7月26日<br /><br />　朝食は、ホテルの地下にあるレストランで食べる。ホテルをチェックアウトし、アスタナを出発。調査隊は一路、エレメンタールという町に移動する。<br /><br />　途中何回か停車して、休憩がてらに草原植物の観察会。日本で見ることが出来ない草原の植物を見ると、懐かしさを感じてしまう。<br /><br />　エレメンタールに到着して、まずは自然保護局に行き、調査許可の手続きをする。こういうのはカウンターパートがいないとできない。なぜか自然保護局にいる人の大半が迷彩服だった。話を聞いてみると、どうやらこの迷彩服が自然保護官の制服らしい。言葉は通じないが、カメラに撮られることはイヤでなはいようだ。<br /><br />　その後、ホテルを確保する。一泊1200円という好条件なので、ここに泊まることにする。<br /><br />　ホテルで昼食を食べてから、町から25kmほど離れた保護区へ向かう。案内役として森林保護官のおじさんについていってもらう。やはり迷彩色の軍服だった。<br /><br />　道の途中で車を止めて、この先は歩くということになる。調査隊は歩いてはしゃがんで植物観察。しかし、保護官のおじさんはどんどん進んでしまう。<br /><br />　見失わないように、一人ダッシュで追いかけることにした。かなり急な丘を登ってやっとの思いで頂上に到着すると、おじさんが「エベレストー」とシャウト。保護区を見せてくれるというのは現地案内ではなくて、保護区が一望できる景色のいいところを案内することだった。うむー、まいった。<br /><br />　まぁそれでもなかなか見ることができない良い景色を眺めることができたのでよしとしよう。おじさんに「明日はあそこに行きたい」と指さし、了解を得てから下山した。これで明日は草原を見ることが出来るだろう。意思疎通とはむずかしいものである。<br /><br />　ホテルに戻り、たまった洗濯物をやっつける。今回は移動に時間が取られるので、なかなか１つのホテルに落ち着くことが出来ない。夜はホテルの前庭でコニャックを飲みながら、なぜかK平さんからいろいろ説教をくらうことになった。

カザフスタン戦記２００７（その３）

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2007/07/24 - 2007/08/04

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#自然

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7月26日

　朝食は、ホテルの地下にあるレストランで食べる。ホテルをチェックアウトし、アスタナを出発。調査隊は一路、エレメンタールという町に移動する。

　途中何回か停車して、休憩がてらに草原植物の観察会。日本で見ることが出来ない草原の植物を見ると、懐かしさを感じてしまう。

　エレメンタールに到着して、まずは自然保護局に行き、調査許可の手続きをする。こういうのはカウンターパートがいないとできない。なぜか自然保護局にいる人の大半が迷彩服だった。話を聞いてみると、どうやらこの迷彩服が自然保護官の制服らしい。言葉は通じないが、カメラに撮られることはイヤでなはいようだ。

　その後、ホテルを確保する。一泊1200円という好条件なので、ここに泊まることにする。

　ホテルで昼食を食べてから、町から25kmほど離れた保護区へ向かう。案内役として森林保護官のおじさんについていってもらう。やはり迷彩色の軍服だった。

　道の途中で車を止めて、この先は歩くということになる。調査隊は歩いてはしゃがんで植物観察。しかし、保護官のおじさんはどんどん進んでしまう。

　見失わないように、一人ダッシュで追いかけることにした。かなり急な丘を登ってやっとの思いで頂上に到着すると、おじさんが「エベレストー」とシャウト。保護区を見せてくれるというのは現地案内ではなくて、保護区が一望できる景色のいいところを案内することだった。うむー、まいった。

　まぁそれでもなかなか見ることができない良い景色を眺めることができたのでよしとしよう。おじさんに「明日はあそこに行きたい」と指さし、了解を得てから下山した。これで明日は草原を見ることが出来るだろう。意思疎通とはむずかしいものである。

　ホテルに戻り、たまった洗濯物をやっつける。今回は移動に時間が取られるので、なかなか１つのホテルに落ち着くことが出来ない。夜はホテルの前庭でコニャックを飲みながら、なぜかK平さんからいろいろ説教をくらうことになった。