パリ・モロッコ・スペインそしてロンドン周遊の旅　20　-美しいセウタの町並み

2008/10/10 - 2008/10/21

スペイン領セウタを散策

エリア セウタ(モロッコ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
• 航空会社: ロイヤルエアーモロッコ

１６世紀に築かれたサン・フェリペ堀

セウタはジブラルタル海峡の軍事上の要衝で各国による統治の争奪が続いたが、1580年にポルトガルをスペインが併合と同時にセウタもポルトガル領からスペイン領に。1668年にセウタがスペイン領に確定以来モロッコにありながらセウタはスペインの統治が現在まで続く

サン・フェリペ堀は海水を引いた城壁。スペインはシェンゲン協定の加盟の国なので、セウタに入国さえすればヨーロッパの扉が開かれる。その為モロッコ経由で多くのアフリカ人が押し寄せ不法越境するものが絶えなかった。2000年に本格的に国境が整備されようやく不法移民も少なくなったそうだ。

セウタの中心に位置するカテドラル

その内部

ヨーロッパに来たな、と体感

オベリスク。　人口75,000人のセウタに大した産業もなく、しかしながらアフリカからの不法移民の脅威、そしてそれを阻止する為に莫大な軍事関連・国境警備費に投資することを考えると、セウタはスペインにとって大きな負担のような気がする・・・。

しかしセウタの住民はもちろんスペインからの離脱及びモロッコに編入に反対をしているが、スペイン政府としてもきっと切り離したいのが本音だろう。。

軍部の関係かな？

アフリカ婦人教会

産業のもないのに皆一体何の職業についているのだろうか？セウタが免税とはいえ、物価は相当高い。セウタの人々はスペイン政府からの援助で生活が成り立っているのだろう。何せスペイン本国に渡るのに、ヘリコプターやフェリーにはレジデントプライスがあるほど優遇されているほどだ。

スペインらしい建物