2009/02/11 - 2009/02/15
5291位(同エリア5577件中)
ちゃおさん
石垣空港着陸寸前に見た、新石垣空港の現在の進捗状況を見るべく、白保に向ったが、三和地区の高原地帯の県道、広域農道は直線のように見えていて、微妙にずれていて、目的とした新空港ではなく、白保の町へ出てしまった。
石垣市に隣接する町で、人口も多く、家並みも裕福そうに見える。町は海岸線に沿って細長く開け、町を100mも横断すると直ぐにも海岸線に出てしまう。
海の幸だけでこれだけの人口と裕福さを養えるとはとても想像出来なかったが、その海岸へ出る。
余り人はいない。白い幅広の砂浜がどこまでも続いている。この先に新空港が建設されている筈だが、その様な様子は全く見えない。ただ遠浅の海とリーフに寄せる白波が見えるだけだ。
貴重な自然、かも知れない。誰に見られるともなく、ただ広がる砂浜と青い波。一度破壊されたらもう元に戻らないかも知れない。
しかし開発にも理由があることだろう。新空港が出来、大型航空機が燃料を満タンにして離発着できるようになれば、更に観光客を呼び込めるようになるかも知れない。アジアに最も近い日本の国際空港として、那覇以上に脚光を呼ぶかも知れない。
そうした人々の思惑、身近な生活に密着した金銭問題、開発に伴う膨大なお金、自然からは得られない利害得失、等々。
今空港反対運動がどうなって、工事の進捗がどうなっているかは当方には分らないが、当然に共存の方法はある筈だ。このまま工事をストップさせ、いたずらに税金を垂れ流すことこそ、大いなる無駄使いだ。一刻も早く工事を再開させ、一日も早く新空港を完成させるべきだ。第2の成田を作ってはならない。
確かに自然は一時的に破壊されるかも知れないが、沖縄のこの自然の包容力、自然回復力の力強さを見ていたら、10年、20年もしない内に、又元のこの様な自然に満ち満ちた海岸線が戻ってくるだろう。
力強い沖縄の海であればこそ、人工物と自然との共存、共栄は可能と信じた。
新空港の外に広がる青海原と珊瑚の海。もう60を越えたこの身では20年後に再び石垣を訪問することは無いだろうが、沖合いのリーフに打ち寄せる波頭をみていて、そんなことも考えた。
PR
-
石垣・白保の海岸は余り人の手も加えられず、自然のままでどこまでも続いている。
-
この先に石垣新空港が建設予定されているが、自然と空港との共存は可能だ。
-
浜下りにはまだ早いが、早春の土曜日、何人かの家族も浜遊びをしている。
-
沖合いのリーフ、環礁に砕ける波。リーフの波を見、改めてここが南国の海だと理解する。
-
数千年、数万年前の花崗岩が海にも風化せず、形を残し海岸に転がっている。
-
野趣に富んだ海岸でもある。
-
波打ち際に見つけた草花。満潮と時は水面下にあるであろうが、けなげに花を咲かせている。
-
本日の拾得物。大きなシャコガイの貝殻と珊瑚。これは大事に自宅へ持ち帰る。
-
白保海岸と宮良川、大浜海岸を分ける高台に立つ駿馬の像。この直ぐ前に於茂登酒造の大きな蒸留所がある。
-
記念碑の直ぐ横に咲いている真っ赤な花。・・燃えるようだった・・
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
石垣島(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
10