2008/09/05 - 2008/09/05
13位(同エリア48件中)
コクリコさん
オランジュ(2)は、もう一つの世界遺産である凱旋門を中心にUPします。
☆オランジュの凱旋門はリヨンとアルルを結ぶアグリッパ街道の途中に位置し、紀元前20年頃に建てられたもの。
凱旋門の南側のレリーフはかなり破壊されているが、北側はほぼ無傷で残っている。
刻まれたレリーフにはガリア人とローマ人との戦闘の場面、戦利品などが描かれている。
高さ22メートル、幅21メートル。
写真は凱旋門北側を写したものです。
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古代劇場とその周辺をから共和国広場へ。
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共和国広場に建つオランジュ市庁舎。
花に埋もれているフランス国旗。
この近くにあるノートルダム大聖堂に入ったと思うのですが、写真はなく、あまり覚えていない(^^;) -
多分共和国広場に建っていたと思う(頼りなくてすみません。今頃思い出したように去年の旅行記書いているもので)、オランジュ伯爵ランボー2世像。
十字軍遠征の時、アンティオキア(歴史的にはシリア、現在はトルコ)、エルサレムで勝利した英雄だと思います。 -
カフェで小休止。
一息ついて。。。っと。 -
凱旋門通りを歩くと、見えてきました。
ローマ時代の凱旋門!
世界遺産だというのにこのそっけなさは何?
何の宣伝もなく、囲いもなく、ぽつんと建っていた凱旋門に好感を持ちました。
手に触れることができそう!
遠くから見ると小さく見えたけれど。 -
近づくにつれだんだん大きく見えてきました。
見学している人間と比べてください。
パリにあるナポレオンの大凱旋門やモンペリエの凱旋門と比べると小さいですが、2000年以上前の凱旋門ですから凄いものです。
日本ではまだ弥生の夢を見ていた時代なのですから。
こちら側は損傷の激しい南側。 -
それでも、向かって右のアーチに彫られたレリーフはきれいに残っていました。
遥かローマの時代から時を越えて2000年もの間こうして静かに建っている。
それにそっと触れることができたことに感動を覚えました。 -
夏草や兵どもが夢の跡・・・
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そして、廃墟の鳩♪
古代ローマからはるばる時を超えてやってきたお使いの鳩でしょうか。 -
磨耗した壁にもう一羽、白黒コンビのお洒落な鳩。
ローマの懐で遊ぶ鳩たちでした。 -
アーチをくぐって反対側、レリーフがほとんど無傷で残っている北側へ。
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北側から見た凱旋門。
堂々として完璧! -
凱旋門向かって左側のアーチの上部に彫られた印。
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その下の部分に彫られたレリーフ。
戦闘の場面でしょうか、
『グラディエーター』とか
『ベンハー』(古すぎ^^?)の一場面を思い出してしまいました。 -
一番下の部分に掘られたレリーフ。
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アーチの下からも写してみる。
アーチの天井にもちゃんと模様が彫られている。
ああ、こんな所にもちゃんと装飾が施されてとため息。 -
日が暮れるまでどのくらいこの場所にいたかわからない。
名残惜しいけれどお別れね。
またいつ会えるかわからないけど、お別れにもう一度どっしり冷たい凱旋門に触れてみた。
ローマ時代からの熱い血が脈々と流れているような気がしたのは私の思いすぎかしら。
振り返ってもう一枚。 -
共和国広場で見つけたもの。
箱に入っているようなメリーゴーランド。
フランスでは広場があると必ずそこにメリーゴーランドがあるけれど、雨が降っても大丈夫なようにこんな小箱に入っているメリーゴーランドを見たのは初めて。
メリーゴーランドの写真は各地で撮ったのでかなり集まっているかもしれない♪ -
フレデリック・ミストラル像。
先も書いたけれど、プロヴァンス語で詩や小説を書いたプロヴァンスの英雄。 -
あぁ、また古代劇場のところに来てしまった。
夕闇せまる古代劇場はなんだか凄みがある。
私たちの知らない真夜中に古代の霊たちの演劇が繰り広げられているかもしれないな。 -
ホテルの近くにレストランあるかな、、、と思いながらホテルへの帰り道。
オランジュって、世界遺産のある観光地なのに、この民家の窓の殺風景なことったらヽ(^o^)
フランスの田舎や郊外、都会さえも民家の窓辺は素敵なお花で飾られているのに、この素っ気無さよ(^^;) -
ほらね、開き戸だってペンキをキレイに塗っていないのも珍しい。
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しつこく、ほらほら。
お花を飾って欲しい〜 -
カフェのテーブルだって、風でメニューが飛ばないように石の重しが(^^;)
良いアイデアだとは思うけれど、なんか素朴〜 -
オランジュもプロヴァンスですから、エクス・アン・プロヴァンスと同じくあちこちに泉がありますが、、、しゃれっ気がないなぁ。
でも水の流れる風景が好きなのでカメラを向けてしまいます。
オランジュ滞在が短かったので面白い泉を見つけられなかったのかもしれないけれど、グリフォンの泉が一番気に入りました。 -
写し方が下手で傾いていますが、オランジュの市章のついている泉。
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脇にはしっかり鍵がついている。
これなら悪い奴等に毒(物騒?)など混入されずにすむというものです。 -
ホテルの方へ戻ってきましたが、夕食を食べられるレストランがまったくなくて寂れている。
仕方なくまた旧市街に戻りました。
歩道にはアウグスティヌスのメダルがはめ込まれています。 -
旧市街に戻ってもバカンスシーズン。
開いているレストランがあまりなくて、結局無愛想な中国人が立っていた中華料理店に入りました。
私たち以外誰も客がいなくて心配。
そのうち、私たちの姿を見た他の観光客たちが入ってきたり、地元のフランス人や中国人たちが次々と入ってきたので、ひと安心。
無愛想な中国人の給仕は無愛想なままなのに、客同士はお互いに「ボンソワー」と和気藹々。
それですぐ調子に乗る私たちも、次々と入っているお客に「ボンソワー」
店を出る時、酔っ払って夫がつまづき、みんなの拍手喝さいを浴びました(^^;)
「今夜のスターだね」(^_-) -
駅のまん前のホテル『HOTEL DE PROVENCE』はお安くて可愛くてお勧め。
でも、旧市街に遠いのがちょっと。
旧市街のホテルに泊まって、早朝散歩も良かったかも。 -
こんなホテルの鍵も久しぶりだなぁ。
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ホテルの部屋で今夜もビール。
中華料理店ですでに酔っているのにまた飲む気?
と、非難しながらもビールを飲むコクリコ。 -
酔っているから月もゆがんで見える。
ローマの時代からずっとオランジュを照らし続けている月。
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この旅行記へのコメント (2)
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- デコさん 2009/05/12 20:07:55
- オランジュの凱旋門☆
- コクリコさん、今日はオランジュの凱旋門をしっかり見せて頂きました(~~)
幕に覆われただけの凱旋門しか見ることができずがっかりしていたので、
コクリコさんのいろいろな角度から写して下さっている凱旋門で
ほんとに見てきたような気持ちにさせていただけました♪
ありがとう!!です(~~)
- コクリコさん からの返信 2009/05/15 23:27:45
- RE: オランジュの凱旋門☆
- デコさん、こんばんは。
お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
デコさんがオランジュにいらした時にはちょうど凱旋門が修復中だったのでしたよね。
中世の町並みも魅力的ですが、古代ローマの遺跡もワクワクさせるものがありますね。
旅行していても、良いタイミングで見られる時もあるし、修復中の時もあるし。
ここ数年続けてフランスに行っている私も国内旅行と違って一期一会の感じが特に最近してきて。。。もう年ですね(^^;)
修復中なら仕方ないかなぁと思うこともありますが、単なる見落としが多い私でして「しまった、見落とした」・・・行く前にはちゃんと調べてあったのにですよ。
いつになったら思い通りの旅行ができることやらです。
ヨーロッパ各国に旅行されているデコさんの旅行記また拝見させていただきますね。
投票、ありがとうございました(*^^*)
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