2009/01/17 - 2009/01/18
215位(同エリア258件中)
GOTOCHANさん
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2009年の滝はじめは熊本と大分への遠征となりました。もともと福岡への出張が予定されており、当初はおとなしく日帰りのつもりでしたが、ひと月以上も滝とはご無沙汰で禁断症状が出てしまいました。それで急遽九州での滝めぐりを敢行することに決めたのが1週間前。黒川温泉の宿も予約でき、レンタカーも予約OK。それからルートを大まかに決めました(事前にルートを決めるのは私にしては珍しい)。
黄牛と書いて‘あめうし’と読みます。難読滝名ランキングなるものがあるとすれば間違いなく上位にランクインしそうな滝です。今回の滝めぐりでは予定に入れていなかった滝(そもそも存在すら知らなかった)で、元々震動の滝のあとは西椎屋の滝と東椎屋の滝の2本の百選滝を見て久留米に戻る予定でした。しかし雨が降り出したため急遽変更し、原尻の滝へ行くことにしました。西椎屋の滝も東椎屋の滝もそれほど滝見難易度は高くないですが、それでも山道を歩く必要があり雨ではつらいので、雨でもほとんど問題のない原尻の滝にしたわけです。来た道を戻らないといけないことや、久留米から遠ざかるなど難点はありますがやむを得ません。それで原尻の滝へ向かう途中、道路に案内が出ているのを見て見に行きました。周りに山らしき山のないホンマにこんなとこに滝があるのというようなところにありました。しかも驚くほど豪快な滝でした。ちょっと得したような気分でした。
黄牛の滝滝見難易度:2、雄飛の滝滝見難易度:1
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JR特急
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やまなみハイウェイを戻り、国道442号線で竹田方面へ向かいます。途中、国民宿舎・久住高原荘の入口のところに‘雄飛の滝’の案内があったので思わず左折。数分山の中の道を走ると立派な駐車場がありました。車が数台停まっていましたが、百名山のひとつ久住山の登山口の一つのようでした。駐車場では滝の案内がなく、そばを流れる川沿いの狭い道を歩いていくとこのような氷のオブジェ?がありました。
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どうも人工的に造られたもののようです。
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この道の行き止まりは赤川荘という温泉宿でした。その奥に見える滝が雄飛の滝です。落差は12m。
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滝の前に赤川荘の露天風呂があるそうです。なんと贅沢な。久住山登山と合わせて是非宿泊したい宿です。
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赤川温泉の解説。雄飛の滝についての説明もありました。
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宿の前にはこんな滝?もありました。人工的なにおいがしますが。
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赤川温泉をあとにし、国道442号線をさらに竹田方面へ走らせます。すると「黄牛の滝」の案内板(手書き)が国道沿いに何度か現れました。周りにはそれといった山もないし、どうせたいしたことがないだろうと思って行くつもりはなかったのですが、どうもすぐ近くにありそうなので見るだけでもと向かいました。案内にしたがって進むとこんな立派な駐車場が…しかし周りには山はありません。
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駐車場のすぐ先にこの手作りの案内があります。周囲は何の変哲もない田舎の風景ですが、あの駐車場ですから期待は持てます。それにしても滝まで324mって?
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滝までの道は整備されていて、地元の気合の入り方がわかります。最後に下を流れる川に下りますが、立派な階段がついています。
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川に下りるとすぐに滝があると思い込んでいましたが、それらしきものがありませんし、滝の音も聞こえません。階段を下りた目の前にちょっとした落差があり、その前にまるで牛の頭のような形をした岩があるではありませんか。これが滝の由来かと勝手に思い込んでしまいました。
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牛の頭ですよね…?
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川の雰囲気としてはなかなかのものです。
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‘牛の頭’の下流の風景。この先、切り立った崖に囲まれて、川は左に大きく向きを変えます。そのすぐ手前までは遊歩道が続いていました。
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一般的に滝は上流にあるもので、気を取り直して上流に向かいました。するとすぐにこんな滝がありました。落差は10mくらいでしょうか。しかし水が少なすぎるし、あの駐車場の気合の入り方とは釣り合いません。
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さらに上流を目指すとなかなか雰囲気が良くなってきました。そして、この上流の川が右に曲がっている先には…
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物凄い轟音とともに、水煙がたっていました。
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何とも圧倒される迫力の滝です。
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滝に近づくと物凄い水飛沫でずぶ濡れになりそうです。
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滝口のアップ。よく見ると上に電柱があります。上から見下ろすこともできそうですね(今回パスしました)。
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滝壺のアップ。
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黄牛の滝は落差20mだそうです(25mとか12mとかの説もある)。滝のなさそうな雰囲気の場所(周辺は田んぼばかり)にこんな滝があるとは驚きです。遊歩道ができる前は地元の人も足を踏み入れたことがなく、幻の滝と呼ばれていたそうです。でも集落からたった300mほどですよ!
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