2008/11/29 - 2008/11/29
94位(同エリア239件中)
CANさん
朝から晴れわたった11月末の土曜日に一度行きたいと思っていた養老渓谷へ紅葉狩りハイキングに出かけました。養老渓谷といえば栗又の滝(養老の滝)など滝巡りのハイキングの方が距離が短く人気がありますが、今日はちょっと歩き応えのある大福山・梅ケ瀬コースを歩くことにしました。こちらにも紅葉の名所があるそうです。
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朝早く起きてお弁当を作り、まだ暗い中、家を出て約2時間ちょっとで養老渓谷駅に到着しました。この近くにはGOLFでは来ることがあっても、なかなかここまで来ることはありませんでした。最近旅番組などの滝巡りでたびたび出てくる養老渓谷の紅葉を楽しみます。
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養老渓谷駅は小さくてかわいい駅舎がとても印象的です。親子の猫ちゃんがお出迎えしてくれました。
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今日は朝から晴天です!今日向かうのは人気の滝巡りコースではなく、梅ケ瀬渓谷と大福山を歩く「梅ケ瀬・大福山ハイキングコース」です。入口の女ケ倉までは、この時期15分〜30分ごとにシャトルバスが出ています(160円)。バスで5・6分のところですから歩いて行っても30分位です。バスを降りると真っ青な空と紅葉が向かえてくれました。駐車場もありますのでこれから混み合うのでしょうね。
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女ケ倉には「大福山」か「梅ケ瀬渓谷」方面両方への道標がありました。調べた資料には大福山の方から歩いていくように書かれていたのですが、どちらからでも同じ場所に戻るので、皆が歩いて行く梅ケ瀬渓谷の方へ行ってみることにしました。道は平坦で整備された道が続きます。
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朝日に輝く美しい紅葉・・ちょうど9:30頃
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横には朝日に照らされた美しい紅葉が続きます。
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フッと上を見上げると真っ赤なモミジ
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絵に描くような美しい紅葉です!!!
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養老渓谷が美しいのは真っ赤なもみじだけでは無くて、緑や黄色やオレンジなど色々な色が見えるから
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青空に色々な色が映えています。
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千葉特有なのでしょうか・・断層の上に美しい紅葉を見ることができます。
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と・・上や横の景色にのんびりと見とれていたのはこの辺りまで、右手に沢が見えてその沢沿いに歩き、ところどころで、道が無くなり沢の石の上を渡るよな道?!になります。一応、ゴアテックス素材の登山用の靴を履いていったので良かったのですが、バランスを崩して水の中に入ってしまう事もありました。こんな川を横切るような道?を何度も何度も越えて行きます。
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沢を越えると登山道・・さほどきつい道ではありませんが、若干の登り下りがあります。下を見たときに、あれ?!モミジの赤が・・と思って上を見ると・・。
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真っ赤な紅葉が上にあったりしました。沢を歩くハイキングに慣れていないせいか・・足元に気が向くとなかなか上を見なくなってしまいます。足元で落葉に色づきを感じるのもちょっと素敵かも・・
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梅ケ瀬渓谷の流れはとっても穏やかですが、大雨の翌日などはこのコースは歩くことができるのでしょうか・・
私達の後ろを歩いている人は、何度も来ている人のようで、長靴を履いていました。長靴なら全く問題無い穏やかな流れです。 -
断崖の上に美しい紅葉が見えてきました。
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まるで天空にそびえる紅葉のように真っ青な空に赤が映えています。ヤフーの紅葉情報は「色づきはじめ・・」となっていましたが、こちら梅ケ瀬渓谷は紅葉今が盛りだと思います。
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さらに沢を進みます。この頃になると沢歩きも随分なれてきました。あまりあせらずゆっくり渡れば石も動きません。
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前に団体さんがいたので、沢のところで支えてなかなか進まず、途中休憩をしているところで抜かし先に行くことにしました。それにしても最近のお年寄りは元気です!途中で休憩所も少しだけありました。地面から湯気が立っています。
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千葉といえば、近くの大滝村あたりは筍で有名でしたよね。この当りでもところどころに竹林も見られます。
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ここでルートが記載された道標がありました。是非行ってみたかったこのルートの一番の見所「日高邸跡」に向かってみます。
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更に沢を渡るとちょっと開けた場所がみえてきました。ここが日高邸跡です。邸跡ってことはここに家があったってこと??!ここまで来るのは結構大変だと思いますが、どうしてこんな場所に家を建てたんでしょうか・・
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な・なんとまるで真っ赤な絨毯を敷き詰めたような風景が眼の中に飛び込んできました!
九州高鍋藩出身の教育者日高誠実隠棲の地、明治18年ここに梅を植え、21年梅ケ瀬書堂を開校し、近隣の生徒を指導したそうです。現在は建物は朽ちて屋敷跡にはもみじの老大木がそびえているのが、ここ日高邸跡です。 -
そうです・・この風景を見るためにここに来ました!もし・・少しでも早かったらおそらく、紅葉はまだ落葉していないし・・遅かったら既に落ちている紅葉の色は変わっていたと思います。今日一番印象に残り本当に美しい風景でした。あ〜朝早く起きて・・歩いてきて良かった〜と思う瞬間です!!
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目の前の山々の全体に紅葉しています。このあたりは千葉県で一番紅葉の美しい場所といわれているそうです。なるほど・・
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邸跡という位ですが今はすでに家はなく木も切られています。真ん中にそびえる紅葉の大木が印象的です。
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ここにはいくつか椅子がおかれ、皆が思い思いの場所でお弁当を広げています。私達も少し早いですがお腹も空いたので、木の根に座って食べることにしました。朝早かったのでさすがに手はかけられませんでしたが、家にあるものを詰め込んで、即興の弁当です。今日のメニューは「おにぎりと玉子焼き・キンピラ牛蒡・シュウマイ・豚たつた・サラダスパゲティ」です。
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下を見れば真っ赤な紅葉の絨毯・・上を見れば美しい紅葉・・歩いたあとのお弁当は本当に美味しかったです。ちなみに大福山頂上までは売店もトイレもありませんので、駅で購入するか持参をすることをお薦めします。
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椅子と紅葉の絨毯
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ちょうどランチをとった場所からの座ったまま写真をとった風景です。なんて贅沢〜!
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前日に雨が降ったので落葉が更に色が映えたような気がします。
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ここに何かあったのでしょうか・・木が横たえてあります。
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日高邸跡裏手にある池
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池にも紅葉が散って模様が描かれています。
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さて、先ほどの道標に戻り次は大福山を目指します。
大福山は市原市で一番高い285mの山。 -
先ほど来た沢を戻り、途中から「尾根ルート」にはいります。
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このあたりは「もみじ谷」と言われるように美しい紅葉です。
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もみじが多いような気がしますが、銀杏も色づき黄色の絨毯を敷いてくれています。
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清流にも紅葉
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穏やかな梅ケ瀬川の流れ
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ちょっと雲が出てきました。
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更に大福山までの尾根ルートを進みます。狭い坂と前日の雨で足場はあまり良くありません。途中の紅葉見える紅葉が心和みます。
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こんなゆらゆら揺れる木の橋を渡ったりします。結構スリリング!
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途中の急坂では降りてくる人と登る人で混雑しています。皆んな譲り合いながら進みます。
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山登り中はさすがに写真撮れませんでした〜。日頃、山歩きに慣れていない私には結構キツイ!本には「初級コース」と書いてあったけど、私には結構長く感じました。この道はどちらからも行けるので、対向側から降りて来る人も結構います。楽そう〜!でもたま〜にスニーカーでもなく革靴を履いている人(女性)がいて、下りの山道にかなり苦労しているようでした。この山下りも大変でしょうが、あの沢渡りはどうするのでしょうか・・人ごとですが心配になりました。できる限り水に強い歩きやすい靴で来られることをお薦めします。
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赤い紅葉
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ナンだ!?これは?!私のお尻?!な〜んて・・木の幹のようですが、皆に撫でられピカピカです。
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30分位はかかったでしょうか・・やっと大福山の頂上に到着です。ここには道標のほかに日高誠実顕彰碑とその横にはいきなり露天が数点出ていました。
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少し養老渓谷駅方面に下りたところに「大福山展望台」がありました。階段を登りさらに鉄塔に登ると素晴らしい房総の風景が眼に飛び込んできました。絶景です!!
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房総の絶景を堪能し、養老渓谷駅を目指し、「見晴らしの道」を歩いていきます。
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まるで紅葉のトンネルのような道を進みます。
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かなり紅葉していますが、まだ緑や黄色の葉も見られます。あと1週間は十分楽しめると思います。
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オレンジと赤と黄色と緑のコントラストが楽しめます。
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この道は、ず〜っと緩やかな下りが続きます。もし逆ルートから来ると、ず〜っと緩やかな登りが続きます。どっちが楽かしら・・
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真っ赤な紅葉に黒の木の枝が印象的です。
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黄色の銀杏も美しく・・
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桜の葉とモミジの紅葉
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見晴らしの道にぽつんと人家?それとも別荘?家がありました。素晴らしい紅葉・緑に囲まれて羨ましい限りです・・。人生の楽園か?
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「めがくら橋」です。ここから下の風景もとても綺麗でした。
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房総の山々
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バス停のある女ケ倉まではあと少し・・
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やっと見えてきた「朝生原トンネル」です。トンネルの上も紅葉です。このトンネルを抜けるとシャトルバスの停留所があります。
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シャトルバスがラッキーなことに来ていました!そのうち雨がポツポツと・・急いでバスの中に入ります。
太陽が出ているのに結構雨が降っています。お天気雨?本当に間一髪!!でした〜。雨はなかなかやまず結構降っています。山の中にいる人はどうしているのかしら・・・と心配していたら、駅に向かうバスの中から美しい虹が見えてきました。 -
バスが着くとちょうど電車も着ていました。スタートが早かったので14:00前の電車で東京に戻ります。滝巡りの方にも行けない時間ではなかったのですが、楽しみはまた来年にとっておくことにしました。って・・本当はその体力が残っていませんでした〜〜〜。
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帰りの電車の中からも綺麗な虹が見えていました。
美しい紅葉と素晴らしい房総の風景。とても有意義な秋の一日を過ごし、程よい疲れの中、電車の中では夢心地で岐路につきました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- morino296さん 2008/12/03 07:44:41
- 養老渓谷
- CANさん
おはようございます。
養老渓谷の紅葉、綺麗ですね!
でも、沢あり、上り下りありと結構その気で行く必要がありそうですね。
日高邸跡、こんな場所に居を構え、近隣の生徒を指導されたとは、驚きですね。
生徒たちはどこから集まってきたのでしょうか?
いつもながら、手作りのお弁当持参、立派ですね。
ビールは抜きですね(?)
ピカピカの木の幹(CANさんのお尻?)は不思議ですね。
帰りのバス、電車も、ロスタイムなく、雨の降り出す前に楽しめて良かったですね。
なかなか行けそうにない養老渓谷の紅葉、楽しませていただき有難うございました。
morino296
- CANさん からの返信 2008/12/03 09:23:56
- RE: 養老渓谷
- morino296さん
ご訪問&投票ありがとうございました!
morino296の一票のおかげでなんと養老渓谷旅行記1位になって
ました〜!
> 養老渓谷の紅葉、綺麗ですね!
> でも、沢あり、上り下りありと結構その気で行く必要がありそうですね。
はい!思った以上に紅葉は素晴らしく、思った以上に大変でした。
> いつもながら、手作りのお弁当持参、立派ですね。
> ビールは抜きですね(?)
あら!ビール・・チェックされちゃいましたね。
この近辺本当に山の中なのでビールを売っているところもなく
もしもって行っていたらアワアワだったでしょう・・
それにしてもちょっと遠いのですが、かなり満足の
小旅行でした。疲れきって帰りの電車は爆睡でした。
今週は鎌倉辺りを友達とうろつこう・・・と思っています。
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- belleduneさん 2008/12/01 09:59:38
- 本当に日本の秋は素敵ですね!
- はじめまして。
最近紅葉の景色を見に行きたくて、色んなところに出掛けました。先日養老渓谷へ行こうか、昇仙峡にするか、迷った挙句昇仙峡に行ってきました。
綺麗な紅葉の写真いいですね!
来年は、養老渓谷辺りへ行きたいと思います。
これからも時々お邪魔します。
- CANさん からの返信 2008/12/01 16:18:30
- RE: 本当に日本の秋は素敵ですね!
- belleduneさん
はじめまして!CANと申します。
ご訪問ありがとうございました。
実は私も昇仙峡か養老渓谷か迷っていたんですよ。。
山梨は春の桃の花が咲く時期に一度いってみたかったんで
昇仙峡は今回あきらめました。
一度夏に行ったことがありますが、秋の昇仙峡も綺麗でしょうね。
養老渓谷は思った以上に素晴らしかったです。
まだ朝早かったのでさほど混んでいませんでした。
今度は滝めぐりを初夏にしてみたいな〜と思います。
私の行ったコースは歩きなれた方なら全然問題無しです!
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