雲南省南部一人旅(2008年3回目)　その 26　楚雄から元謀へ移動後土林観光

2008/11/11 - 2008/12/10

雲南省南部のミャオ族と蝶を求めて放浪した一人旅の記録

エリア 中国

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: 中国南方航空

今朝も5.5元の大盛り土鍋臭豆腐ビーフンを食べる。

7時半にホテルをチェックアウト、バス駅に行き元謀行きのバスに乗り込む。バスは8時15分に発車、アスファルトで舗装された山道を進む。今日も霞がかかっていてほとんど景色を見られない。1時間ほどすると雲が切れ霞も消えて日が差してきた。菜の花畑の黄色い花が目に染みる。

このあと霞が出たり消えたりしながら山の中の道を走る。

1時間半ほどで昨日訪れた牟定の県城に到着、道を歩いていた女性が昨日おばあさんと同じ帽子をかぶっていたので写真を撮る。後でよく見るとコートの下にきれいな民族衣装を着ている。1か月早く来れば民族衣装の写真を撮れたのに残念だ。

11時20分バスの加水のため停車する。出発から4時間以上たってようやくトイレに入れた。

金沙江の支流を渡ったあと川にそって走る。

元謀に近づくと赤土の絶壁が見えてきた。土林だ。

12時20分元謀のバス駅に到着した。

バス駅前の旅游賓館にチェックインする。宿泊費は1泊60元だった。

昼食をとりに外に出ると民族衣装を着たイ族の女性が歩いていたので後を追いかける。

1人の女性に写真を撮らせてもらう。

胸や背中の上部には見事な刺繍がしてある。

写真を撮り終わってさらに歩いて行くと今度はおばあさんが孫を連れて歩いてきた。

早速子供の写真を撮らせてもらう。

食堂が見つからないのでホテルのほうに引き返すとミャオ族の女性が歩いていたので写真を撮らせてもらう。髪の毛の結い方が独特だ。

清真料理の店があったのでここで牛肉入りのビーフンを食べる。値段は3元と安い。

このあと乗り合いタクシーを300元でチャーターしてホテルで教えてもらったミャオ族の村と班果土林に向う。広い道から泥道に入り村の中を走っていく。

途中に川があり橋がないので水中を渡っていく。

このあと山の中を走る。

道端に土林が見えたので車を停めて写真を撮る。

さらに5分ほど走ると班果土林に到着した。土林は赤土の山が雨で削られてできたもので4年前に訪れた元謀土林(旅行記)が有名であるが、ほかにも土林はいくつかあり班果土林は元謀土林より浸食が大きく変化があるが規模が小さく見どころは少ない。

運転手が班果土林はあまりよくないから新華土林に行こうというので新華土林に向かう。途中の道端にも素晴らしい土林が見える。

20分ほど走るとミャオ族のおばあさんが歩いていた。スカートの模様が楚雄のミャオ族に似ている。

盛装が見られるかもしれないと思っておばあさんの村まで行くと民族衣装を着た女性がいたが楚雄のミャオ族の衣装は持っていなかった。村の人の話では楚雄のお祭りの日に行けば見られるという。

16時40分新華土林に到着した。新華土林は広い範囲にわたっているので場所を変えて眺める。

　近くに河尾水庫というダム湖がありこちらの景色も美しい。

このあと浪巴舗土林を訪れる。この土林は沼があり見所が多い。

途中で車の部品が故障し代わりの部品が届いたので取り換え作業をする。すでに日が沈み家に帰る馬車やロバ車が停まった車の脇を次々通って行く。

18時ようやく修理が終わり真っ暗になった道を走り続け19時50分ようやく元謀に到着した。今日は予定外の新華土林や浪巴舗土林まで連れて行ってもらったのでお礼に400元出したら300元でよいという。しかしむりやり400元渡して引き揚げる。今時珍しい人だ。清真食堂が開いていたので牛肉の煮物を食べる。肉の盛りを小にしてもらったら9.5元だった。