2008/02/21 - 2008/02/21
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フロッガーさん
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旧岩崎邸は明治二十九年(1896)に三菱の創設者である岩崎家の本邸として建てられました。この邸宅はイギリス人のジョサイア・コンドルによって設計されたもので、現存しているのは洋館・撞球(ビリヤード)室・和館の3つです。三菱財閥の三代目にあたる岩崎久彌(創業者・岩崎彌太郎の長男)がコンドルに設計させた物で、コンドルは鹿鳴館やニコライ堂も手がけています。
木造二階建てで地下室付きの洋館は、本格的な西欧式邸宅で近代日本住宅を代表する西洋木造建築と言われています。
館内の随所に見事なジャコビアン様式と呼ばれる装飾が施されていて、同時期に多く建てられた西洋建築とはちょっと違った装飾が施された建物となっています。建物自体は、主に年1回の岩崎家の集まりと外国人・賓客を招いてのパーティーに使用されました。一階部分に玄関・食堂・厨房・客室があり、地下には倉庫・機械室・通路が設けられていて、撞球室には地下通路でつながっています。この邸宅は戦後にGHQに取り上げられましたが、返還後には最高裁判所司法研修所などとして使用されました。この時に和館の方は大広間を除いて大部分が取り壊されています。
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洋館入り口。この日は敷地内で工事が行われていました。。。
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一階ホール。
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テーブル。
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桐箱。
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版木。
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壁面。この模様が版木ロールで作られています。金唐紙と呼ばれる物。修復でで忠実に再現されました。
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製作工程。
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書斎。
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2階のエントランス。
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トイレ。
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ドアノブ。
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和館のほうへ。
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大広間です。橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられる日本画。かすかに富士山が見えるとおもうのですが。。。
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外に出て撞球室へ。ビリヤード場です。コンドルの設計ですが、洋館とは違ってアメリカ式木造ゴシック建築。スイスの山小屋風となっています。
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そして終了。塀には三菱のマークの元になった菱紋が彫られていました。
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岩崎邸へ向かう途中、東大医学部の鉄門です。門自体はこの左側ですが撮ってない(;´Д`A ```
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