雲南省南部一人旅(2008年3回目)　その4　里達鎮訪問後八宝鎮へ

2008/11/11 - 2008/12/10

ミャオ族の民族衣装と蝶を求めて雲南省南部を放浪した一人旅の記録

エリア 中国

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: 中国南方航空

バス駅脇の食堂でビーフンを食べる。値段は5元だった。

　「会社を辞めて旅に出た」氏の情報によると土曜日に里達鎮で定期市があるというので前回の旅で訪れたら雨模様で露店が出ていなかった。そこで今日こそと里達鎮の市場の写真を撮ろうと再び訪れることにした。ホテルをチェックアウトし荷物をバス駅の荷物預かり場に預け、里達鎮行きの乗車券を買おうとしたらあっちだと指をさされて売ってくれない。わからないのでオート3輪タクシーに乗ってバス乗り場に行き客が集まるのを待って9時15分に出発し、50分で里達鎮に到着した。バス代は3元と安い。

　前回の旅と同様通りには人が少なく露店も出ていない。前回は雨のため市場が開かれていないのかと思ったのだが、今日は好天だ。おかしいと思って町の人に聞くと定期市は4日後だという。干支で亥の日だ。「会社を辞めて旅に出た」氏の情報は役に立つが誤情報も少なくない。仕方がないので町の中を歩いて民族衣装を着た女性の写真を撮る。

ヤオ族

ミャオ族

　町の外れに行くと洞窟があり清水が流れ出していた。奥の岩には龍が巻きついているのでかっては村の聖地だったのだろう。

今は町の人たちの洗濯場になっている。

　蝶の写真を撮ろうと町の脇の田圃に行く。前回ここに来た時は稲刈りの最中だったがすっかり耕されて野菜が植えられている。

シロオビヒカゲの一種

セセリチョウの仲間

スジグロシロチョウ

クマバチの一種

スズメバチの一種

カメムシ

バッタ

12時10分に里達鎮を出発、富寧に入ると百越公園の横を通ったのでここで降りてトンボの写真を撮る

アカトンボ

金色のトンボ♀

金色のトンボ♂

ほかにも昨日見てないトンボが見られた。

カワトンボの仲間moita.

写真を撮った後バス駅近くの食堂で10元の快餐を食べる。

食後は普厰河の北側の岸辺でトンボを撮る。ここでもたくさんのトンボを見られた。トンボの好きな人には富寧は天国だ。

　モンシロチョウの仲間が飛んでいるのかと思って写真を撮りとまったところを見たら蛾だった。

　14時40分に富寧を出発、高速道路に入り八宝鎮に向かってカルスト地形の山の間の道を走る。

　前回の旅で泊まった八宝保銷賓館に落ち着く。宿泊料は40元だった。

部屋に荷物を置いたあと蝶を探しに出かけたが残念ながら見つからなかったので代わりに風景の写真を撮る。

帰りがけに市場でジャガイモやコンニャクなどの串刺しと炒めた餅を買って夕食代わりにする。たくさん買ったが代金は全部で4.5元だった。