「弘道館」?（Kohdohkan Hall）茨城県水戸市三の丸1-6-29

2008/12/27 - 2008/12/27

「弘道館」第二部は「弘道館」有料以外の“無料”で見学出来る部分です。夏と違って木の葉が無いので眺めは良いです。那珂川と千波湖の一番最短距離の途中に弘道館（城）がありました。何か訳があると思います。お堀は現在は空掘りですが、水の関係でしょうか？

エリア 水戸(茨城)

弘道館内の名所旧跡案内。「We are here」普通は「You are here」と書いてあるんだが！どっちでも良いんだけど！

学生警鐘（がくせいけいしょう）

学生警鐘（がくせいけいしょう）コピーです。【この鐘は、徳川斉昭（烈公）自鋳のものといわれ、弘道館内の学生に時を告げたり事あるときの知らせに用いたもので、一般の寺院にある梵鐘とは趣きを意にした独創的な作りになっています。鐘の内面には烈公自筆の鋳造由来が、また表面には、次のような自詠の和歌が浮き彫りにしてあります。物学布人乃為仁登佐也加爾毛暁告流鐘能古慧鉇（ものまなぶひとのためにときさやかにも、あかつきつぐるかねのこえかな）】

孔子廟（こうしびょう）【孔子の教えは、唐盧三代の道を折衷した最も中世を得た道徳なので弘道館はその教義を採用するとともにその廟を安政四年（1857年）館構内に建立し、孔子神社を廟中に安置してその霊を祭った。廟の構造は、大成殿を模した総欅瓦葺、入母屋造り、平屋建ての建物であったが、昭和二十年八月の戦災で正門（戟門）とその左右の土塀を残して焼失し、昭和四十五年十一月旧態に模して再建した。】

孔子廟（こうしびょう）

孔子廟（こうしびょう）

孔子廟、本殿の鯱（しゃちほこ）

弘道館有料部分の北側の梅畑、松の形が鼠・プレーリードッグに似ていました。

孔子廟門の鯱

屋根装飾…台湾の屋根装飾はカラフルでした。「http://4travel.jp/traveler/hatago/album/10124688/」も見て下さい。

鹿島神社弐鳥居跡

弘道館鹿島神社

【「八卦堂」この八角の堂は、各面の上欄に八卦（易）の算木が取り付けられているので八卦堂といいます。現在の堂は、創建時のものが、昭和二十年八月の戦災で、焼失したため、昭和二十九年に再建したもので、堂の中には弘道館記碑が納められています。この碑文は徳川斉昭（烈公）の選文による書で、藩校である弘道館の教育の基本を示したものです。碑は、弘道館の建設と同時に建てられ、高さ３．１メートル幅
１．９メートル厚さ０．５メートルで常陸大田産水石を用いています。】

八卦（易）の算木

【「種梅記碑」この碑は徳川斉昭（烈公）が天保四年（1833）就藩したとき、領内に梅が少ないことを知り、江戸屋敷の梅の実を集め、水戸に送って、育成し、偕楽園や弘道館、さらに領民の家々まで植えさせた由来を記してあります。また、梅は花を観賞するばかりでなくその実は、戦いのときの副食として役立つので蓄えておくようにといった梅の効用についても述べてあります。】

散策道から離れて、誰の目にも止まらぬ場所に建っていました。水戸市三の丸小学校の裏手(北側）で日陰でもあり案内板が無いと誰も見学に来ない場所でした。

弘道館鹿島神社

【「神木鈴梅」烈公は鹿島神社の神木として梅の木三株を植えた。社前の向かって右に酒の香をふくんだ「酒梅」という白梅一株、向かって左に「緋の司」（鹿児島梅ともいう）という紅梅一株と「鈴梅」という白梅一株を植えて歌を詠んでいる。（「紅梅」と「緋の司」は戦災によって枯木となる）「いずれもわれいとけなかりし時より鉢に植えておきたりしを神殿造り奉りし時　階の下に手づから植えおきしを　今はおおきなる木立となりて　花いと面白くさきにければ」○春めでし花もえならず神垣に　おふる鈴梅なるとこそきけ　○白妙もあかきも花の色に出て　神をとうとぶ心見えけり　○しらたえにあけに勾へる梅の花　心の色は神ぞ知るらん　平成十六年九月吉日　宮司　子種　重拮　禅　謹善】（宮司以下は草書のため読めず）

鹿島神社の「江戸時代の古井戸」高台なのにどうして水が出るのだろうか？

「大手橋」西側から

大手橋東側説明版、これ以上東に行っても小学校と中学校があるだけでした。大手門を再現すれば良いと思いました。無駄な所に税金を使用しないでね…

「大手橋」東側から

大手橋の下はお堀でなく、道路が通っていました。