2008/04/13 - 2008/04/13
74位(同エリア82件中)
ソフィさん
2008年4月13日(日)
ドイツ国境に近い、オランダ最大の森林「デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園」の森の中に静かにたたずむ「クローラー・ミュラー美術館」には、世界切ってのゴッホのコレクションがある。
案内によれば、コレクションの数は275点以上とあるから、並大抵な数ではない。
私は一度訪ねたいと思いながら、アプローチがたいへんなので、なかなか行かれなかった。
その永年の願いが、今日かなえられると思うと、胸がときめく。
ゴッホは子供の時から頑固なところがあったらしい。
強い反抗心に手を焼いた父親の、「この子はものごとをあまりにもまじめに考えすぎるのではないか」という言葉が残っている。
地元の小学校を退学し、13歳で隣町の寄宿舎付の学校に入学したのだが、16歳に退学し、画廊で働くようになる。
1869年から73年までの四年間、彼はオランダの首都ハーグで熱心に働き、模範社員となる。
その間1872年には、四歳年下の弟テオが同じ画廊のブラッセル支店に入社し、以後彼が死ぬまでの17年間、650通以上と言われる、弟との手紙のやり取りが続く。
弟テオは彼が失業し、絵に専念するようになってからの貧困生活を仕送りで支え、彼の芸術が成長するためのエネルギーを与え続ける。
ゴッホの存在の背景に、この弟テオの存在を忘れてはならない。
順風満帆のゴッホは、1873年ロンドンに栄転する。
20歳の彼は「何も欲しいとは思わず、しかもすべてを所有している」という、満たされた毎日を送っていた。
しかしこの満たされた生活のさなかに、思いがけなく深くて大きい谷が彼を待ち構えていた。
下宿先の娘との、失恋だった。
彼の持つ純粋さのゆえに、そのショックは壮絶だったと想像する。
関連の写真は、http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。
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