山科旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<br />2009.3.30(月)<br /><br /><br />霊宝館に別れを惜しみつつ、元の道を戻って三宝院にぶつかって右折、西大門(仁王門)に向かう。<br /><br />この道は霊宝館の北側面に沿っているが、塀越しに見る桜が美しく、ゆっくり歩きながら一歩ごとに変化する花の表情を鑑賞する。<br /><br />やがて正面に西大門(仁王門)が近づき、門を彩る桜が門を背景に映えている。<br /><br /><br />醍醐寺は、真言宗醍醐派の総本山。<br /><br />弘法大師の孫弟子、理源大師・聖宝が、874年に開いた。<br /><br />この地醍醐山は、もともと山岳信仰の霊地で笠取山と呼ばれ、こんこんと湧き出る醍醐水がある。<br /><br />爾来、醍醐・朱雀・村上、天皇三代(897-967)にわたる深いご帰依で充実への道を歩んだ。<br /><br /><br />西大門をくぐって参道をまっすぐに歩けば、右に国宝の五重塔がある。<br /><br />醍醐天皇を弔おうと936年に着工し、951年に完成を見た。<br /><br />現在時点で、京都に残る木造建築のうち、最も古いものとされる。<br /><br /><br />五重塔を右に見、左の国宝金堂を左に見ながら、次第に急となる坂道をまっすぐ進めば、一時間余り登って上醍醐にいたる。<br /><br />上醍醐には西国三十三観音霊場の第十一番札所があり、ここまでの登りは札所めぐり切っての坂道だ。<br /><br /><br />醍醐寺はその後火災に会ったりしながら荒廃を重ねる。<br /><br />しかし豊臣秀吉の時代から、次第に再興の道を歩み始める。<br /><br />1598年(慶長3年)には三宝院に五重塔(現在はない)が完成、その年豊臣秀吉が開いた「醍醐の花見」がきっかけとされ(秀吉は三宝院に寺領として千石余りを寄進)現在の盛況を見るに至っている。<br /><br />醍醐の花見の年1598年夏に、秀吉は没した。<br /><br />1994年には、ユネスコの「世界文化遺産」に登録された。<br /><br /><br />醍醐寺の桜は、種類が多くて花見の季節が長いことが特徴である。<br /><br />憲深林苑で咲き始めるカワズザクラを皮切りに、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、そして三宝院のオオベニシダレと、金堂わきにオオヤマザクラが咲き終わるまで約3週間、花見が続くようだ。<br /><br /><br />関連の写真は、<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br />をご覧ください。<br /><br /><br />

桜満開・醍醐寺花見【5】醍醐寺の花見は3週間も続くと言う

1いいね!

2009/03/30 - 2009/03/30

567位(同エリア599件中)

0

5

ソフィ

ソフィさん


2009.3.30(月)


霊宝館に別れを惜しみつつ、元の道を戻って三宝院にぶつかって右折、西大門(仁王門)に向かう。

この道は霊宝館の北側面に沿っているが、塀越しに見る桜が美しく、ゆっくり歩きながら一歩ごとに変化する花の表情を鑑賞する。

やがて正面に西大門(仁王門)が近づき、門を彩る桜が門を背景に映えている。


醍醐寺は、真言宗醍醐派の総本山。

弘法大師の孫弟子、理源大師・聖宝が、874年に開いた。

この地醍醐山は、もともと山岳信仰の霊地で笠取山と呼ばれ、こんこんと湧き出る醍醐水がある。

爾来、醍醐・朱雀・村上、天皇三代(897-967)にわたる深いご帰依で充実への道を歩んだ。


西大門をくぐって参道をまっすぐに歩けば、右に国宝の五重塔がある。

醍醐天皇を弔おうと936年に着工し、951年に完成を見た。

現在時点で、京都に残る木造建築のうち、最も古いものとされる。


五重塔を右に見、左の国宝金堂を左に見ながら、次第に急となる坂道をまっすぐ進めば、一時間余り登って上醍醐にいたる。

上醍醐には西国三十三観音霊場の第十一番札所があり、ここまでの登りは札所めぐり切っての坂道だ。


醍醐寺はその後火災に会ったりしながら荒廃を重ねる。

しかし豊臣秀吉の時代から、次第に再興の道を歩み始める。

1598年(慶長3年)には三宝院に五重塔(現在はない)が完成、その年豊臣秀吉が開いた「醍醐の花見」がきっかけとされ(秀吉は三宝院に寺領として千石余りを寄進)現在の盛況を見るに至っている。

醍醐の花見の年1598年夏に、秀吉は没した。

1994年には、ユネスコの「世界文化遺産」に登録された。


醍醐寺の桜は、種類が多くて花見の季節が長いことが特徴である。

憲深林苑で咲き始めるカワズザクラを皮切りに、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、そして三宝院のオオベニシダレと、金堂わきにオオヤマザクラが咲き終わるまで約3週間、花見が続くようだ。


関連の写真は、
http://4travel.jp/traveler/katase/
をご覧ください。


  • 土塀越しに見る<br />霊宝館の桜

    土塀越しに見る
    霊宝館の桜

  • 瑞々しい<br />満開の桜

    瑞々しい
    満開の桜

  • 西大門(仁王門)と<br />桜

    西大門(仁王門)と

  • 金堂脇の桜

    金堂脇の桜

  • 五重塔と<br />桜

    五重塔と

この旅行記のタグ

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP