2009/02/08 - 2009/02/08
926位(同エリア1227件中)
りょうがさん
スミソニアンの航空宇宙博物館に来るのも14年ぶり。別館が出来る前だったので、展示もすっかり変わっているはず。
あらためて航空・宇宙について、アメリカならではの展示を楽しむ。ここでの目玉は何と言ってもライト兄弟の1903フライヤー(写真)。動力飛行機の歴史の始まりがここアメリカにあるわけだから。
次に、アポロ計画を始めとするアメリカの宇宙開発の歴史。
最後は、現在も圧倒的な力を誇る軍用機の展示。
世界で最も多くの人が訪れる博物館であり、ガイドブックなどにもたくさん紹介されているので、個人的に気に入ったものだけ写真を添付しておきます。
IMAXは、依然健在。今回は3Dモノではなく、Fighter Pilot: Operation Red Flag(45 Min. $8.5)を選ぶ。これはF-15パイロットの目線で、米空軍がNATO諸国等と行った共同訓練を見せるもので、実際の航空作戦の立案・実行の様子がよくわかる。特に、Combat Rescueの手順などは、脱出したパイロット側の動き、救助ヘリ乗組員の動き、実戦に即したもので非常に興味深かった。
別館に大きな航空機などが移動したおかげで、館内は随分とゆったりとした印象。本館を見て、今度はダレス空港の敷地内に位置する別館ウドバー・ハジー・センターだ。
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スミソニアン国立航空宇宙博物館
Smithonian National Air and Space Museum
D.C.のナショナル・モール、地下鉄ならランファン・プラザ駅からが便利。カフェはマクドナルドなので、隣の国立アメリカ・インディアン博物館のカフェテリアのインディアン料理(バッファロー料理など)がお薦め。 -
なんといっても今旬なのが米軍(CIA)の無人偵察(攻撃)機プレデター(Predator)。
アフガニスタンとパキスタンとの国境地帯でタリバン攻撃を続けています。
実機を見ることはなかなかできないので、貴重です。 -
米海軍艦艇・潜水艦搭載のトマホーク(Tomahawk)巡航ミサイル。
1発で1億円以上と言われてます。搭載艦艇に乗っても発射装置が見えるだけですから、ミサイル本体を見ることができる機会は普通ないですよね。 -
Locheed U-2偵察機
1960年にソ連に撃墜されたことで、冷戦の歴史に名を残す偵察機になりました。
モスクワの軍事博物館で、撃墜機体の残骸が展示されているらしい。 -
SA-2地対空ミサイル
U-2偵察機を撃墜したソ連の対空ミサイル
スペースの関係でしょうが、U-2が展示されている本館ではなく、別館(ウドバー・ハジー・センター)で展示 -
ダグラス(Douglas)SBD-6ドーントレス(Dauntless)艦上急降下爆撃機。ミッドウェイ海戦の殊勲機。
この艦載機エリアは空母の格納庫に擬したもの。パイロットのブリーフ・ルームや艦橋などの雰囲気も再現してあり、米海軍の空母機動部隊へのこだわりがよくわかるエリアです。 -
ここからは、第2次世界大戦の枢軸国軍の装備品。接収されてしまったので今では戦勝国でしか見ることができません。
ドイツのV-1号ミサイル。巡航ミサイルの先駆けです。 -
ドイツのV-2号ミサイル(左側)。弾道ミサイルの先駆けです。ロンドン攻撃に使われました。技術資料とともに接収され、これが米ソのロケット(弾道ミサイル)開発につながっていきます。
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ドイツ空軍のメッサーシュミット(Messerschmitt)
Me262
世界初の実用ジェット戦闘機。この博物館でも好待遇 -
日本海軍の三菱零式艦上戦闘機五二型
ゼロ戦の完全な機体はそれ程多くは残っていないはず -
イタリア空軍のマッキ(Macchi)MC202
フォルゴーレ(Folgore)
珍しいイタリアの戦闘機
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