2009/05/01 - 2009/05/03
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Yaburegasaさん
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ソウル、フランクフルト経由でプラハで3泊、ウィーン2泊、ザルツブルグ2泊しトロント3泊しシカゴ経由で世界一周する計画で4/25成田を出発したものの、途中、例の豚インフルエンザ問題が突然発生。やむ得ず、ザルスブルグを最後に、再度フランクフルト経由で成田戻りに変更。日本のニュースであれだけ大騒ぎしていたにも関わらず、前記都市のどこでもマスク姿は全く見られず、たまたまラウンジで一緒になったドイツ人にこの問題の意識を尋ねても、笑ってすまされた程。意識の違いをまざまざと見せつけられました。この写真は、サウンドミュージックの撮影場所となったトラップ大佐の館(Leopold's Crown Palace)です。前面の湖面に映る館がなんともたまりません。
続編のプラハ旅行記は、http://4travel.jp/traveler/mousoudake/album/10340388/、ウィーン旅行記は、http://4travel.jp/traveler/mousoudake/album/10341337/でみれます。
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- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
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突然Gウィーク直前に2日間の帰休が決まり、旅程を前倒しし世界一周に変更したため成田(NRT)-パリ(CDG)-ウィーン(VIE)をNRT-ソウル(ICN)-フランクフルト(FRA)経由でザルスブルグ(SZG)行きへ大きく旅程を変更。久々のアシアンア(OZ)便利用となりました。機材は、NRT-ICN、ICN-FRAとも777-200。小生、ANAのゴールドメンバで海外主要都市へは殆どANA便利用が主でしたのでOZは、どんなサービスか興味深々でした。今回Cクラス利用で両者を比較すると、OZで評価できる点は、ベットにした際の足元の広さ、17インチ大画面、アメニティーセット(ポーチ入り)、ソウル線でもウェルカムドリンクあり、食器も銀。マイナス評価は、映画本数が少なく特に日本語版は1本だけ。食事内容、アテンダントの対応等は両社ほぼ甲乙つけがたい。
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足元は、背もたれから前方に約40cmも深く空洞化されておりフラット・ベットにしてもゆったり。また少し大き目なショルダバックなどが十分に収納できる。いちいち頭上の収納に立たずとも手元に置け、また足を置けたり、道中使い方色々。
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OZ541(ICN-FRA)のビジネスクラスで配られたアメニティーセット。アイマスクの固定バンドは、マジックテープで長さが調節可能でき使いやすい。他に、Earplug、歯ブラシ、Oligo-thermal gel,Bio-cellular Serum,Clearisign Gel。
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ANAではファーストクラスで採用している17インチ画面です。やはり大画面は、疲れません。
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OZのトイレ内の様子。歯ブラシは、腰が弱く安ホテル仕様品。ANAでは、歯ブラシ、洗口液、ポータブルウェットティシュ、ヘアーリキッド、ローションなど充実しこの点OZは評価が下がる。
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傾斜調整は、両社とも電動式で大差はない。可動式手元ライトは、最高照度にしてもほのかな明るさ程度で、照度不足。
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ICNからFRAでサーブされたメインコースの牛ヒレステーキですが、少し肉が固めでした。残念!
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FRA到着直前に出されたおにぎりです。中身は、明太子でした。道中の非常食用としてもう1個いただきました。NRT-ICNでも日本のビールを積んでなく残念。せめてもNRT-ICN間だけでも、韓国人の多くが認める日本のビールを用意して欲しかった。第一の目的地プラハでの旅行記は、以下でご覧ください。http://4travel.jp/traveler/mousoudake/album/10340388/
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シュテファン寺院。ウィーンは芸術の都であり、町中が建物の博物館。みごとな建物が町中いたる所に溢れています。
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OS917(VIE10:20→SRG11:20)機材はカナダボンバルド社製DH-3型機。日本では、ヘッドギヤーが出ず胴体着陸などトラブルが多発したいわく付きの機種。無事の飛行を祈りつつ、搭乗。
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この機材は定員50名で、私の指定席である1Dは、最前列でこの2席(1D、1C)のみ非常口を挟みお見合い席で、ビジネスクラスにも関わらず、なかなか落ち着かない席。
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ザルツブルグ空港から市内行きバス(2号線)
24時間有効券(4.2ユーロ)、1時間有効券(1.8ユーロ) -
ザルツブルグの有名な観光スポットであるミラベル庭園。庭は、花が咲き乱れ春真っ盛りでした。サウンドオフミュージックの撮影されたことでも有名。正面小高い丘にそびえ立つのがホーエンザルスブルグ城です。
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ザルツブル小高い丘に威風堂々とそびえ立つのがホーエンザルスブルグ城。ケーブルカーで一気に登る(19ユーロ)か、山道をテクテク登る(7.4ユーロ)の2通りの選択肢がある。登る途中途中の景色もなかなかなもので後者の方がお勧め。
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商店の看板も町並みに合わせた中世風。字体、形状がさまざま。これだけでも、楽しめる。
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ホーエンザルスブルグ城からの眺め。
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市内で食べたシフードサラダとチャーハン。ビールも合わせ10ユーロ少々。なかなか美味でした。
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ドーム広場でのミニコンサート。モーツアルトゆかりの場所で聞く生演奏は、しばし時間の経つのも忘れさせてくれる。
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こちらも、サウンドオフ・ミュージックの有名シーンが撮影された場所。現在、Schloss Hellbrunnに移設されていますが、もともとこの映画のため、表紙の館の庭に造られた(ロルフとリーズルが、歌いながらダンスをするシーン"Sixteen Going on Seventeen"とトラップ大佐がマリアに愛を告白する"Something good"を歌うシーン。)実は、撮影に使用したのは、外側だけで、内部でリーズルたちが踊ったシーンは、他の屋内撮影同様ハリウッドのセットだそうです。このドーム状の小部屋は意外と小さく映画で見せた二人が踊り回るには、狭すぎた訳です。ザルスブルグでの映画撮影は、屋外場面のみの撮影を6週間で撮影する予定だったのが、天候に恵まれず、最終的に11週間を要したそうです。
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こちらも、サウンドミュージック撮影場所で、マリアと子供たちが、踊りながらドレミの歌を歌ったシーンです。場所はミラベル庭園内で、前のドームの場所から高速で30分位離れている。映画では、距離感が感じられないが、実際現場を見てみると、あちこちいいとこ撮りです。
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またこの映画は、世界的にヒットした割には、オーストリアでは、殆ど知られていない。地元では、毎日見飽きている風景を中心に撮影された映画に対しあまり人気が出なかったのは、それなりに頷けます。側面一杯に出演者画入りバスのツアーで各ゆかりの撮影場所を案内してもらいました。バスを地元の人達は、珍しいものでも見るような顔していたのも、前述の理由からだそうです。
コンタクト先:
http://www.panoramatours.com/SearchDetail.fc?switch=shopSalzburg&idobject=b9084cbf-4ccd-4d71-8bef-1d136340cb31&sd_type=tour
ツアー・コード1A(4時間/37ユーロ:英語のみ) -
アルプスを背にザルツブルグ空港。登場ゲートが6ヵ所のみで全て地上を歩き搭乗機まで行きタラップを登り登場。非常にのんびりしており、航空機の本数も少ない、ローカル空港です。
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OS920(SZG8:30-VIE9:35)ボンバルド社製DH-4型機。DH-3に比べキャパが大きい分、お見合い席は無く、全部進行方向を向いて座る。
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OS920(SRZ-VIE)でサービスされた朝食。なかなかおしゃれな盛付。勿論、味も良かったです。
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ウィーン空港内は、ごったがいしていた。豚インフルエンザが問題化するさなか、マスク姿は皆無。ザルスブルグからのフライトの後部座席で親子がしきりにセキをする度、息を殺し一刻も早くウィーンへ着陸するのを祈ってました。
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いよいよウィーンともお別れです。LH3535は定刻出発です。
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ビジネスクラスでは、1時間強の短いフライトながら、ナマハム・サラダなどの軽食がサービスされた。
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機内でサーブされたビール。欧州内は、リサイクルを意識して瓶ビールが主流です。
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LH3535(VIE14:50-FRA16:15)機材はA320-200。ビジネスもエコノミーも座席は片側3人掛け座席。ただしビジネスは真ん中のシートをテーブルにして2人掛けとして使用する方式。
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フランクフルト上空に差し掛かりました。
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SZG空港では預ける荷物は成田までスルーでチェックインができた。しかしEU圏内を最後に出る国で出国手続きを行わせるため、FRAからNRTの分の搭乗券はFRAで、一旦出口を出て(入国)し再度チェックインしなおさなければならない。
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フランクフルト空港のANAのチェックインカウンターです。ちなみに当日のANAカウンターはBホールの676〜689でした。
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NH210(FRA20:40-NRT14:40)搭乗機の機材はB747-400。写真は、ビジネスクラス・シート(2階)座席。座席の傾斜調整は、電動式。TVモニターは9インチ、プログラムはオンデマンド、番組数も多くとてもFRA-NRTでは見尽くせない。食事内容は、高品質。他社と比較で劣る点は、ノイズキャンセリングホーンはFクラスのみ(SQ/TGは、Cクラスからでも装備)、アメニティー・ポーチもFクラスのみ(多くのエアラインはCクラスでもらえる)など11時間のフライトで5/4無事成田へ到着。ボーディング・ブリッジを出て、帰国通路へ通じるエスカレータで上の階に上り、一路出口へ向かう。途中、数人のマスクを着けた記者の出迎えを受けた。
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NH210(FRA-NRT)ビジネスクラスの和食の前菜と小鉢。
小鉢は、にしん甘露煮と野菜も焚き合わせ)です。前菜は、海老の芝煮、鮭チーズ鳴門巻き、烏賊南部焼き、若鳥のつくね、磯辺玉子と選び抜かれた材料による絶品でした。 -
同様に和食のメイン(銀鱈と大根の煮付け)です。他に、酢の物、味噌汁と香の物が膳に彩りを添えている。
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成田空港到着ロビーに出てみると、一般旅行者のマスク着用者は約2割強と着けていない人が断然多い。一方、成田空港内の職員のマスク着用は、約9割弱で完璧とはいかない状態でした。なにあともあれ、帰国でき、心の中で三三七拍子。今回は、弱毒性であったため、レベル5でも海外渡航制限に至らなかったが、鳥インフルエンザの様に強毒性だったら帰国すら困難になる事態に至ったかもしれません。今回のこの騒ぎは、いつ起こるか分からない鳥インフルエンザに対する訓練となり、ある意味国際的なリハーサルになったと思います。今回の旅行での大きな反省として、マスクの持参漏れで、問題発生で慌ててオーストリーで購入を試みましたが、殆どの薬局で品切れと断られました。もともと欧州では、マスク着用=重病人の様で、インフルエンザごときでマスク着用の習慣がない。だからマスク着用には勇気がいります。それでもこれから、海外へ旅行を計画されている方は、マスクの持参をお忘れなく!自分の身は、自分で守ること。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ダンディ鷹山さん 2009/06/18 11:26:27
- 興味深く拝読しました
- 旅行記、興味深く拝読させていただきました。私も同時期に英国に行っておりましたが、こちらもswine fluのためマスクをしている人は皆無で、念のため日本から持参したマスクを着用すること自体、遠慮せざるを得ない雰囲気でした。
OZのCクラスシートは、CIの330のCクラス設置のシートと同タイプですね。OZにも330は在籍しておりこちらは5列、CIは6列ですのでピッチはOZに軍配が上がると思いますが、CIも一列減らして5列に改修中のようです。今回ご搭乗されたOZの777は長距離路線用ですから、ある意味広いピッチが必要だと思います。
それと、海外発の機内食の和食は味が劣ると聞いていたのですが、今回はそのようなことはなかったようで、勉強になりました。
最後に、次回旅行の際の素晴らしい旅行記のアップを期待しています。ありがとうございました。
- Yaburegasaさん からの返信 2009/06/18 16:05:04
- RE: 興味深く拝読しました
- コメントありがとうございます。私は全日空を中心にスターアライアンス系を利用しております。今回の旅行は、もともと欧州単純往復を直前に世界一周に変更した為、NRTからのANA欧州直行便がとれずソウル経由になりOZを利用する事ができました。長距離の殆どがANA中心でしたのでOZも結構新鮮でした。一昨年になりますが、興味深いフライトとしてNRT-BOMのB737-800(全Cクラス)処女飛行、昨年はSIN-SYDでA380(Cクラス)などを体験致しました。これらもブログにアップしてみてみたいのですが、写真の記録を紛失してしまい躊躇しております。昨年定年を迎え、出張もなくなり、暫くは現役時代にため込んだマイレージ利用で旅行を楽しみたいと考えております。
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- しーちゃんさん 2009/05/08 14:33:00
- ちょっと残念(;O;)
- こんにちは!
折角の世界一周旅行、それも憧れのビジネスでが今回の
インフルエンザ騒ぎでカナダを廻らず帰国されたとは
さぞかし残念でしょうね。
海外から帰った友人もマスクをしているのは日本人ばかり
と言っていました。
ザルツブルクは素晴らしい景観だったことでしょう!
若い頃映画「サウンドオブミュージック」を見て是非一度
訪れたいと思っていました。4年前に念願を果たし満足して
帰って来ましたが、ヤブレガサさんも感激されたのでは。
次はどちらに出かけられますか?
- Yaburegasaさん からの返信 2009/05/08 15:11:27
- RE: ちょっと残念(;O;)
- > こんにちは!
> 折角の世界一周旅行、それも憧れのビジネスでが今回の
> インフルエンザ騒ぎでカナダを廻らず帰国されたとは
> さぞかし残念でしょうね。
> 海外から帰った友人もマスクをしているのは日本人ばかり
> と言っていました。
> ザルツブルクは素晴らしい景観だったことでしょう!
> 若い頃映画「サウンドオブミュージック」を見て是非一度
> 訪れたいと思っていました。4年前に念願を果たし満足して
> 帰って来ましたが、ヤブレガサさんも感激されたのでは。
> 次はどちらに出かけられますか?
それでもプラハ、ウィーン、ザルスブルグの3箇所を回れましたのでそれなりに満足しました。オーストリア、チェコは春真っ盛りで、どこも花が咲き乱れており、思い出深い旅になりました。
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