京都で食べた美味しい物（５）

2007/07/15 - 2007/07/16

祇園祭の宵山を見に行った夏の京都。夏野菜がおいしく、鱧の時期でもあり、あれこれ考えて選んだお店を紹介します。

エリア 京都

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

上賀茂の萬川にて

１泊２日の初日の昼食は、上賀茂にある“萬川（まんかわ）”さんで頂きました。

写真の赤矢印が、このお店ですが、住宅街の中に目立たなくあって、わざわざ探して行かなきゃ判らない店で、看板も小さく、私はそんなところも気に入りました。

のれんがかかっているけれども、表の看板は小さな物だけです。

カウンター席もあり、お酒も並んで、夜にも来てみたいなと思う感じの店です。

“京野菜提供認定店”ということで、同じ賀茂茄子でもお客がチョイスできるのも良かったです。

私の注文した旬野菜色々ランチは、万願寺とうがらしあぶり焼きと賀茂なす揚げだしをメインに、
・おばんざい盛り合わせ
・京水菜のサラダ
・白味噌仕立ての豆乳
・お漬物
・十五穀米の湯葉あんかけ
のサブが付いたコースです。コレは、里芋・竹の子等のおばんざい盛り合わせです。

この京水菜のサラダには、ピンクペッパーがかかっていました。

この白味噌仕立ての豆乳には、パプリカがかけられていました。

この万願寺とうがらしあぶり焼きは、肉厚で美味しかったです。ただ、器が小さくて少し食べづらかったです。

賀茂なす揚げだしは、さすが賀茂なすで、形くずれもなく、だしをよく含んでいました。

コース最後の十五穀米の湯葉あんかけです。

京都市役所の北へ３つ目の通りの夷川通り

この日の夕食は、夷川通りにある燕楽です。
ここも住宅街の中にあり、地元の人御用達のお店です。
いつも行く“萬　燕楽”や“八坂通り燕楽”等の厨厨チェーンのお店です。
明るい時にはホントに住宅街だと感じる場所でした。

暗くなるとこんな感じです。

大根のハリハリサラダです。シャキッとした食感が好きでいつも注文します。

水茄子を刺身醤油で食べたですが、サッパリしていていけました。
この他にも
・鮎の南蛮漬け
・穴子天ぷら
・夏野菜の天ぷら
・甘鯛の汐焼き
・焼き万願寺
等を頂きましたが、日本酒込み２人で１万円いかず、リーズナブルで美味しいお店です。

鱧おとしです。京都の夏はやっぱり鱧ですよね。

鱧の炙りです。先の鱧おとしと食感が違いますが、やっぱり、鱧おとしの方がよかったです。（笑）

間八のカマ焼きです。魚の美味しい山陰地方に住んでいる私は、京都では焼き魚・煮魚・揚げ魚等の手のかかった物をもっぱら注文し、お造りはあまり食べません。

翌日の朝、宿(ホリディイン京都)の近くにある、お気に入りの“ほうせん”へ・・・・

わらびもちを頂きました。

ＪＲ京都駅の新幹線コンコース内にて

私のお気に入りの、下鴨にあるほうせんが、今春ＪＲ京都駅の新幹線コンコースに甘味処をオープンしました。
入場券（大人１２０円）を払わなければなりませんが、駅中の雑踏にあっても落ち着いた雰囲気でした。
新幹線で京都に降り立った人が、また、これから京都の旅を終えて帰ろうとする人が、ここで一息入れるなんて、いいですね。

ほうせんの店内では、祇園祭にちなんだ飾り付けがされていました。
これは、山鉾巡行のくじを入れる入れ物を模したものでしょうか。

長刀鉾の扇子ですね。