雲南省南部一人旅（2008年3回目） その１

2008/11/11 - 2008/12/10

民族衣装と蝶を求めて雲南省南部を放浪した一人旅

エリア 中国

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: 中国南方航空

　2008年11月11日16時11分中国南方航空CZ386便は成田空港を飛び立った。今回の旅はミャオ族の村を訪れ民族衣装を撮影することであるが、ついでに蝶の写真も撮りたいと思っている。

　離陸後20分ほどしてナッツが配られ続いて機内食とと飲み物が運ばれた。メニューに牛肉と魚があったので魚を選んだら白身の魚の切り身だった。

　時計を1時間遅らせ19時40分CZ385便は広州白雲空港に着陸した。入国検査を終え機内預けの荷物が出てくるまでの間に構内の中国商工銀行で10万円両替したら50元の手数料をとられて6440元になった。2か月前が5920元だったので円高のおかげで520元多くもらえた。1元が大体15.5円になる。

　空港前の1番乗り場の中国南方航空售票所行きのリムジンバスに乗りこみ30分ほど走って20時55分に到着した。いつも泊まっている微八酒店に行くと166元の部屋ばかりでなく188元の部屋は満室で238元の部屋しかない。
そこで広州南航酒店に行くと220元というのでここに泊まることにした。部屋は微八酒店の168元の部屋より狭くく室内も汚れていて220元は高すぎる感じだ。

　荷物を客室に置いたあといつも利用している広州駅脇の好宣郷に行くとすでに店が閉まっていたので駅の左側に並んでいる食堂の1軒に入り12元の快餐を食べる。

　帰りがけにリムジンバス乗り場の売店によって明日の朝食用に4元のカップ麺を1個を買う。

5時30分に起床、昨日４元で買ったカップ麺とゆで卵を食べ6時20分にホテルをチェックアウト、ホテルの脇から広州白雲空港行きのリムジンバスに乗る。バスは6時40分に発車、30分ほどで広州白雲空港に到着した。

　昆明行きの中国南方航空CZ3409便にチェックインし搭乗待合室で40分ほど待ってから搭乗する。CZ3409便は8時40分に離陸、30分ほどして飲み物が配られ続いて機内食が配られた。カップ麺だけでは物足りなかったのでちょうどよかった。

　CZ3348便は10時４７分に昆明空港に到着した。前回の旅ではリムジンバスを探しているとき白タクまがいの旅行社の客引きに引っかかってしまったのですぐタクシーに乗り15分ほどで昆明駅前の昆明汽車客車站に到着した。タクシー代は15元だった

　文山行きの乗車券を買うとバス料金は93元だったが４元の保険料を追加され９７元になった。バスの出発時間が13時30分になっていて2時間近く待たなければならないのでとりあえずバス駅横の食堂で8元の快餐を食べる。

　このあと道路の向かいにある三葉賓館に行き按摩をしてもらう。中国式按摩が1時間で48元ということだったが50分で終わってしまった。

バス駅に戻り文山行きのバスを見ると寝台バスだ。寝台バスにはこれまで乗ったことがないのでいい機会だ。

　出発前にジュースと「麦の酥」という日本語で書いたクッキーをそれぞれ4元と6元で買う。「麦の酥」には「おいしい、口すたりがとい」とおかしな日本語が印刷されている。「麦の酥」の字の右には曲奇という字が印刷されているがクッキーのことだろう。

　バスは13時37分に発車、市内を抜けた後昆玉高速に入りさらに昆石高速に入る。ベッドに横たわって窓から景色を眺められるので脚が疲れないでよい。窓の外には稲刈りの終わった棚田が続く

15時12分世界遺産に指定された石林のゲートに到着した。左側にはたくさんの石の柱が見えるが右側の席なのであまり写真を撮れない。

　このあと石林県の県城、弥勒県の県城を通過し、野菜畑やトウモロコシ畑の続く平地を走る。16時43分トイレ休憩で停車する。走る前に買ったジュースがなくなったので今度は乳酸菌飲料を買う。値段は4.5元だった。

　このあと川に沿って谷間を走る。日が低くなってきて冷えてくる。昼はぽかぽかでダウンジャケットを脱いでいたのだがまた着込む。日が沈み薄暗くなった18時10分平遠鎮に到着、3分の1の乗客が降りる。18時20分発、川沿いの道を走ったあと石灰岩の山に囲まれた平地を走る。

　19時50分ようやく文山客運中心に到着した。前回の旅では5時間ちょっとで着いたが今回は寝台バスだったせいか6時間かかってしまった。

　バスの駐車場には昆明行きの寝台バスがたくさん並んでいる。今乗ってきたバスもまた昆明に引き返すのだ。

　前回泊まった聖特莱賓館にチェックインする。前回はツインの部屋で60元だったが今回はシングルの部屋で同じ値段だ。それでも広州南方航空酒店の客室よりきれいだ。

　部屋に荷物を置いたあと夕食に出かけ土鍋ビーフンを食べる。鶏の腿肉を入れてもらったら地鶏のせいか非常においしい。値段は10元だった。