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寿都町の道の駅で休憩をはさみつつ更に1時間半ほど走ると、分かれ道に差し掛かりました。<br />ほとんどの車が札幌方面へ抜ける最短ルートである国道5号線へ向かう中、俺は神威岬に向かうべくその逆のルートを選択しました。<br />相変わらず左手には日本海があり、ひたすら国道229号線を走っていると、ようやく神威岬のある神恵内村に入ることができました。<br /><br />この神恵内村のある積丹半島にはいくつかの岬があり、その中でも有名な神威岬と積丹岬という2つの岬がこの旅の最大の見所となります。<br /><br />舗装された山道を10分ほど走ると、ついに神威岬の駐車場が見えてきました。<br />駐車場はゴールデンウィークということもあり、かなり混んでいましたが運よくすぐに駐車をすることができました。<br />外に出る前に車の中で荷物を整理していると、突然大きな力に押されたように車が右から左に揺れました。<br />どうやら強い風が吹いたようです。<br />一時的なものかと思いながらも、ドアを開けた拍子に隣の車にドアをぶつけないように気をつけながら外へ出ました。<br />すると再び強風が!<br />どうやら岬は絶え間なく風が吹いているようです。<br /><br />駐車場から岬へは徒歩で行く以外には方法がなく、岬の先端までは15分ほどかかるようでした。<br />まずは入口まで歩いてみましたが、ひっきりなしに吹いてくる強風のせいで景色を撮ろうとカメラを構えるとバランスを崩してしまい、気を抜いたら飛ばされてしまいそうでした。<br />こんなに強い風を受けたのは初めてかもしれません。<br /><br />そんな風と格闘しながらも神威岬から見える日本海の絶景を写真に収めながら歩みを進めていきます。<br />足場は鉄でできた橋と踏み固められた山道のおかげで安心して進めますが、反対側から帰ってくる人たちとすれ違うのに苦労しました。<br />その待ち時間を上手に使いながら、眼下に広がる“積丹ブルー”と呼ばれるエメラルドグリーンの日本海を見たり、写真を撮ったりしているうちに、いつの間にか岬の先端に到着しました。<br /><br />この岬の先端部分からは、風の力で海水が押されている様子がとてもよくわかり、風力のすごさを目の当たりにしました。<br />しかし、そんな強風を物ともせずに岩山でたたずんでいるカモメたちの群れはさすがでしたね。<br /><br />岬の先端でひと休みした俺は、再び元来た道を引き返すために山道へと引き返しました。<br />今度は岬の先端へと向かう人たちとすれ違うわけですが、強風に耐えながら歩いてくる人たちとすれ違うたびに「あともう少しだから頑張れ!」と心の中で応援していました。<br />そして無事に岬の入口へと戻ると、強風の中少しの苦労と大自然の営みを体感できたことで、何とも言えない満足感がありました。<br /><br />さて、時刻は午後4時を回りましたが、朝5時半に食べたサンドイッチ以降、まともに食事をとっていなかった俺は空腹で体力は限界に近づいていました。<br />ましてや昨日は車中泊でしっかりと休めていなかったので、若干の眩暈に襲われていました。<br />そんな中、運よく駐車場の近くに食堂らしき建物を発見しました。<br />神威岬が観光名所ということを考えると当然かもしれませんね。<br />早速入ってみると、中には売店があり、きれいなポストカードが売られていたので、旅の記念に購入することにしました。<br />そしてポストカードの隣には、「神威岬到達証明書」なるものが置かれていました。<br /><br />以前、北海道最北端の岬である宗谷岬と北海道最東端の岬である納沙布岬を訪れた際にも、これと似たような証明書を見たことがあります。<br />この手の商売は岬では一般的なのでしょう。<br />ポストカード風のこの証明書は1枚100円だったので、こちらも記念に購入することにしました。<br /><br />売店に隣接している食堂は、大衆食堂のような古めかしさがあり、券売機で食券を購入するシステムになっていました。<br />今回の旅の最後の食事なので奮発して1,500円の積丹丼を食べようかと迷いましたが、大衆食堂でそんなに使うのはもったいないと思い、牛丼にすることにしました。<br /><br />牛丼をぺろりと平らげ、ようやく空腹が満たされたおかげでさっきまでの眩暈が収まり、少しだけ元気が出てきました。<br />これから今回の旅の最終地点となる積丹岬へと向かいます。

2009年GW 道南の旅 2日目(後編1:神威岬)

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2009/05/04 - 2009/05/04

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4

Tomo

Tomoさん

寿都町の道の駅で休憩をはさみつつ更に1時間半ほど走ると、分かれ道に差し掛かりました。
ほとんどの車が札幌方面へ抜ける最短ルートである国道5号線へ向かう中、俺は神威岬に向かうべくその逆のルートを選択しました。
相変わらず左手には日本海があり、ひたすら国道229号線を走っていると、ようやく神威岬のある神恵内村に入ることができました。

この神恵内村のある積丹半島にはいくつかの岬があり、その中でも有名な神威岬と積丹岬という2つの岬がこの旅の最大の見所となります。

舗装された山道を10分ほど走ると、ついに神威岬の駐車場が見えてきました。
駐車場はゴールデンウィークということもあり、かなり混んでいましたが運よくすぐに駐車をすることができました。
外に出る前に車の中で荷物を整理していると、突然大きな力に押されたように車が右から左に揺れました。
どうやら強い風が吹いたようです。
一時的なものかと思いながらも、ドアを開けた拍子に隣の車にドアをぶつけないように気をつけながら外へ出ました。
すると再び強風が!
どうやら岬は絶え間なく風が吹いているようです。

駐車場から岬へは徒歩で行く以外には方法がなく、岬の先端までは15分ほどかかるようでした。
まずは入口まで歩いてみましたが、ひっきりなしに吹いてくる強風のせいで景色を撮ろうとカメラを構えるとバランスを崩してしまい、気を抜いたら飛ばされてしまいそうでした。
こんなに強い風を受けたのは初めてかもしれません。

そんな風と格闘しながらも神威岬から見える日本海の絶景を写真に収めながら歩みを進めていきます。
足場は鉄でできた橋と踏み固められた山道のおかげで安心して進めますが、反対側から帰ってくる人たちとすれ違うのに苦労しました。
その待ち時間を上手に使いながら、眼下に広がる“積丹ブルー”と呼ばれるエメラルドグリーンの日本海を見たり、写真を撮ったりしているうちに、いつの間にか岬の先端に到着しました。

この岬の先端部分からは、風の力で海水が押されている様子がとてもよくわかり、風力のすごさを目の当たりにしました。
しかし、そんな強風を物ともせずに岩山でたたずんでいるカモメたちの群れはさすがでしたね。

岬の先端でひと休みした俺は、再び元来た道を引き返すために山道へと引き返しました。
今度は岬の先端へと向かう人たちとすれ違うわけですが、強風に耐えながら歩いてくる人たちとすれ違うたびに「あともう少しだから頑張れ!」と心の中で応援していました。
そして無事に岬の入口へと戻ると、強風の中少しの苦労と大自然の営みを体感できたことで、何とも言えない満足感がありました。

さて、時刻は午後4時を回りましたが、朝5時半に食べたサンドイッチ以降、まともに食事をとっていなかった俺は空腹で体力は限界に近づいていました。
ましてや昨日は車中泊でしっかりと休めていなかったので、若干の眩暈に襲われていました。
そんな中、運よく駐車場の近くに食堂らしき建物を発見しました。
神威岬が観光名所ということを考えると当然かもしれませんね。
早速入ってみると、中には売店があり、きれいなポストカードが売られていたので、旅の記念に購入することにしました。
そしてポストカードの隣には、「神威岬到達証明書」なるものが置かれていました。

以前、北海道最北端の岬である宗谷岬と北海道最東端の岬である納沙布岬を訪れた際にも、これと似たような証明書を見たことがあります。
この手の商売は岬では一般的なのでしょう。
ポストカード風のこの証明書は1枚100円だったので、こちらも記念に購入することにしました。

売店に隣接している食堂は、大衆食堂のような古めかしさがあり、券売機で食券を購入するシステムになっていました。
今回の旅の最後の食事なので奮発して1,500円の積丹丼を食べようかと迷いましたが、大衆食堂でそんなに使うのはもったいないと思い、牛丼にすることにしました。

牛丼をぺろりと平らげ、ようやく空腹が満たされたおかげでさっきまでの眩暈が収まり、少しだけ元気が出てきました。
これから今回の旅の最終地点となる積丹岬へと向かいます。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
  • 神威岬から見るエメラルドグリーンの日本海

    神威岬から見るエメラルドグリーンの日本海

  • 神威岬先端への道

    神威岬先端への道

  • 神威岬から見る強風の日本海

    神威岬から見る強風の日本海

  • 神威岬到達証明書

    神威岬到達証明書

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