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ここ数年、膝の具合が良くなったり、悪くなったりの繰り返しで、膝が痛むときはちょっとした低山も登れないのだが、暫らく労わったせいか、去年の秋頃から痛みも少なくなり、今日の登山も快調に飛ばし、約1時間半で山頂に到着する。<br /><br />然しながら視界は「五里霧中」。<br /><br />昨日楽しみにしていた石垣・八重山の波打つ眺望が見えないどころか、ほんの50m先の電波塔の鉄塔すらもぼんやりとしか見えない。<br /><br />楽しみにしていた山頂の眺望も無惨に砕けてしまったが、先年登った宮之浦岳のような豪雨でないだけでも感謝しなくては。<br /><br />登山口の県道傍のベンデイングで買ってきたサンピン茶。誰もいない霧の山頂で一人乾杯し、お祝いする。<br /><br />数年前沖縄本島で一番高い山・嘉津宇岳へ那覇在住の知人、阿波さんの案内で、登ったこともあったが、あの時見た沖縄の海、太平洋と東シナ海。<br /><br />当時そこでは島の両側に広がる紺碧の海原を見ることが出来たが、未だに目に焼きついている珊瑚の海の情景を思い出し、霧に向って目を凝らし、海の青さを想像した。<br /><br />こんな時、語らう山友がいないのも淋しいことではあったが・・<br /><br />県道横の自販機、キャップ式のジュースは売って無く、このサンピン茶のように一度開けたら、飲み干すタイプのものしか無かったが、これが唯一の飲み物であり、カンを横にしないよう、大事に持って下山する。<br /><br />もう来る事も無いであろう山頂の山の神、何か神々しくもある石の神様に最後のお別れをし、この山頂を後にした。

琉球・石垣・一人旅(19)於茂登岳・裸で登頂。

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2009/02/11 - 2009/02/15

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ちゃお

ちゃおさん

ここ数年、膝の具合が良くなったり、悪くなったりの繰り返しで、膝が痛むときはちょっとした低山も登れないのだが、暫らく労わったせいか、去年の秋頃から痛みも少なくなり、今日の登山も快調に飛ばし、約1時間半で山頂に到着する。

然しながら視界は「五里霧中」。

昨日楽しみにしていた石垣・八重山の波打つ眺望が見えないどころか、ほんの50m先の電波塔の鉄塔すらもぼんやりとしか見えない。

楽しみにしていた山頂の眺望も無惨に砕けてしまったが、先年登った宮之浦岳のような豪雨でないだけでも感謝しなくては。

登山口の県道傍のベンデイングで買ってきたサンピン茶。誰もいない霧の山頂で一人乾杯し、お祝いする。

数年前沖縄本島で一番高い山・嘉津宇岳へ那覇在住の知人、阿波さんの案内で、登ったこともあったが、あの時見た沖縄の海、太平洋と東シナ海。

当時そこでは島の両側に広がる紺碧の海原を見ることが出来たが、未だに目に焼きついている珊瑚の海の情景を思い出し、霧に向って目を凝らし、海の青さを想像した。

こんな時、語らう山友がいないのも淋しいことではあったが・・

県道横の自販機、キャップ式のジュースは売って無く、このサンピン茶のように一度開けたら、飲み干すタイプのものしか無かったが、これが唯一の飲み物であり、カンを横にしないよう、大事に持って下山する。

もう来る事も無いであろう山頂の山の神、何か神々しくもある石の神様に最後のお別れをし、この山頂を後にした。

  • 於茂登岳山頂には神々しい石がいくつか並べられていて、それらしい雰囲気であった。

    於茂登岳山頂には神々しい石がいくつか並べられていて、それらしい雰囲気であった。

  • 霧の為、周囲の山並、下界の海原は全く見えず、直ぐ先の電波塔すら薄っすらとしか見えなかった。

    霧の為、周囲の山並、下界の海原は全く見えず、直ぐ先の電波塔すら薄っすらとしか見えなかった。

  • 山岳会の立てた標識ももう消えかかっている。沖縄の人は余り登山をしないようだ。

    山岳会の立てた標識ももう消えかかっている。沖縄の人は余り登山をしないようだ。

  • 裸で登った於茂登岳。登山者が誰もいないので、こんな恰好でも登山できた。肩に掛けているのがショルダーバッグ。

    裸で登った於茂登岳。登山者が誰もいないので、こんな恰好でも登山できた。肩に掛けているのがショルダーバッグ。

  • サンピン茶は矢張り、沖縄の空気に合っている。

    サンピン茶は矢張り、沖縄の空気に合っている。

  • 山ノ神に最後のお別れをし、この山頂を後にする。

    山ノ神に最後のお別れをし、この山頂を後にする。

  • 山頂直下、時々霧が流れて、山頂を見ることもできた。

    山頂直下、時々霧が流れて、山頂を見ることもできた。

  • 近くの山並も時々見えたりした。

    近くの山並も時々見えたりした。

  • 山頂直下の樹林帯。立ち枯れの木も多く、アルプスの白骨樹林帯を思い起こさせる。

    山頂直下の樹林帯。立ち枯れの木も多く、アルプスの白骨樹林帯を思い起こさせる。

  • 遥かに見える下界も霧雲に霞んでいた。

    遥かに見える下界も霧雲に霞んでいた。

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