2006/12/03 - 2006/12/04
63位(同エリア137件中)
ころっつさん
台風情報などで名前を聞いたことのある南大東島は沖縄本島から東に400km程行ったところにある絶海の孤島。
明治時代に開拓されるまでは無人島で、固有の動植物が生息することでも知られています。観光客もまだまだ少なく、離島らしさを味わうにはちょうどいいと思い、訪れてみました。
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ バイク
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南大東島空港まで那覇空港からプロペラ機で約1時間、途中は海しか見えず、島影が2つ並んで見えると南北大東島。なお飛行機は満席のことも多いそうです。島の特産を販売する土産店もあり、唯一の国内製造のラム酒「グレイス・ラム」を帰りに購入しました。
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大東島には公共交通がないので、宿泊先「ホテルよしざと」の送迎車で移動。チェックインした後、レンタルバイクを借ります。大東島はもともとサトウキビの大規模栽培のために開拓された島なので、今でもプランテーションが展開されています。
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空港近くの東海岸には、天然記念物の「東海岸植物群落」があり、この島固有の植物が植生しています。
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同じく東海岸にある「海軍棒プール」。海に面した岩場をくりぬいて造った天然のプールです。
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海軍棒プールは、海軍が測量した場所に造られたことがその名前の由来となったらしいです。
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島の北西部のサトウキビ畑の下にある「星野洞」。遊歩道が整備されていますが、結構高低差もあります。
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南国だけに洞内も熱い!でも見ごたえたっぷりの美しい白色の鍾乳石が揃っています。
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星野洞は島内一の観光スポットですが、国内の名の知れた洞窟の中でも引けをとらない素晴らしい景観を誇っています。
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目が大きくてかわいい顔をした南北大東島の固有種ダイトウオオコウモリ。説明看板の写真を撮りました。
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ホテルよしざとの前にある「大東そば」。麺にガジュマルの灰汁を混ぜて手打ちしたそばらしいのですが、本島に御主人が出張中とかのことで休業していました。
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島の中心集落の北側にある大東神社は、島で唯一の神社で八丈島からの移住者が創建したものです。また、ダイトウオオコウモリが観察できる場所でもあります。
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島の北部には島の裂け目である「バリバリ岩」があります。この島は南洋からプレートに乗って北上してきており、今も年に数cm動いているのでこのような割れ目ができるそうです。駐車場から細い道を抜けていくと岩の間から一本のビロウの木が伸びています。
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盆地状になっている島の中心部には「大池」があり、内陸部にオヒルギが群生しており、国の天然記念物となっています。
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次に島の南部にある「日の丸山展望台」からは島の全景が一望できます。サトウキビ畑の向こうに広がるのが中心集落の「在所」。
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南大東島に咲く花。南国のイメージ満点です。
レンタバイクで回っていてもほとんど車とかにすれ違いませんが…お手頃価格の某電鉄系旅行会社主催の団体ツアーが来ていました。(一緒になったとき、添乗員の感じゲキ悪でしたが…) -
移動途中に見つけた犬たち。近くに家もなく飼い主がいるのかな…。
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本島からの定期便が到着する西港にある「燃料庫跡」。壁だけが寂しく残っています。
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西港から見た海。海しか見えません。南大東島は絶壁で囲まれているため船が着岸できず、人はカゴで乗下船します。
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ふるさと文化センターにあるシュガートレイン。かつて南大東島では、サトウキビを運搬したために活躍した機関車が静態保存されています。また、隣接する「南大東島地方気象台」も見学することができ、職員から気象台の業務の内容などを聞きました。
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ホテルよしざとでは、この島の小中学生による大東太鼓が披露されました。このホテルでは不定期で披露されているようで、迫力があり素晴らしい腕前でした!
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この旅行記へのコメント (2)
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- puyomushiさん 2010/10/24 09:36:23
- 離島の醍醐味
- さっそく、おじゃましております。
バイクで島民目線での旅行記興味深く拝見しました。
固有の動物がたくさんいるところからも人の出入りがなく
絶海の言葉そのままです。
夏はそれでも観光客がそこそこ訪れるのかもしれませんが
いつまでもこの状態でキープされてほしいところです。
各地にあるそばの違いも面白いですね。
ラム酒のお味はいかがでしたか?
またおじゃまします(^.^)/~~~
puyo
- ころっつさん からの返信 2010/10/25 00:25:15
- RE: 離島の醍醐味
- puyomushiさん、こんばんは〜。
ご訪問ありがとうございます。
沖縄の離島は、西表島や与那国島、そして波照間をデジカメに切り替える前に制覇し、次はどこに…と考えていたときに行ってみたのが、南大東島でした。エアのチケットは、荷物札のような紙で、那覇からプロペラ機で1時間、バイクで巡る絶海の孤島は非日常満点でなかなかよかったですよ〜。
また、実はこの島、人口は1500人程なんですが、中心集落にはフィリピンパブやスナックが数軒あるという不思議な環境なんです。
観光客は…と思っていたのですが、某関西電鉄系大手旅行社のツアーが来ていました。宿も同じだったのですが、地元の子どもたちによる太鼓ショーなんかも自分のツアーの客優先で時間を合わさせるなど、添乗員さんはかなり感じが悪かったです。
大東そばが食べられなかったのは残念でした…。
土産に買ったラム酒は、グレープフルーツ割りにして飲んでいましたが、度数が高いので燃えるような熱さでした。お酒がそんなに強くない私は、飲んでしまうまでにかなりの日数がかかってしまいました。でもおいしかったです!
ではまた〜☆
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