2009/02/11 - 2009/02/15
1202位(同エリア1309件中)
ちゃおさん
どこの島に渡るか迷った挙句、結局選んだのは、一番安易な方法。石垣港からおよそ10キロ、目と鼻の先にある竹富島は渡船料も往復1050円と安く、僅か10分で行ける距離にある。
30分に1本船が出ていて、乗り遅れる心配もない。場合によっては昼前に戻り、後一つどこかの島へ渡れるかも知れない。
乗船した渡船は高速船で、昔の船みたいに外のデッキに出て、海風に当るということも出来ない。飛行機のように室内に閉じ込められ、けたたましいエンジン音と同時に白波を後ろに巻き上げ、あっという間に島に着いてしまう。
思えば20数年前、ポンポン船のような渡し船で島に渡ったことが思い出される。当時は20分位はかかったと思うが、その半分の時間、僅か10分を稼ぐために、この様な近代的なフェリーを導入し、渡船代を何倍かに値上げし、外の景色も充分見られない。そんなに急いでどこへ行く!を地で行く海のカミカゼ。まあ、商売とはいえ、考えさせられた。
島に着くと時間感覚は一転、まだ縄文、弥生の頃の時間の流れが島を支配しているかに思えた。
南国の色鮮やかな花、ブーゲンビリア、ハイビスカスを始めてとして、各道路際、石垣などに現職の華を競っている。先ずもって騒音がないことが良い。朝の清浄な空気の中、音もなく咲いている。
以前は道路もサンゴを砕いたクリーム色の砂道で、車というものは無く、この砂道を自転車で走ったが、今はこの島にも近代化の波が押し寄せ、その砂道はアスファルト道路に変わり、自動車なども走っている。こんな島にこそ、電気自動車が似つかわしいのだが・・
だが、矢張り島ではまだ歩行者優先で、狭い島の道路、軽車両は歩行者に遠慮しつつ、静かに車を走らせている。警笛も鳴らさないことは無いが、どこか遠慮がちだ。
この島から車をなくし、電線を地中に埋めたら、又以前の弥生時代の静かな島の生活に戻るに違いない、と思いつつ、島の中心に向って歩いて行く。
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竹富島は石垣港から高速船で約10分の小さな島。人工330人足らずの島で、周囲も9キロほど。歩いてどこへでも行ける距離の島。
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船を下りた途端、ブーゲンビリア、その他の南国の花が迎えてくれる。
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空気が綺麗なせいか、ハイビスカスなども色鮮やか。
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この島にも今は自動車が走るようになり、道路も嘗てのサンゴを砕いた砂道から舗装道路に変わっている。
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しかし台風からの強風を避ける為の高い石垣は今でも健在だ。
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民宿の小母さん。この様なミンサー織の着物を普段から着こなしているに違いない。屋根の「シーサー」も立派。
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「シーサー」、中国語の「獅子」が転訛して琉球で「シーサー」と呼ばれるようになったが、「魔よけ」であり、台風被害からも家を守ってくれる守り神でもある。
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島の中央にある「竹富郵便局」。如何にも中国風、王安石風の書体に感じ入る。昔は中国の子孫が住んでいたのかなあ、とも思わせる。
この島には銀行も駐在もなく、郵便局が唯一中央(本島)とのパイプ役となっていた。 -
島の中央にある「時の鐘」。何かの際にはここから島中に放送された。周囲5.4キロほどの島だから、どこでもサイレン、放送を聞くこともできた。
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今は昔、1951年、建築費2万円で建てられたことが碑に書かれていた。島民の誇り、総意だったのだろう。
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