高尾の紅葉。?高尾山薬王院有喜寺。

2008/11/22 - 2008/11/22

都心からも近く、東京都民の憩いの場ともなっている高尾山。

元々は山岳信仰の山で、役の行者が祀られているように修験道の山であった。

行基僧正により開山されているから聖武天皇の頃、今から1200年以上前の創建である。

今は真言宗のお寺となっていて、成田山新勝寺、川崎大師平間寺、とはそれぞれ関東の三大本山となっている。

そんなことはどうでも、今日は花見、紅葉狩り。境内はごった返す程の人で賑わっている。日本人の桜、紅葉に寄せる気持ちは計り知れない。

境内のもみじもほぼ８０％の色合い。ただ残念なことに奥の院の裏側にあるこの山で一番見栄えの良い紅葉の色合いが今一つ。

社務所の人に聞くと、今年は少し遅れ気味で、12月始めの週が最高だろうとのこと。・・・又来るか・・・

しかしまあ、このもみじは別にしても境内では多くの紅葉を愛でることは出来たし、この先、奥の院の紅葉台もある。

少し気を取り戻し、更に先の１３州見晴台へ向う。


＜　紅葉を見んと　今年も　奥の院　＞

エリア 高尾・八王子(東京)

薬王院の山門を潜った直ぐのところに早くも見事な紅葉が。

飯縄大権現の随身、高尾の天狗がお出迎え。

本堂（飯縄大権現堂）の手前の石段の横のもみじ。色合いはもう少し。

左右に同じ様なもみじもあるが、もうちょっと冴えると見事だが・・

本堂の屋根に掛かるもみじ。

奥の院の裏手のもみじも今一つ。

この山で一番見事な奥の院横手のもみじも、残念ながら１−２週間早かったようだ。

更にその上の神社の御堂に掛かるもみじ。

この辺り、空気も澄んでいて、銀杏の黄葉も透き通るように美しい。

御堂の上の紅葉と黄葉の競演。

＜　紅葉と　黄葉織り成す　御堂かな　＞