その１―ムーンライトえちご―　冬の東北縦断の旅２００９

2009/01/18 - 2009/01/19

白い景色を走る旅がはじまります！
まずは、間もなく運行を終えるムーンライトえちごの乗車。
黒い闇に白い雪が溶けてゆく…、車窓の景色が大切に思えます。

エリア 高崎(群馬)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル

スタートは夜の新宿駅。
今回は１８きっぷ使用の旅ですが、ここではまだ使わずに普通に切符（９５０円）を買います。
まず、高崎線直通の湘南新宿ラインに乗ります。

列車は意外に空いてました。

埼玉県の吹上駅で一旦下車します。
なぜこんな駅でわざわざ下りるかというと、この方法が旅費をちょこっと節約することにつながるからです。
吹上駅まで普通の切符で行き、ここで午前０時を迎えて１８きっぷを使い始める、というのが普通に新宿からムーンライトえちごに乗るよりも安くなるのです。
まっ、かなり吝嗇的な方法だけど（笑）。

吹上はとくに何もない町でした。

駅の近くのローソンで明日の朝食用にサンドイッチを買いました。

午前０時になったので、１８きっぷに判を押してもらいました。
って、他のとだぶって押されちゃったんですけど！！
もう女性駅員さん、何やってんだ〜。

普通列車で高崎駅に着きました。
下りるとき、予想通り駅員さんに１８きっぷを詳細に点検されました（笑）。

高崎といえばだるま！

ホームにはすでにムーンライトえちごが停まってました。
この３月で定期運行は終わりです。
これで１８きっぷの旅も少し様変わりを余儀なくされそうですね。

新宿と新潟を結ぶ夜行列車。

ちなみに隣には同じく夜行列車の能登が停まってました。
金沢まで行くようです。

こっちも乗ってみたいね。

１時１３分、列車が出発です！
車内はほぼ満席で、廃止するのがもったいないくらい。
隣の席にはひたすら爪を噛み続ける謎の男性がいたのですが、途中で前の席へ移動？していきました。

水上で雪景色が見れました。
この冬初の雪景色だ〜。
っていうか、全然眠れないよ…。

全然眠れずに、長岡駅に到着。
手足を伸ばして眠れることの幸せを感じました。

さすがに長岡まで来ると寒い〜。

まったく一睡もできずに、終点の新潟駅へ到着。
ほんとに不眠男の自分にちょっと腹立つ。

ここから村上行きの列車に乗り換えます。
山手線みたいな車両だ〜。

やっぱり眠れずに、村上駅に到着。
さすがに寝るのはもう諦めました（笑）。

ホームに雪が！
わーいと、子供みたいに雪を手にしました。

今度は酒田行きの列車に乗ります。

だんだんと外が明るくなってきました。

サンドイッチを食べながら、朝の日本海を眺める。
海はくすんだ鉛色をしていました。
それにしても雪全然ないね。

山形県に入ると、通学の高校生達で車内は賑わいはじめました。
最初の目的地はもうすぐです。
旅行記その２につづきます。