2008/12/27 - 2008/12/28
3669位(同エリア4761件中)
つーさん
白川郷を後にして、今日のツアーは宿泊先である金沢に向かいました。金沢といえば加賀百万石、第二次世界大戦でも大都市の中で空襲を受けなかった為、歴史ある風景、建物が多く残っている都市です。
石川県のほぼ中央にあるこの大都市は、北陸でも最大級の都市で、東京で言う渋谷のような街や、歴史ある建物が多く残る風景、そして夜になるとほのかな街灯の光が並ぶ茶屋街など、見所が沢山あります。
今日は宿泊の為に訪れたのですが、夕食を急いで食べて、そのあとに夜の街を散策してみました。
感動するほど素敵な夜景がそこには沢山ありました。
- 交通手段
- 観光バス
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金沢といえば北陸地方の観光の中心地で最大級の都市です。ここ金沢へはバスツアーの宿泊先としてやってきました。
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今日宿泊するホテルは兼六園のすぐ傍にあるのですが、ホテルを出るとすぐに金沢一の繁華街である香林坊があったりします。
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また近くにはライトアップしているスポットも多く、ここ石川県立歴史博物館もその一つ。美しいオレンジ色にライトアップされています。
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今日は夜景を撮るために三脚を持ち歩いていたのですが、芝生の上で立てたりして水平計を良く見ていなかったのでなんとなく斜めに傾いた写真ばかりになってしまいました。
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そして残念なことに傘が必要なくらい雨が結構強く降り続いています。
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そこから歩いてすぐの場所に石川四高記念館があります。ここは旧制第四高等学校と呼ばれている場所です。大河ドラマ「風林火山」の原作者でもある小説家、井上靖の出身校でもあります。
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今は四校本館はこうして石川近代文学館として使用されているそうです。美しいレンガ造りの建物です。
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またそこから暫く歩いて香林坊の方に移動しました。こちらは街中が美しい青いツリーのようなものでライトアップされています。
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21時近くですが、まだまだ若い子なんかが沢山居て、109も見えます。
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ホテルの近くには教会もありました。
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暫く夜景の美しい香林坊周辺をぶらぶらと歩きました。お店はまだどこも開いていて、飲食店などは人がいっぱいです。
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pregoというお店が沢山入ったエリアがあって、まるで昼間のように明るくお店もまだ灯りが沢山点いています。
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そして金沢の夜景といえば、ひがし茶屋街です。
タクシーで兼六園の北の方に移動(800円くらい)し、いっきに茶屋街に到着しました。 -
雨も降っておりひっそりとしていますが、時おり店の中からスーツの男性が出てきます。中はまだまだ沢山の人がいるようです。
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ひがし茶屋街は伝統的建造物群保存地区の名称で、南北に約130メートル、東西に約180メートル、全体で約1.8ヘクタールある茶屋・飲食店などが密集した地区のことです。
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江戸時代から栄えているここひがし茶屋街は、全国でも希少な茶屋様式の町屋を多く残しており、2001年に「茶屋町」の種類で国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
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雨がしとしと降り続き、三脚をたてていてもタクシーすらあまり通らないのでゆっくり写真を撮れます。ただカメラがびしょびしょに...。
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ここ保存地区内には建築物がおよそ140あり、その約3分の2は伝統的な建造物となっています。茶屋町創設時から明治初期に建てられた茶屋様式の町家が大変多く残る場所です。
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ISOを上げてもシャッターを手で押しているのでどうしてもぶれてしまうのが残念です。
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なにより、夜の寒さに雨の冷たさが加わって、手がかじかんでしまってうまくカメラを設置することも出来ません。それでもとても素晴らしい夜景が延々と続いています。
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金沢市内にはここひがし茶屋街、香林坊の南の方ににし茶屋街、そしてこの後に訪れる主計町の3箇所が有名な茶屋街となっています。
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その主計町へは市内を流れる浅野川を越えるとすぐです。
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金沢中心地からここまで移動で使ったタクシーの運転手さんも主計町は是非夜行ってみた方が良いですよ、と教えてくれました。
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浅野川にはいくつか橋が架かっているのですが、それらの橋もライトアップされていたりして本当に素敵な夜景です。川面に町の明かりが映りこんでゆらゆら揺れています。
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浅野川沿いにあるこの町は主計町(かずえまち)と呼ばれています。全国で初めて旧町名が復活した場所だそうで、その名は加賀藩士の富田主計(とみたかずえ)の屋敷があったことに由来いているそうです。
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ちなみに旧町名復活の条件としては
・歴史と由来のある町名であること
・住民の総意が得られること
・法の枠を超えない範囲であること(街区方式にのっとっているかどうか)
だそうです。Wikipedia引用。 -
お店の前には頻繁にタクシーが停まります。
企業の役員さんあたりはこうしたお店を使いそう。 -
金沢は夜景の素敵な場所がたくさんあってライトアップも至るところで行われています。
その夜景を巡るライトアップバスというものも夜は走っていて、ここ主計町もそのコースのひとつです。 -
バスは19:00頃から約10分間隔で走っており、21:00頃まではコースによって乗ることが出来るようです。詳細は金沢市観光協会のページで確認できます。
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これだけ寒くて雨も降っていると中に入りたいのですが
あいにく事前に色々調べる時間が無かったので、幾らぐらいになるかわからず怖くて入れません。 -
主計町を奥の方まで歩いていくと中の橋があります。
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橋も美しくライトアップされていて、調べてみると泉鏡花の「化鳥」「照葉狂言」の舞台となっているそうで、橋を渡るごとに一文支払ったことから、別名「一文橋」とも言われているそうです。
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今日の天候のせいか橋もひっそりとしていますが、三脚を抱えた人が数人いました。
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橋から見える金沢の夜景もとても素晴らしく幻想的です。こういう和風の夜景も素敵です。
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そして川沿いからちょっと奥まった場所に入ると風も届かず木の温もりが暖かいです。
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奥まった場所にも見所がたくさんあります。暗がり坂という有名な坂がありますが、それと並行するようにあった名も無き坂に、作家の五木寛之さんが、あかり坂と名づけました。確かに灯りが点いていてとても明るいです。
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そして主計町の花街へと抜ける場所にあるのが暗がり坂。ここは花街に遊びに行く旦那衆が通った坂だそうで、暗くひっそりとしています。
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灯りも殆ど無く薄っすらと坂が浮かびあがっていました。ここを旦那衆はひそひそと遊びに出かけたのでしょうか。
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歩いていると金沢文芸館の建物が見えてきました。重厚なつくりでどっしりと構える建物がとても素敵です。
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そして再び香林坊の方のホテルの近くまで戻ってきました。金沢駅周辺のホテルも移動は便利そうですが、ここ香林坊の近くは夜の景色がとても素敵なので結果ラッキーでした。
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飲み屋さんは夜遅くまで賑わっています。中には若者がたくさんいて宴会のような雰囲気が外まで伝わってきました。
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そろそろ遅い時間になってきたのでホテルに戻ります。
金沢の夜景はどこも本当に素敵でした。
金沢で夜を過ごすなら是非茶屋街や香林坊は訪れたほうが良いです。
そこにはライトアップされて幻想的な景色がたくさん広がっています。
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