鴎、飛ぶ鳥を止める。撮影モード「鳥」を試す！

2009/03/28 - 2009/03/30

私のカメラ、「撮影」「出来上がり画像」などについて任意の細かい設定が可能です。
その「撮影」について三つの大きなグループ「ＡＦ（オートフォーカス）」「測光と露出」「ＡＥロック」、小さな項目では合計２０項目について任意の設定をして自分で「鳥」モードと呼ぶ撮影モードを作ってみました。

狙いは高速で不規則に動く鳥の目にピタリとピントを合わせ、出来れば羽の模様も鮮明に描写することです。
そして鳥の動きを連続的に撮影することで、擬似動画のように記録し、羽の躍動感や画面全体のバランスなど最も写真になる１コマを選べるようにすることです。

撮影モードは「鳥」以外に、高速同方向に移動し撮影距離が大きく変わる被写体に強い「電車」モード、動かない被写体の微小ポイントの測光とオートブラケティング使用を重視した「風景」モードを設定しています。３モードはそれぞれセットとしてカメラにて登録・記憶させてあり、モードの切り替えは大体１０秒位あれば十分です。

「鳥」モードを使った撮影結果は本ブログの通りです。
「鳥」モードは使えそうです。

エリア 勝浦(千葉)

鴎Ａ
まずこの鴎を追ってみます。

飛び立ちました。

速度も出て、
上昇気流も捕まえたのか、
滑空状態です。

滑空のまま、
右に左にゆったりと・・・

鴎Ｂ
防波堤から飛び立った瞬間、
「高度」４０ｃｍ位です。

足を精一杯後ろに倒して、
空気抵抗を減らしています。

鴎Ｂもまずは低空飛行です。

鴎Ｃ
かなり距離がある、高い位置を飛んでいます。

画像補整で、あえて弱い輪郭強調をかけて見ました。
もともと羽の模様は鮮明に写っている上に、バックが青空だけなので、釣り糸で吊り下げた作り物の鳥を撮影したような不自然さが感じられる写真になってしまいました。

こちらは輪郭強調をかけていません。

「鳥」モードでのＡＦ（オートフォーカス）は、カメラのコンピュータが一定の光学パターンを記憶して、そのパターンを自動的・持続的に追い続ける仕組みです。
シャッターはシャッターボタン半押し状態で、連写になります。
早いシャッタースピードを確保するためにＦ値（絞り値）が開放に近くなっていても、この写真くらい距離があると被写界深度が深くなり、鴎全体にピントが合っているようにも見えます。
それにしても肝心の目のピントをチェックすると、わずかに写っている目のライトはシャープで、ピントに問題は無いようです。

このコマでも目のピントに問題は無いようです。

このショットでもピントに問題なく、
羽の質感や目の表情も描写できているようです。

この旅行記へのコメント （3）

• naniwa ladyさん 2009/04/17 08:07:08

  おはようございます。　8(*^o^*)8naniwa　

  かもめ、見せていただきました。
  素晴らしいですねぇ。まるで静止画像ですね。
  時間よ、止まれーーの魔法を使われましたか？？

  風神さん からの返信 2009/04/25 14:45:02

  naniwa ｌａｄｙさん こんにちは　

  > 素晴らしいですねぇ。まるで静止画像ですね。
  > 時間よ、止まれーーの魔法を使われましたか？？
  
  せっかく褒めていただいたし、静止画のようだと言っていただいたのは、
  私の狙いからして大変嬉しいお言葉なので「鳥」モードの説明と、
  狙いがわかり易いトリミング画像を加えました。
  良かったらご覧下さい。
  
  風神

  naniwa ladyさん からの返信 2009/04/26 08:33:51

  RE: おはようございます。　8(*^o^*)8naniwa　

  へーー自分で任意設定して、鳥や電車、花モードを設定しておくのは便利ですね。
  あせって、モタモタして、結局シャッターチャンスを逃すんです。まぁ、一言で言って”どんくさい”性格の改良から始める必要がありますが、まずは手とり足とり教えていただける写真教室を探そうと思います。