2008/12/28 - 2009/01/02
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れおのーれさん
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H20〜21の年末年始はアジアの至宝・世界遺産アンコールワットを訪れました。ワールド航空サービスのツアーです。
見どころを押さえた効率的な観光,貸切のアプサラダンス,遺跡での朝食,年越しガラ,など心に残る贅沢な旅行でした。
【アンコールワット旅行記】
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
ツアーは全部で10人の少人数でした。
ホーチミンで乗り継ぎ、夕刻シェムリアップに到着。
到着前、左の窓の眼下には広大なトンレサップ湖と湿地帯が見えた!
今回のツアーは湖には行かないのでうれしい。
そして夕日が湖の湖面に映っている!
思いがけず素敵な風景に出会え,さいさきよいスタート。 -
到着翌日、暗いうちからアンコールワットの日の出鑑賞。
乾期だし昨日は夕日が見えたので朝日に出会えると信じ切って出発。
うっすらと夜が明けて塔が見えてきたときにはついに来たと感動!
ところがいつまでたっても陽が昇らない。
いや、厚い雲があって光を阻んでいました。
朝日を拝むことは出来ず。残念無念。
でも,睡蓮満開の池面に逆さアンコールワットが映え,期待に違わぬ神秘的な光景でした。 -
満開の睡蓮が美しくアンコールワットの風景を引き立てていました。
乾期の終わり5月に行った伯母は,水も少なく睡蓮は咲いていなかったと申しておりました。
同じ乾期でも季節によって違うもんですね。
今回は雲が多い代わりにそれほど暑くなく,後半は湿度も低くて過ごしやすかったので,朝日夕日に恵まれなかったのを除けば快適で観光には最適でした。
雨期はまた違うんだろうな。 -
日の出見学からそのまま第一回廊の半分を見学。
朝日を見に来た人たちの多くが一旦ホテルに帰るので,空いています。 -
ひとけのない回廊。
昼間ならこんなガランとした回廊はあり得ません。
いにしえの雰囲気を感じながらじっくりレリーフを見学することができました。
アンコールワットは西向きなので順光になる午後の人出が多いそうですが,レリーフや内部をゆっくり見るなら人の少ない朝や午前がよさそう。 -
最も有名な東面南側の「乳海攪拌」のレリーフ。
写真は大蛇ヴァースキをひっぱる神々。
反対側は阿修羅がひっぱっている。
神々と阿修羅の上部には攪拌によって乳海から生まれたアプサラ(水の精)が大量に舞い踊る。
下部には攪拌された海の中でかき回されている魚たちが。
コミカルにも見えるレリーフをデザインしたクメール人はセンスよい。
神々の最後尾は猿王。
阿修羅の最後尾は阿修羅王で、にらみをきかせる大蛇の頭も描かれている。
最後部の部分はちょうど天井を修復中で立ち入れず写真展示でしたが,綱引き中央のヴィシュヌ神の部分は修復が終わっており見学できました。 -
アンコールワットの裏側から見た様子。
朝は裏側の門から帰りました。 -
朝食後は郊外の遺跡ベンメリアを訪問。
国道から離れた道沿いには高床式の住居が並ぶ。
床が高いのは,そのほうが涼しいためと,床下部分を物置,駐輪場,家畜小屋,台所,ハンモック吊りなど有効に利用しているからだとか。
目的によって高さが違うみたいです。
バスから見ていると床下を1階のように使っていて,暑い国ならではだなーと感心。
雨期の水除けの意味もあるだろうし,生活様式にあった造りなのだなー。
村には電気も水道も来ておらず,井戸水を涌かして使うそう。 -
シェムリアップから1時間半くらいでベンメリアに到着。
内戦や地雷除去のため修復が遅れ,現在も発見当時の様子を伝えています。
緑の環濠が綺麗。
崩壊の進んだベンメリアの遺跡ですが,いたるところにナーガ像があります。
崩壊に向かう遺跡をナーガたちが守っているよう。 -
アンコールワットと同じ三重の回廊でしたが,こちらは平面型の造り。
今では天井は落ちてしまっています。
渡された板の通路や階段を通って見学します。 -
遺跡の至る所が崩れ,形を保っている部分も上部に木や植物が生い茂っています。
このまま木が大きくなればいずれは遺跡を飲み込んでしまうでしょう。
中央祠堂も崩れ落ちてしまって巨大ながれきの山になっています。 -
ボファ・アンコールで昼食。
伝統的なクメール料理のお店。
トロピカルな雰囲気で、盛りつけもきれい、もちろん美味しいお店でした。
カンボジアの料理は、タイ料理のように辛くなくベトナム料理のような感じですが、魚醤の臭みも少なく食べやすいので、日本人の口に合うと思います。 -
ホテルで休憩の後,夕方から再度アンコールワットへ。
第一回廊の残りと第二回廊などを見学します。
まずは朝は暗くて見えなかった環濠や西塔門を見学。
西塔門の南側部分には歯を見せて笑うデバター像が。 -
午後からは順光で寺がきれいに見えます。
大勢の観光客で賑わっています。
第1回廊にびっしり刻まれたレリーフを見学。
サイレンのような日本では聞き慣れない蝉の声が響いていました。 -
第二回廊に上がると回廊の壁には美しくも妖艶なデバターがたくさん。
一体一体、表情や衣装、アクセサリーが違います。 -
さらに上には第三回廊が。
このときは上がることが出来ませんでした。
修復中だったのか危ないから禁止になったのかどっちかな? -
見学を終えて外に出るとちょうど夕日が西塔門の向こうに沈むところでした。
-
振り返るとアンコールワットの塔がお坊さんの袈裟の色のように赤く染まっていきます。
-
わずか数分の光のショー
これにはびっくり!
赤く輝いた塔はしばらくして元の塔に戻りました。
ちょうどよいタイミングでした!
このときは塔だけが輝いたのを見て、塔が輝くように計算の上で設計されたのかと思っちゃいました(マヤ遺跡のチチェン・イッツァのヘビのように)。
でも、ガイドブックやブログでも、夕日特集では、プノンパケンとかプレルーフとかの鑑賞名所はあっても、アンコールワットの塔が夕日を浴びて色が変わるという話は見ませんでした。
あれだけ感動的なショーが知られていないのなら、太陽の角度や雲の配置など偶然にもよるものだったのかもしれません。
アンコールワットの全体が夕日に染まっている写真も見たことありますし…
それはそれできれいでした。
が、本当に塔が輝いたのは感動的でした。 -
3日目の早朝、ツアーの若手4人がアンコールワットの朝日に再トライしました。
しかしながら雲間からうっすら光が漏れるのみ。
シルエットを拝んで第一回廊をもう一度見学。
そのうち雨がパラついてきました。 -
アンコールワットへは、ホテルでトゥクトゥクを頼み,往復しました。
結構気持ちいい♪ -
本日のツアーはアンコールトムを見学
まずは南大門を通り抜けます。
手前の橋の欄干は乳海攪拌の蛇をひっぱる阿修羅たち。 -
アンコールトムとは大きな町という意味。
まずはライ王のテラス・象のテラスへ。
ライ王のテラスの内壁面には埋もれていたため状態のよい彫刻があり、テラス上にはライ王(閻魔大王とも)の像がある。
象のテラスには蓮の花を摘む象の彫刻が。
その後空中参道を通ってパプーオン外観を見学。 -
宇宙の中心バイヨン寺院
メール山(須弥山)を象徴化したもの。
回廊は様々なレリーフで埋め尽くされている。 -
クメールの微笑みを浮かべる観世音菩薩。
3つの顔が重なり合って見える。 -
FCCアンコールでの昼ご飯後、ホテルで休憩タイム。
希望者は自由時間にトゥクトゥクでアンコールバルーンに行きました。
ツアーの半分以上が行き,添乗員さんも案内してくださったのでちょっとしたオプションツアーになりました。 -
上空200mからのアンコールワットの眺め。
全景がよく見え、密林の中に忽然と存在するのがよくわかります!
肉眼ではもっと遠くに見えるので双眼鏡やズームカメラは必需品です。 -
休憩後はツアーでタ・プロムを見学。
自然が遺跡を飲み込んでいく様子を残した遺跡です。 -
時の流れを見守るデバターたち。
崩壊する遺跡の中でも美しく威厳を持って存在しています。 -
巨大なスポアン(榕樹)が回廊を踏みつけて天にそびえています。
-
夜は貸し切りでアプサラ・ダンスなどを観賞しながらのディナー。
10人という少人数ツアーだから小さなところかな?と思っていたら,ホテル(ボレイ・アンコール)の広間に、私たちだけの席がセッティング。
すごーい。贅沢……。 -
ココナッツの踊り,漁師の踊り,孔雀の踊り,蓮の花の踊り,天女(アプサラ)の踊り。
間近でじっくり観賞でき,とても美しかったです。
ディナーも美味しく,期待以上の夜でした。 -
4日目はバンテアイ・スレイから。
朝早めに出発して混み合う前に見学。
ラテライトの参道の脇にはリンガが並びます。 -
紅色砂岩とラテライトを多用しているのが特徴の朱色に輝く小寺院。
-
他の遺跡に比べて彫刻がとても細かく繊細。
-
東洋のモナリザと称される美しいデパダー像が集う。
遺跡保護のため離れたところからしか見えません。
小さくても双眼鏡があるととても近くに見えます。
もちろんカメラはズームや望遠レンズを。 -
地元の高床式の民家を訪問して家の中も見せてもらいました。
こちらのお宅は,以前の小さい草葺きの家には長男夫婦が住み,一家は写真の木造の家を新しく建てて住んでいるそうです。 -
砂糖椰子
道路沿いに縁台を出して,砂糖や民芸品を売っていました。
家の裏は広い畑で食べ物は自給自足。 -
ホテルに戻ると休憩タイム。
ゆったりしたツアーで毎日日中の暑い時間に休憩タイムが設けてありますがじっとしていられないので出かけます。
ホテルのすぐ近くにある国立博物館に行きました。
新しい施設でなかなか充実していました。
各遺跡のレリーフなどが一度に展示してあるのも,見比べやすくて興味深いです。
バンテアイ・スレイのレリーフは色と細かさで一目瞭然、ひときわ美しかったです!
土産物屋も値段は高めですがいろいろ揃っていました。 -
夕方、ツアーは、まず、民俗舞踊を学んでいる子どもたちを見学。
場所は寺院です。
踊り手たちの多くがポルポト時代に虐殺されたそうですが、残った方が先生となって伝統を伝えています。 -
その後、夕日の名所の一つ、プレ・ループに行きました。
ピラミッド型寺院で上部からの眺めがよい。 -
遺跡の上からジャングルに沈む今年最後の太陽を観賞…
と行きたいところですが、雲に阻まれ、このあと地平線が少し赤く染まりましたが、はっきりした夕日や夕焼けは見られませんでした。 -
12月31日は年越しガラパーティ!
ホテル裏の広場がオープンエアの会場です。
カンボジア自体の新年は4月なので、年越しイベントをするのは外国人だけらしいです。 -
舞台では歌や抽選会,伝統芸能などが次々と行われました。
またまたアプサラダンスを見られて得した気分。
カウントダウン後にはあちこちのホテルから花火が上がりました。 -
明けて1月1日。新年おめでとうございます。
朝食は遺跡の中で!
お弁当をもってピクニックのような感じか、簡易な食堂があるのかと思ったら、遺跡にホテルのバイキング朝食会場が出現!
ワールド航空サービス、10人のためにここまでやるかとびっくり。 -
ワット・アトヴィアの遺跡の前で新年に乾杯。
今年もよい年でありますように。
元気にずっと旅行が出来ますように。
世界が平和でありますように。
紫のブラウスは国立博物館の土産物屋で買ったものです。 -
オールド・マーケット
食料品から日用品、お土産まで何でもそろう。
周りにもお土産屋さんがたくさん。 -
民芸品工房。
もとは職業訓練学校だったとか。
土産物屋も併設。 -
最後の昼食はヴィロスで。
開放的でおしゃれな店内。
さっぱりとした美味しいクメール料理でした。 -
昼食後、出発まで自由時間。
地雷博物館に行こうとしたら遠くのほうに移転したとのことで、キリング・フィールドに行きました。
ここはポルポト時代の収容所で多くの人が虐殺されたところ。
現在は納骨堂や寺があり,犠牲者がまつられています。
辛い時代を乗り越えて平和の中で復興しつつカンボジア。
どこの国も平和であることを祈ります。
帰り道にアンコールクッキー横のカフェプカプカでマンゴーかき氷とカボチャプリンを。
アンコールクッキーもお土産にたくさん買い込みました。
カンボジアのお土産にしては高いことは分かっていますが、以前ペルーで買ったチョコに虫が入っていたり、東欧で買ったスパイスに虫が湧いた経験から、特にお土産は安心安全なものを選ぶようになりました(汗) -
まとめ
1日目 関空→ホーチミン経由→シェムリアップ
2日目 アンコールワット、ベンメリア
3日目 アンコールトム、タ・プロム、アプサラ観賞
4日目 バンテアイ・スレイ、プレ・ループ、年越ガラ
5日目 ワット・アトヴィア、マーケットなど
シェムリアップ→ホーチミン経由→
6日目 関空到着
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