2008/10/31 - 2008/11/05
1514位(同エリア1830件中)
mxatさん
凱旋広場からニキーツキイ門付近へ散歩します。
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チャイコフスキイ・コンサートホールです。1930年代に前衛演出家が考えた前衛的舞台デザインがそのまま残っています。スターリン主義によって、その劇場は実現しませんでしたが、今はこのようにコンサートホールとして生きています。ここは凱旋広場。表紙の写真はマヤコフスキイ像と北京ホテルです。マヤコフスキイ駅の真上です。
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このあたりには、劇場が二つあります。一つは諷刺劇場、もう一つがこのモスソビエト劇場です。諷刺劇場は幹線道路に面していますが、モスソビエト劇場は公園の中にあり、とても雰囲気がいいです。写真のようにそのレパートリーが公園内に立て看板になっています。演劇に囲まれているような雰囲気がありとてもいいです。でも芝居はそれほどでは・・
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この付近には、有名な小説家ブルガーコフが住んだ家を博物館にしています。昔は4階建てで階段の壁一杯にグラフィティがあり、それが面白かったのですが。今は2階部分を博物館にしています。そこでは、頻繁にファンが集まって、詩の朗読会や歌の夕べを催しています。
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ブルガーコフの家博物館を出たあたりです。幹線道路の大サドーバヤ通りです。写真奥の方に北京ホテルが見えます。
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幹線道路から路地に入り、古い街並を散策していきます。建物も古く、凝ったものが少なくありません。
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詩人ブロークの銅像です。このあたりに一時ブロークが住んでいました。ブロークも20世紀初頭の有名な詩人です。
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この付近ではゴーリキーの家博物館が一見の価値があります。ロシアのアール・ヌーヴォー建築の傑作です。
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ゴーリキーは、いわゆる社会主義的な文学を書いて革命後には作家的地位を築き上げます。そして1930年代に住んだのがこの家です。
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階段の手すりや・・
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天井の装飾・・
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窓の飾りや・・
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柱飾りまで・・ロシアの世紀転換期の息吹がそのまま残っています。
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ゴーリキーの家博物館を出ると、ニキーツキイ門広場です。写真はタス通信です。大きな地球儀のモニュメントが建物の前にあります。
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このあたりも劇場が多く、写真はマヤコフスキイ劇場。かつて革命劇場といい、メイエルホリドが一時ここで仕事をしたり、日本から革命後のロシア演劇に憧れた佐野碩などがここで一時仕事をしていました。このそばには、日本領事館やGITISという演劇大学があります。
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もう一つ劇場です。これはニキーツキイ門劇場。小劇場ですが、一時かなり見ていた劇場の一つです。
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ニキーツキイ門広場から路地に入ってアルバート街に向かいます。この辺は大ニキーツキイ通り。名前は似ています・・笑
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このあたりも一等地ですが、雰囲気のある静かな街並が続きます。
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スタジオ劇団「チェロベーク(人間)」です。ここもペレストロイカ後にできた小劇場の一つで、本当に小さな劇場ですが、圧倒されるような芝居が多かったです。
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グネーシン音楽院のホールです。馬蹄形のファサードで、天使の羽のついたピアノを弾く銅像が立っています。
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さらに行くと最高裁判所です。ファサードには天秤をもった正義の神アストレアがいます。
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そしてここを抜けるとアルバート街へ。出て左に行くとドム・クニーギというモスクワ最大の本屋さん、さらに行けば、観光の名所の旧アルバート街です。
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とりあえず、アルバート街で一休みします。
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