![7月のスイス旅行まであと2ヶ月ちょっととなりました。<br />スイス滞在中7日間は、ハイキング・トレッキング三昧の予定なので、只今登山靴に慣れる・体力作り・歩いてみて気がつくこと探しのために、4月からあちこちと歩き回っています。<br /><br />「目指すはマッターホルン!」と題しての山登りもやっていますが、実際にマッターホルンに登るわけではなく…<br />マッターホルンを眺めながらあちこちと歩きたいと言うその思いだけだけど、それでも侮っていてはせっかくの旅行も台無しになってしまうので、練習のためには出来る限りの準備と努力が必要ですね♪<br /><br />でも、最近なんとなく「歩くこと」そのものにも楽しみを見出しつつあり…<br />近場で、程よい距離が歩けて、勿論お金もあまりかからない、と言う条件で色々調べていたら…<br /><br />見つけました!ちょうど良いところ!<br />それが、「アプカシ」というフットパスのサイトでみつけた「白老町・萩の里自然公園」<br /> → http://www.bfh.jp/special/apukashi/douou/index.html#03<br /><br />本当は、ウヨロ川沿いのコースを歩くつもりだったんだけど、センターハウスの係の方から、「公園内を歩くだけでも10km以上になるし、今はエンレイソウなども咲いているから面白いですよ」と教えてもらい、まず今回は公園内の散策に挑戦。 <br /><br />白老町までは、車で30分、歩く距離14km程とちょうど良い感じ、町営なので勿論無料。<br /><br />あまり期待してはいなかったんだけど、行ってみて大満足の大正解!<br />色々なコースが楽しめて、季節により景色が変わりそうで季節ごとに訪れても面白いかもと思うところでした。<br /><br />スイス旅行が終わっても、次の海外もどこか歩けるところを探すことになるでしょう♪<br />健康のためにも良いし、中年夫婦にはぴったりの趣味となりそうです。(笑)](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/33/22/650x_10332279.jpg?updated_at=1594707136)
2009/05/03 - 2009/05/03
193位(同エリア259件中)
ゆんこさん
7月のスイス旅行まであと2ヶ月ちょっととなりました。
スイス滞在中7日間は、ハイキング・トレッキング三昧の予定なので、只今登山靴に慣れる・体力作り・歩いてみて気がつくこと探しのために、4月からあちこちと歩き回っています。
「目指すはマッターホルン!」と題しての山登りもやっていますが、実際にマッターホルンに登るわけではなく…
マッターホルンを眺めながらあちこちと歩きたいと言うその思いだけだけど、それでも侮っていてはせっかくの旅行も台無しになってしまうので、練習のためには出来る限りの準備と努力が必要ですね♪
でも、最近なんとなく「歩くこと」そのものにも楽しみを見出しつつあり…
近場で、程よい距離が歩けて、勿論お金もあまりかからない、と言う条件で色々調べていたら…
見つけました!ちょうど良いところ!
それが、「アプカシ」というフットパスのサイトでみつけた「白老町・萩の里自然公園」
→ http://www.bfh.jp/special/apukashi/douou/index.html#03
本当は、ウヨロ川沿いのコースを歩くつもりだったんだけど、センターハウスの係の方から、「公園内を歩くだけでも10km以上になるし、今はエンレイソウなども咲いているから面白いですよ」と教えてもらい、まず今回は公園内の散策に挑戦。
白老町までは、車で30分、歩く距離14km程とちょうど良い感じ、町営なので勿論無料。
あまり期待してはいなかったんだけど、行ってみて大満足の大正解!
色々なコースが楽しめて、季節により景色が変わりそうで季節ごとに訪れても面白いかもと思うところでした。
スイス旅行が終わっても、次の海外もどこか歩けるところを探すことになるでしょう♪
健康のためにも良いし、中年夫婦にはぴったりの趣味となりそうです。(笑)
PR
-
国道36号線を、室蘭から苫小牧方面に向けて走ると萩野駅を過ぎたあたりで左折。
踏切を渡りすぐ左手に曲がると、「萩の里自然公園」の駐車場があります。 -
入り口すぐには、大きな案内看板もあります。
この公園は園内何箇所かに入り口があり、その都度ちゃんと案内板もあります。
あちこちの分岐点などにも必ずこの案内板があるので安心して歩けます。 -
7、800m舗装された道路を歩いていくと、「ケネルハウス」と呼ばれるセンターハウスがあります。
カナダ・ケネル市から姉妹都市同盟を記念して贈られた丸太58本を柱や梁などにの主要資材として作られた施設だそうです。
まずは、ここで情報収集とトイレを済ませるために立ち寄りました。 -
入り口を入ってすぐに、記名簿がありましたので勿論きちんと記入して入らせていただきます。
トイレは、この右手にあり、通年使えるようです。
(左手の施設は、休館日があるようですが)
施設の中は清潔で、トイレももちろんきれいに使われています。 -
インターネットで大まかなことは調べてきてはいたのですが、園内の細かい地図があればと思って係の方に聞いてみたら、この二つのパンフレットをくださいました。
ネットで調べたコースはこの公園と近くのウヨロ川を回るコースだったんだけど、係の方の公園内も面白いですよ、とのお勧めで今回はまず公園内を攻めてみることに。
とってもわかりやすい地図で、園内散策にはとても重宝しました。 -
ビューポイントや、園内で見かける鳥や植物の解説も入っていて、今まで見かけたことが無いくらい見やすい地図でした。
次の為にも無くさないようにしなくちゃ。 -
今日は登山ではないので、軽装です。
まずは係の方お勧めの東尾根から歩き始めることとします。 -
尾根に上るとすぐにビューポイントの一つがありました。
ただ、昨日もそうだったけど今日もかすんでいてあまりきれいに景色が見えません。
かすかにだけど映っているのは独特な形の「樽前山」です。 -
あれ〜、何か見つけました。
-
ヒメイチゲ(姫一華)
とってもとっても小さくて、見過ごしてしまいそうです。 -
続いては「タチツボスミレ」
これは昨日の有珠山でも見かけましたが、よく見る種類のスミレです。 -
あれれれれ〜、何か変!
木の幹から鉄線が出ている。
実はこれは、牧場の名残なのか針金がいつまでもはずされずにいたらこうなったようです。 -
ほら、針金が貫通しているみたい。
どうやったらこんな風になるんだろう。
この解説も先ほどの地図に載っています。
楽しみながら、歩くことが出来ますね。 -
足元は、ちょうどよいクッションで…
落ち葉と、ウッドチップが足に優しいです。
昨日の有珠山の火山灰のような土とは大違いで、やはりフットパスならではの心遣い。
自然に配慮しながらも、自然を感じなおかつ歩いて楽しめるように程よく整備されています。 -
こんな林の中、分岐点です。
この案内板が無かったら、どっちに行ったらいいのか迷っちゃうけど、ここは安心です。 -
時にはこんな厳しいコースもありますよ〜。
最近わかってきました。
傾斜がきついと、このように横木が敷いてあると言うことが…。(笑)
これに、ロープがついていたらもっと急だと言うことです。 -
かすかにしか見えない「樽前山」と、手前には道央自動車道が見えます。
-
ちょっと見えにくいかもしれませんが…
「キタコブシ」が咲いています。
園内、桜の木もあるけど、桜はまだまだと言う感じで、こぶしの花はあちこち咲いていました。 -
小川も流れています。
この辺は昔は湿地帯だったと言うお話です。 -
園内一番奥北のほうまで来ると、そこはすぐ高速道路。
-
途中でこんな看板がありました。
一部分企業の所有地になっているんですね。
でも、入らせていただけるなんてありがたいですね。 -
このあたり、「水芭蕉」が見えると地図にありましたが…
先ほどの企業社有地に入ってすぐあたりに群生していました。 -
北側は湿地帯というだけあって、水芭蕉もあちこちで見えました。
-
急な上り下りも、勿論あるけどほとんどがこんな感じの歩きやすい道になっているので普通の運動靴でも大丈夫です。
-
歩いていると、色々な鳥のなき声がしますが…
このあたりではしきりに「ホーホケキョ」が頭上で聞こえる。
よく目を凝らしてみると、やっと見えました。 -
「ミツバツチグリ(三葉土栗)
これも小さくて可愛らしい花。
足元に気をつけて歩きたくなってしまう。 -
「クロミノエンレイソウ」
エンレイソウはたくさんの種類があり、私達素人には見分けるのが大変!
お昼ごはんを食べにセンターハウスに寄ったときに、園内に咲く花の写真集でとりあえず調べてみただけなので、間違っているかも…
でも、エンレイソウの一種であるのは間違いないかな。 -
「シラオイエンレイソウ」
変種らしいけど、白老で発見されたことからこの名前がついたみたい。 -
ゼンマイも、あちこちに顔を出していました。
タラの木もあちこちにありすれ違う地元の人らしき方々は、手に手にビニール袋を持っており…
センターハウスの方も、それくらいは黙認していますとのお話でした。 -
西側にある「一本杉」と地図に表示があった場所まで歩きました。
本当に一本だけぽつんと杉の木が立っています。
一応手前に桜が咲いていたので写してみたけど、まだそれとわかるほどには咲き進んでいないのでわかりにくいですね。 -
「一本杉、一本杉」と上ばかり気にして歩いていて気がつくのが遅れたけど、写真を撮り終わってさぁ移動、と言うときになって初めて気がつきました。
このあたりも、水芭蕉の群生地だったんですね〜。 -
一本杉の場所から、ジグザグの急斜面を登ったあたり。
「ダケカンバ」が根こそぎ倒れています。
こういう光景はあちこちで見かけたけど、古いものからはそこから又新しい植物が根付いていたりと、自然界の縮図を垣間見ることが出来ます。 -
午後1時過ぎ、一度センターハウスに戻り、お昼ご飯(持参したおにぎり)。
係の方が、親切にコーヒーを出してくれました。
インスタントだけど、ちょっと疲れた体にはありがたかったです。
ふと、気がつくと、暖炉があり、本当に火が入っていました。
心も体もすっかり癒されて、さぁ、もうひと歩きです! -
センターハウスの脇には、暖炉に使う薪が積み上げられています。
係の方は、これから笹刈りのお仕事のようですが、この薪も園内の木で調達しているんですね。
あちこちで伐採した木が積んでありましたもの。 -
今度は、園内中ほどの谷になっているようなところを歩きます。
写真は、午前中歩いた東尾根です。
やっぱり、尾根歩きのほうが面白いな〜。 -
標高84.2mの三角点。
我が家にとっては、歩くのに面白い起伏になるのはやっぱりこのくらいの高さでちょうどいいのね。 -
ところどころで、桜も咲き始めてはいるんだけど、まだまだ写真に写るほどはっきりはしていませんね。
-
さぁ、もうひと踏ん張り!
住宅街がすぐ近くに見える、外周の道路だけど、これが歩きにくいのなんのって。
このあとすぐ、急斜面の林の中に戻ります。 -
「見晴らし台」より太平洋を望む。
-
見晴台から、急な斜面を下りるとそこにあったのは、園内何箇所かでで見かけた「炭焼き窯」の跡。
昭和30年代頃まで実際に使われていたようです。 -
何の説明も無ければ、ただのポコンと窪んだ土地にしか見えません…(笑)
-
3時ちょっとすぎ、ウォーキング終了。
白老から登別にかけては温泉地で有名だけど、この日は息子が帰省していることもあり、温泉には寄らず、その代わり立ち寄ったのは…
知人から教えてもらった美味しい干物屋さん。
「ここのホッケの開きを食べたら他のは食べられない」
「札幌の居酒屋さんが買い付けに来る」
「午前中で売り切れになる」
と、聞かされては寄ってみない手は無いということで、帰り道ちょっと寄ってみました。 -
ホッケは、もうこれしか残っていないと言うことだけど、これも予約済みでこれから宅配便で送る分だそうです。
「明日の分まで作ったんだけど、その分も売れちゃって明日はお休みだわ〜。」と、おばさん。
我が家は、残っていた「宗八・1枚200円を5枚」と「ナメタカレイ・1枚250円を4枚」をとりあえずお買い上げ。
これが、札幌の居酒屋だと1枚千円以上にはなるんだろうな〜。
身がフワッフワで、やっぱりスーパーで売っているものとは全然違いました。 -
国道からちょっと海側に外れる道なので、今まで通った事が無かったけど、さすが白老・虎杖浜、漁港の町。(タラコは有名だよね)
他にもお店があり、覗いてみました。 -
ここでは、干しピンスケ(小さいスケソウタラ)5本で400円を買いました。
う〜ん、ビールが進む〜♪
歩いて、食べて、飲んで、最高のお休みですね。(笑)
…END…
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- ホーミンさん 2009/05/14 17:55:44
- はじめまして
- ゆんこさま
こんにちは。はじめまして。
水芭蕉をはじめとして、小さくて可憐な花がいっぱいの所ですね。
道もあまり険しくなさそうですし、近かったら是非行ってみたいところです。
北海道旅行は、東南アジアに行くより値段が高かったりするものですから、そうそうは行けないのです。
私も若くなくなってきたので、将来寝たきりにならないようにと、せっせと歩くように努めています。
飛行機より電車、電車より車、自転車、徒歩・・の方がイロイロなことが観察できて楽しいですよね。
主人が退職したら、記念にスイスにハイキングに行こうと計画しています。
まだ5年以上先の話ですが・・・。
ゆんこさんはもうすぐスイスに行かれるのですね。
ゆんこさんご夫妻は私達より健脚みたいだし、私達が同じコースを旅できるとは思えませんが、参考にさせて下さいね。
またお邪魔させていただきます。
- ゆんこさん からの返信 2009/05/16 11:21:31
- RE: はじめまして
- ホーミンさん、こんにちは。
こちらこそはじめまして。
ご訪問・コメントいただきありがとうございました。
歩くことによって今まで気にも留めていなかった小さな花にも目が行くようになり、年のせいかとも思いつつ…(笑)
> 北海道旅行は、東南アジアに行くより値段が高かったりするものですから、そうそうは行けないのです。
逆に、北海道から本州も高いですよ〜!
下手したら、ロサンゼルスや香港などにに行くほうが安いと言うときもありますから。
> 私も若くなくなってきたので、将来寝たきりにならないようにと、せっせと歩くように努めています。
私はもともと歩くことは好きだったのですが、夫は苦手だったんですよ。
それがメタボ対策と言うこともあったのですが、昨年カナダの山をちょっとだけ歩いたのが意外と楽しかったらしくて、今年は迷うことなく「スイスのハイキング」に決定しました。
> 主人が退職したら、記念にスイスにハイキングに行こうと計画しています。
> まだ5年以上先の話ですが・・・。
私達より、ちょっと先輩と言うお年頃でしょうか。
是非是非、スイス・ハイキング実現させてくださいね。
この4トラは、実際に普通の人が旅する様子がわかるので凄く参考になりますよね。
私達もどなたかの参考になれるような旅行記をUP出来ればいいなと思っていますので、その節は是非又おいでくださいね。
帰りましたら、ご挨拶に伺いますね。
では…
★ゆんこ★
-
- Maiさん 2009/05/05 23:49:01
- 可愛らしい〜♪
- ゆんこさん、こんにちは。
野の花たち、可愛らしいですね。
心洗われるよう、素敵です〜。
Mai
- ゆんこさん からの返信 2009/05/07 12:26:13
- RE: 可愛らしい〜♪
- Maiさん、こんにちは♪
お久しぶりと思ったら、体調崩されていたんですね。
その後お体の具合はいかがですか?
「ヒメイチゲ」本当に小さな小さな花なんですよ!
実は私も一昨年原因不明の腰痛で一週間ベッドの上で指一本でも動かすと走る激痛に苦しみ、3週間ほど入院したことがあります。
そのとき、しみじみと普通に歩けること、普通にトイレに行けること(丸1週間人の手を借りないとトイレにも行けなかったの)、今まで当たり前と思っていたことの奇跡(大げさじゃないよね、Maiさんならわかってくれますよね。)をしみじみと感じましたもの。
だから、最近は、今まで見過ごしていた小さなことにも感動することがしばしば。
今は又すっかり、感謝の気持ちも忘れて不満タラタラのわがままおばさんになりつつありますが^^;、それでも歩けることの幸せは実感しています。
Maiさんも、お体に気をつけて、又私にとっては「夢の世界(笑)」の旅行記で楽しませてくださいね。
★ゆんこ★
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
45