高尾の紅葉。?十三州見晴台。

2008/11/22 - 2008/11/22

麓のケーブル駅から歩き始めて約２時間、途中パゴダに寄ったり、飯縄権現にお参りしたりして、漸く高尾山山頂に到着する。

標高５９９ｍ。あと１ｍ足せば６００ｍになるのに何ともならないのが自然の造形。しかし関東平野を見下ろす一番取っ付きの山として、眺望は抜群。別名「十三州見晴台」と呼ばれている。

昔の国名で言う十三州。今ここで名前を挙げても始まらないが、熱海の十国峠、上州の三国峠、その他各地に国と国を結ぶ峠、見晴らしの良い峰の名前に付けられている。

秋晴れ、快晴の今日。これを称して日本晴れ！というかどうかは知らないが、それを知ってか知らずか、この山頂も又立錐の余地の無いほどの人人人の群れ。日本人の自然に親しむ心根の優しさを感ずる。

展望台から眺める白金の富士。空は快晴なのに、富士には巻き雲が掛かっている。一人孤高であればこその雲竜の富士。その神々しさに感謝する。

エリア 高尾・八王子(東京)

高尾山頂に向う人の群れ。この直ぐ先が山頂。右手には、山野菜を売っている臨時の売店も。

大勢の行楽客が山で採れた果物、野菜等を買っている。

中には栽培されたものもあるかも知れないが、人々は山に登った記念にと、買い求めていく。

拡大写真。ザクロが４００円は少し高いのか・・

山頂は立錐の余地が無いほどの人、人、人。

人々は人を見にきたのか、人を見にきたのか分らない状況を喜んでいる。

山頂の黄葉もほぼ８０％。

山頂を過ぎた、裏高尾へ向かう広場にも人が溢れている。

さて、食事場所をどこにしようか・・・

雲を抱く富士。神々しい。
＜　真白なる　富士の高嶺に　雲流る　＞