2008/08/01 - 2008/08/15
161位(同エリア874件中)
kumさん
ローマ3日目の朝にヴァティカンに行ってきました。すごく並ぶと聞いていたので朝イチででかけています。おかげでサン・ピエトロ大聖堂とクーポラ(クーポラから行っています)は並ぶことなく入れました。
午後からティボリ半日ツアーが入っていたので足早に大聖堂を見た後、ヴァティカン博物館に向かったのですが、これがなんと休館日(8/14/08)でした。。。次にローマに来た時にリベンジします。ちなみに、ヴァティカン博物館も行列がすごいらしいですが、オンライン予約が可能です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
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テルミニ駅近くのホテルからはバスで来ました。
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サン・ピエトロ大聖堂は朝7時から開いているようなのですが、夜型の私は8時半が限界でした。それでも並ばずに入れたので良かった。
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サン・ピエトロ広場
今回の旅で大ファンになってしまったベルニーニの設計による広場です。
中央のオベリスクはエジプトから運ばれてきたものだそうです。 -
マデルノによる噴水だと思います。大聖堂に向かって右側っぽいので。左右対称で左側にも噴水があるのですが、左はベルニーニによる後年に作られたコピー。
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サン・ピエトロ大聖堂の入り口。行列がない。屋根にある彫像も美しい。
ヴァティカンはスイス兵が警護をしているのですが、軍服がめっちゃかわいい(表紙ご参照) -
まずはクーポラへ。
エレベータで途中まで上がります。 -
更に登りたい場合は階段になります。結構狭いけど上りと下りが別ルートなのが救いです。
ミケランジェロのドーム -
クーポラからの景色。サン・ピエトロ広場からコンチリアツィオーネ通りが伸びていて、鍵の形になっています。
鍵は、天国の鍵を受け取ったとされる聖ペテロとその後継者である法王の象徴なのでよくモチーフとして用いられています。 -
クーポラ
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次は大聖堂へ。
ブラマンテ、ミケランジェロ、ラファエロ、ベルニーニなど天才達の手により完成した世界で2番目に大きな大聖堂です。 -
ミケランジェロのピエタ
入って右側すぐにあります。キリスト教の題材をモチーフにした彫刻の中では一番好き。筋肉、服のひだなどの写実的なところや構図の美しさも素晴らしいのだけど、聖母な静かな悲しみを湛えた表情が絶妙だと感じました。 -
法王インノケンティウス12世の墓
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光が差し込んで荘厳な雰囲気の聖堂内部
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大理石の床
「1580年」「グレゴリウス」と書いてあるのでグレゴリウス13世(現在のカレンダー、グレゴリウス歴を作った人)の家(ボンコンパーニ家)の家紋の竜を表しているのかなぁ。 -
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聖エレナの像
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ベルニーニの聖ペテロの椅子
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これまたベルニーニのブロンズの天蓋越しに見た大聖堂内部
天蓋の下の主祭壇はマデルノ作 -
天蓋を離れてみるとこんなかんじ。
すごく大きいのですが大聖堂の天井がやたらと高いので写真だと小さく見えるかな。 -
歴代法王リスト
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柱一つとっても装飾が凝っている。
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大聖堂は以上!
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無情にも扉が閉ざされているヴァティカン博物館
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余った時間で別の場所を見ようと、得意の適当に次に来たバスに乗り込む作戦。
そして適当に気になった場所で降りました。
どうやらマルケルス劇場っぽいです。このときは分かりませんでしたが、暫く歩いていたら「真実の口」を発見したので現在地が判明しました。
円形闘技場(劇場?)の上に後世煉瓦つくりの建物が追加されてオルシーニ家の館になっている。シーザーが当初作らせたものだそうです。
奥の柱3本はアポロ神殿跡 -
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屋根に鐘がついた家
なんの建物だったんだろう? -
パラティーノ橋
これを書いている現在(08年12月)、ローマでテヴェレ川が氾濫しそうになっているとのことで心配です。 -
次にサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂へバスで移動。テルミニ駅の南、コロッセオの東にあります。
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キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝が314年に建設して法王に寄進した、世界で最も重要で由緒ある教会。
ローマ4大バシリカ(古代ローマ様式の大聖堂)の1つ。 -
ペテロとパウロの像が納められている天蓋
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4世紀築といっても、17世紀にボッロミーニにより内部装飾が一新されているので、バロック様式が前面にでている。
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絵かと思いきや、ズームしてみると衣服がはみでています。色つきレリーフ??
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壁を飾る彫像やレリーフの白が美しい。
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サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂の屋上を飾る彫刻。一体6mもあるらしい。キリストと聖人たち。
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ホテルからほど近い、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
ここもローマ4大バシリカの一つ -
アヴィニョン捕囚の後、ヴァティカンに教皇宮殿ができるまでの間、教皇の住まいとして使用された。
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何度も改築されているからいろんな建築様式が見られる。
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左右の36本ある柱はローマ時代の神殿から運ばれてきたものらしい。
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システィーナ礼拝堂(ヴァティカンのとは別ですよ)
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聖母戴冠のモザイク。13世紀のもの。
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天蓋の後ろにあるアーチの上部に4層に分けて旧約聖書の場面を描いたモザイク画があります。5世紀のもの。
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建物裏手(北側)
塔が見えないからか、正面とは印象が異なります。
これでイタリア旅行もお終い。見たい所や見たりなかった所がいっぱいあるので、また行きます。
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