2009/05/09 - 2009/05/09
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5月9日から17日まで、萩市内一帯で、オープンガーデンが開催されています。
http://www.city.hagi.lg.jp/portal/bunrui/detail.html?lif_id=24612
以前参加した時が第2回だったかな?
ゴールデンウィークに、秋吉台経由で立ち寄った萩博物館で、パスポート(200円)を購入したので、行ってみました。
ただ、この日は午後からボランティアガイドだったので、半日のみ。
朝から走りまわりです。
そして、結果としては、お庭は二の次となったのでした。
まずは、一番駐車場が混みそうな松陰神社周辺へ。
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朝8時前の松陰神社です。
ここは日中前を通ると駐車場が混雑しているので敬遠してたので、久しぶりにきました。
さすがに、写真撮ってる後方の団体バス専用駐車場は全くなし、こっち側の乗用車の駐車場も数台程度でした。
でも、その数台、遠方の県外ナンバーばかり。
気合入ってるなあ。 -
「明治維新胎動の地」って書いてありますが・・・読めません、この写真では。
実はこの字の元は、年末に泊まった「萩の宿 常茂恵」の展示室に飾ってありました。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10297667/
佐藤栄作元首相の字だそうです。 -
こちらの方が有名ですよね。
松陰の辞世の句。
親思う 心にまさる 親心 けふのおとずれ 何ときくらん -
神社にお参り、の前に、まずはこっちです。
-
松下村塾です。
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幽閉中の時の私塾ですので、期間も短く小さな建物でした。
でも、ここで多くの維新の志士が学んでいったのでした。 -
こちらの方が講義室。
机はその当時の物って聞いたことがあります。
昔見たのとなんだか違うような気がしたのは・・・気のせいでしょう。
http://www.h7.dion.ne.jp/~yamakuni/y/A16_1.htm -
お向かいにあるのも史跡。
吉田松陰の実家杉家旧宅。
野山獄を出た後に実家の1室に幽囚されてましたが、そこでも講義を行っていて、それが松下村塾につながったそうです。 -
さて、松陰神社にお参り。
と思ったら、ちょうど神子さんがちょうちんをかけて行かれました。
8時から本格的に参拝できるようですね。 -
太鼓もドンドコたたかれていました。
やっぱり早起きは三文の徳? -
このあいだから、萩市内のあちこちにこの幟が立っています。
今年は松陰没後150年だそうです。
なので、萩博物館内でも特別展をやってるので、先週萩を訪れたのでした。 -
150年に合わせて宝物殿も建設中。
朝早いから中には入れないなあ、と思ったら、開館は10月27日だそうです。 -
記念事業に向けてただいま鋭意御芳志募集中。
一口2千円です。
どうしましょう。
そうだ!
定額給付金が入ったじゃない!!
ということで、最初の使い道。
後で宝物館の優待券が送られてくるんじゃなければ、芳名は「クマ」にしたかったです。
お金出したから好き放題(許可はとってますよ〜)。
左は、最近発売した萩オリジナルトランプ。800円。
QRコードも付いているすぐれものですが、うちの携帯は対応してないので、こちらにまで手を出すのはやめました。 -
松陰神社終了。
次のというか、本来の目的オープンガーデンに行く予定の東光寺は8時半から見学できます。
まだ少し時間があります。
メジャーな観光地としては、徒歩5分くらいのところにある伊藤博文旧宅ですけど、何度か行ってるし、最近あそこも有料化したはず。
そもそも、この時間じゃまだ開館してないんじゃないかな?
ということで、松陰神社とは道路挟んで横にあります公園に行ってみます。 -
こちらを知ったのは、ガイドの会の市外研修で。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10018553/
すでに4年経過してました。
長州藩で大砲を鋳造していた跡地です。
反射炉は実際に利用できなかったようですが、大砲はしっかり鋳造して、無謀にもイギリス艦隊に砲撃しかけちゃったのでした。
そういえば、イギリスに持っていかれたその当時の大砲、5月末まで萩博物館にお里帰り中です。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10298824/ -
前はぬかるんでたのでやめた、上に行ってみましょ。
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甕で溶かした金属を
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下の型に流し込んで鋳造してたようです。
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で、完成っと。
つっかえてますが。 -
遊んだところで次に移動。
東光寺です。
松陰神社から徒歩10分です。
駐車場は松陰神社の方が混みそうなので、車で移動。
この門周辺はお店の駐車場ばかりですが、横の松陰生誕地へと続く道筋に何箇所かお寺の駐車場がありました。 -
こちらは有料ですが、オープンガーデンのパスポートを出すとちょっぴり割引きになります。
料金所のお隣のお地蔵さんがた。
英語の前掛け。
なかなかオシャレです。
と料金所のおばさまに行ってみたら、おばさまの手作りでした。
すぐボロボロになっちゃうのでしょっちゅう着せかえてるそうです。 -
三門を入れば解脱・・・できるわけがありません。
煩悩だらけですから。 -
宝殿を参拝しまして、いざ裏の墓所へ。
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その前に気になるもの。
鬼瓦がたくさん。 -
説明書きがあったのでせっせと探しましたが、よく分かりません。
近くのお土産物売り場のおばさまが解説してくださいました。
宝殿の1階の端の奥側です。 -
24個ある鬼瓦の中で、最古のもの。元禄時代のものだそうです。
大河ドラマで「太閤記」をやった時のタイトルに使われてたそうです。
修理に出していたら、ちょうど担当者の目にとまったとのこと。
6作目っていってたかな?
「女太閤記」だったらみてるんですが^^; -
さて、東光寺といえば、毛利氏の墓所。
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奇数の藩主とその奥方のお墓が並んでいます。
初代は偶数藩主が眠る大照院、その前の輝元は天樹院墓所です。 -
たくさん並んだ灯篭は、人間の代わり。
お殿様が亡くなった時に家来が殉死するのを禁止したところ、代わりにと石燈籠を家臣が寄進した結果、こんなに灯篭が増えたのでした。
万灯会(まんとうえ)の時には、灯篭に火がともって、とても幽玄です。
墓所の入口のところに、燈籠老朽化につき触らないようにって貼ってありましたので、あまり近付かない方が良いようです。 -
人間の記憶って怪しいものです。
東光寺のお墓っていうと、この墓碑の下の亀?が印象的だったんですけれど、今回よくよく見てみれば、メインの藩主&奥方の墓は亀じゃなくて、手前の親族?のお墓だけでした。 -
亀?のお顔はそれぞれ違います。
小学校の時の社会見学だったかな?
ガイドさんが、「この顔は藩主と奥さんの干支を組み合わせたもの」って言われたのが、ずっと記憶に残ってました。
でも、数年前のガイドの会の市外研修で萩のボランティアガイドの会にご案内いただいたときにその話をしたら「そんなことないよ〜」とのこと。
特に由来は分からないとのこと。
う〜ん、騙され続けてたのか。 -
紅葉の種がありました。
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宝殿裏側から。
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行きは鬼瓦ばかりに目が行ってましたけれど、細部にわたり凝ってました。
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ところで、東光寺もオープンガーデンに参加しています。
竹林の公開ってことだったんですが、境内にはそれらしきものなし。
帰りに料金所で聞いてみたら、外でした。
ちょうど車を止めた参拝者駐車場よりすこし上のところに入口&案内人さんがいたので行ってみます。 -
竹の子から竹になる〜
現在、竹林公園として整備中。
将来的には東光寺から見学できるようになるようです。
今のところは開けた竹林というか竹藪。
「へび注意」と、ちょっぴりデンジャラスな見学でした。 -
せっかくここまで来たので、松陰先生にもごあいさつしておきましょう。
東光寺より少し上がったところにある墓所。
一族や高杉晋作の墓もあります。 -
看板あるからわかるけど、松陰先生の墓だけが目立つってこともなく、ひっそりと眠られています。
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吉田松陰&金子重之輔の像。
今もライトアップしてるのかな。
墓所の隣でライトアップって、誰が見に行くんだろうかと、昔疑問に思ってました^^; -
ほど近くに松陰生家跡。
その後住んでいた人の証言により間取りの再現してますが、実際のところこの位置だったかどうかは怪しいらしいです。 -
生家跡地からみる指月山と萩の街。
指月山にお城があってその周辺が城下町だったので、ずいぶん城から離れていたものです。
身分はそんなに高くなかったってことなんでしょうね。 -
帰り際の東光寺の三門を道路から。
入るときには逆光で全景が撮れなかったんですよね^^;
2階には仏像があるそうなんですが、公開はしないのかなあ・・・
このあとは熊谷美術館へと向かったのでした。
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