いつきがよく、
日本人の私としてはとても嬉しい
しばらく声に出して読んでいるのを
私が発音を矯正してあげていたら、
どうやらそれでは物足りなくなったらしく、
更に数フレーズ、リクエストを受ける
勉強熱心だね、感心、感心・・・
と思いながら、
彼が紙に書いたリクエストを受け取る
そこには「Je t'aime」の一文、
・・・ジュテームかぁ〜
好青年でも、やはりそこは男性、
必要不可欠のフレーズらしい
全く何時使うやら
一応オプションとして
「きれいだね」という言葉も付け加えて
教えてあげた
役に立つ時は来るのかしらね
マラケシュでの別れ際、
彼らの会社の(?)手帳をもらった
なんだかほのぼのするひと時
モロッコに来て久しぶりにのんびりできた時間だった -
マラケシュ観光数時間後、
早くもマラケシュの人いきれに疲れ、
喧騒を少しでも逃れようと
メディナの奥に向かう -
全体的に赤〜ピンクのマラケシュのメディナの色調は
とても憂いがかっていて思わず写真におさめたい欲求に
かられてしまう
しかし観光地を離れ、住民の生活の場に
一歩足を踏み入れると見る見る間に
シャッターを押すチャンスが激減してしまった
写真を嫌がる人があまりにも多いのだ・・・ -
カメラを持っていると
それだけで警戒される
(ように感じてしまう)ので、
もう人を撮るのをあきらめて
どうでもいいドアとかを写してみた・・・
人を撮りたい・・・ -
(写真を撮るには)
アジア人は目立ちすぎていけない・・・ -
-
何箇所かで見た落書
赤い壁にバラの絵がいい感じ -
マラケシュでは初めて日本人の観光客さん数人と
出会った
泊まるホテルも違うし
約束して別れるわけではないのに、
それでも毎日どこかで出会った
1人で寂しく感じ始めた私なので
その都度合流させて頂いた
モロッコでは
やっぱり誰か話し相手が欲しくなる -
1人では絶対行かなかったであろう
観光名所にも、彼女たちのおかげで
行ける事になった
こちらは
「エル・バディ門」
遺跡になっている
コウノトリと、その巣を見ることができた
※画像の中央に何やら写っているのが
コウノトリです・・・ -
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こちらはバイア宮殿
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宮殿はとても美しかったけれど、
私はやっぱり住民の生活の香りが漂うところが好き -
お土産屋さんが並んでいる辺りは
多少は写真が撮りやすい・・・多少ね・・・ -
「禁止だよ」
と付近の男性に言われて
つい謝ってしまった
多分「駐車」が禁止という標識だよ
と教えてくれたんだと思う・・・ -
毎日飲んでいたミントティー
とっても甘く、とっても美味しい
ミントティーを入れるグラスも
さまざまな種類があって
本当にかわいい
並べた姿はまさに爽快!
く〜、スーツケースだったら
たくさん買い占めて帰るのに〜
1度値段を知ってしまうと、
もうパリでも日本でも買えなくなっちゃう・・・
ちなみにミントティーの方は
中国の緑茶(乾燥した葉を丸めた物が多そう)に
ミントの葉をポットに入れるか
グラスに入れるかして出来上がりといった具合
ポットから注ぐ時点で大抵あらかじめ
砂糖がたっぷり入れられている
私が旅行者だからか、注文する時点で
「砂糖は入れる、入れない?」と聞いてくれる事も
たま〜にあるけど、まずほとんど聞いてくれない
ところで
地球の歩き方に掲載されている
大型スーパー「マルジャンヌ」という店に
タクシーを使い行ってみた
車で約15分くらいの場所に
大きなショッピングゾーンがあって
そこにスーパーがある
スーパー自体は非常に近代的で相当大きい
フランスで買える製品が多いので
カルフールにでも来たかのような感覚に陥る
(ただし値段はパリよりも少し高いくらい)
もちろんミントティーやアルガンオイル、クスクスなど
種類は豊富、モロッコのワインやビールも
たくさん並んでいるし、
かわいくはないけれど、バブーシュや
ジュラバ(モロッコの日常着)なども売っている
一緒に同行していた日本人の方が
モロッコのワインを買いたいというので、
近くにいた店員さんにオススメを聞く
「う〜ん、ボクはあまりアルコールは飲まないから」
と言われてしまった
おっと、ここはイスラムの国というのを
忘れていた
しかし飲まないながらも
「このワインは前に飲んだことがある
安いけど美味しいんだ」と
メクネス産の赤ワインをオススメしてくれた
なんだ、知ってるじゃない(笑)
ホテルで飲まれる方は
栓抜きを買うのもお忘れずに!
(キッチン用品コーナに数種類有)
ちなみにここまでのタクシーの料金は
行きは50DH、帰りは40DH
(5、6百円くらい)
タクシーの運転手の言い値で乗ってしまったから
本当は幾らなんだろう・・・と疑問に思う
※これから行かれる方で、
これより高かったら高すぎです、
気を付けて下さいね -
マラケシュで知り合った日本人の男の子
「ボク、これからネットカフェに行かなきゃ」
お昼ご飯を食べながら、そんな話になったので、
『メールでもチェックするの?』
と聞いた私に、
「明日から砂漠に向かうんですよ、
雨が降ったらイヤだから、天気が気になって・・・」
と真剣に答える彼
う〜ん、砂漠に行くんでしょう?
雨がほとんど降らないから砂漠になるんじゃないの??
砂漠に行って雨が降ったって言う人に
今まで出会った事が無いよ、私
どうも頼りない彼、
あの後、彼は無事にモロッコを脱出できたのか
気になるところだけど・・・
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この旅行記へのコメント (6)
-
- BAPUNBREAKABLEさん 2009/06/22 21:50:12
- ここからの写真にゾクゾクしちゃいました(>ω<)
- Lahiriさん♪お久しぶりです♪
ここからの写真に興味津々!
拝見しているうちに引き込まれすぎて
ゾクゾクしちゃいました(*^^)v
スペインのアルハンブラ宮殿に通ずるものがあり
ステキ☆ステキ(*^^)v
彫り物とかモザイクとかタイルが大好きなんです♪
時間さえあればず〜〜〜〜〜っと見ていたい!
Lahiriさんの旅行記は何度拝見してもステキですね(*^_^*)
rinkao♪
- Lahiriさん からの返信 2009/06/27 18:48:48
- お久しぶりです
- rinkaoさん、お久しぶりです、
お変わりないですか??
この宮殿は確かにアルハンブラ宮殿と
雰囲気が似ていたかもしれません
規模はもっともっと小さいですけどね
彫刻やタイルは、とても繊細で
イスラムの美意識ってすごいですよね
うっとりします
私1人だと、豪華な宮殿よりも
路地裏が好きなので、そればかり目が行ってしまうんですが
今回は宮殿を訪れてみて、
私の拙い写真ですが、
こうやってモロッコの文化の美しさも
少しはご紹介できて良かったと思います ^^
Lahiri
-
- foretさん 2009/05/31 01:33:41
- こんばんは
- 僕にとっては見たことのないデザインに満ちあふれた街なので、思わず見入ってしまいました。
行っておけばよかったな、モロッコ・・・
ところで日本語で名前を書いてあげたそうですが
ギョームいなかったですか、ギョーム(笑)
Lahiriさんたちの列車の中での楽しげな様子が目に浮かびます。
フランスでの写真もまたいつか見せてください。
楽しみにしてます。
- Lahiriさん からの返信 2009/05/31 08:18:47
- RE: こんばんは
- foretさん、こんばんは
宵っ張りですね
私もですが・・・(笑)
モロッコは異文化でした
飛行機でたった3時間ちょっとなのに、
全く別の世界でした
自然も、町並みも、住人達も・・・
話す言葉は同じなのにね
往復200ユーロのイージージェット万歳!です
しかし復路は深夜着だったので
RERに乗るわけにも行かずに
タクシー代が高くつきましたが・・・(涙)
そういえば「業務」はいませんでした、よかった(笑)
でも漢字にあてはめるのが面倒で
カタカナ、ひらがなで勘弁してもらいました ^^;
あ、そうだ
パリの写真UPしました、
よかったらお時間のある時に見て下さいね
Lahiri
-
- イモジェンヌさん 2009/05/29 10:26:40
- ミントティー☆
- こんにちは。イモジェンヌともうします。
表紙の写真に魅かれて旅行記を拝見しました。
私も知人(日本人)にモロッコ風ミントティーをご馳走になりました。
彼女は緑茶に砂糖を入れてミントの葉を浮かせて、透明のコップで出してくれましたが、Lahiriさんの召し上がったのもそうでした?
知人はフランスに留学していて、ホストファミリーにもモロッコ人がいたそうです。帰って来てからも良く「モロッコ風〜〜」とか料理を作ってくれます。
ところで、表紙のあのグラス自体をミントティーと仰って、買って帰りたいと思われたのですか?わたしもそれだったら欲しいです、てか買いに行きたいです。モロッコへ。
ではまた拝見しに着ます。
- Lahiriさん からの返信 2009/05/29 18:54:28
- RE: ミントティー☆
- イモジェンヌさん、こんにちは
コメントありがとうございました ^^
モロッコのミントティーは中国の緑茶が多いようです
実際現地のスーパーでは、アラビア語と中国語が混ざった
パッケージが多かったです
ミントの葉を浮かべて・・・というよりは
透明のグラスにミントをたっぷり入れて・・・という感じで
上品さには少し欠けますが、とてもキレイでした
モロッコ料理は美味しいし、日本人の口にも合うので
イモジェンヌさんのご友人は、
ラッキーなホームステイ先でしたね☆
彼らは人を受け入れるのが上手ですし、
ご友人はいい経験をされたなぁと思います
私もフランスでホームステイ経験がありますが、
そんなにいい経験ではありませんでした(笑)
ミントティーのグラス、持って帰りたかったです
というより持って帰りたい雑貨が目白押しでした
雑貨を買い付ける旅行も楽しそうです
交渉に自信がある方なら尚いいと思いますよ(笑)
大量に買って値引き交渉しているフランス人も
よく見かけました
まだまだモロッコの写真がありますので
細々UPしていく予定です
またお時間がありましたら覗いてみてくださいね
Lahiri
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