2008/10/25 - 2008/11/03
520位(同エリア679件中)
てつや。さん
燦燦と降り注ぐ太陽、真っ青に広がる空と海、そしてその中に浮かぶ緑色の島々、朱色の街並み
ダルマチアの美しい景色の中を、ひたすら北へ向かう。
これがかつてより変わらない、アドリア海の姿
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昨日とはうってかわって快晴の日
ここからヴェネツィアまでの旅が始まった。
今日はまずドブロヴニクより、ダルマチアの中心都市スプリットへ向かう。
朝8時、街は通学の子供たちで溢れ、通勤の車で道は混み合っていた。
バスターミナルより北部の街リエカ行きのバスへ乗る。バスの乗客は数人しかいない。朝早いからなのか、オフシーズンだからなのか。。。
スプリットまでの4時間は、まさにアドリア海観光のハイライトであった。青い空と海、その中に浮かぶ緑色の島と海岸の松の木、朱色の街並み、白く荒れた陸側の山、、、現実で見たその景色は、想像していたどの景色よりも美しかった。いくら時代が移ろえど、昔から変わらないアドリア海の姿。その姿をこの時代に巡り合えたことを、幸せに思う。
そして断崖の曲がりくねった道をバスは猛スピードで駆け抜けていく。
スプリットは活気あふれる港町。
ドブロヴニクのように時が止まったような街ではなく、今まさに動きあふれている街並みであった。
古代ローマの遺跡の中に、中世の町が作られ、現代の人々がそこで生活をしている。そして商売好きで世話好きな人々の陽気な声が絶えない。
バスターミナルを降りると、早速SOBEのおばちゃんに捕まる。
「うちは宮殿の中だから便利だよ!」
「・・・いやもう泊まるとこ決めてるんで」
「とりあえず見るだけでいいから!見るだけで!」
また・・・そんな甘いコト言っちゃって
・・・っと思いつつそのまま連れてかれちゃうボク(笑)
「日本から来たの?トウキョウ?Very Good!Very Good!
うちはいろんな国の人が泊まりにくるんだよ」
「・・・それ日本人にも有名なとこ?」
「Ne・・・」
とはいえ、3000円ちょいでシングル部屋をげっと。
とても居心地もいい。そこでニュージーランド人のトムと出会う。
彼は本国で農場暮らしをしつつ、今は自転車でヨーロッパ中を旅している。
「ニュージーランドには(ヨーロッパみたいな)古い街並みとかないしね。だからすごい興味があるんだ。日本にもあるでしょ?」
「確かにキョウトとか行けばあるかな?でもトウキョウはごみごみしててきれいな街じゃないよ。一番便利だけど。」
長い歴史の中で動き続けてきたこの街を見ていると、自分の存在なんてちっぽけもので、普段の自分がやっていることや考えていることなんてバカバカしく思えてくる。世界にはまだまだ自分の知らない街や景色が広がっているのだから。いつかトムみたく自分で世界を旅し続けるのもいいなって思ってしまった。
長い歴史と世界、いや自分の人生の中で変わらないもの。そして変わってゆくもの。そのそれぞれを大切にしていきたいと思う。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
ドブロヴニクのバスターミナル前にて
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ネコがお見送りに来てくれました☆
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港に停泊する大型フェリー
-
あの大橋を渡ればドブロヴニクを去ることに
Do vidjenya,Dubrovnik!! -
一面に広がるアドリア海の原風景
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いつまで見ようとも見飽きない景色
-
ただいまミスチルのTomorrow never knowsを聞きまくり中
個人的にはTomorrow never knowsがアドリア海の旅
に一番合っている(?)と確信 -
いま自分のいる世界の向こうには、
全然違ういろんな世界が果てしなく広がっていて、 -
そんな世界に少しでも触れたくて
旅に出ている。
(写真)ストンの町にある長城
またいつか訪れてみたいです -
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ領ネウムの町
1時間ぐらい走って、ここで一休憩 -
休憩中のバスより
肌寒い海風と熱い陽の光、しばしの休憩タイム -
普段の日常では味わえない景色・文化・
人々・価値観・・・ -
それらに触れることでまた自分の人生は
味わい深くなると思う。
オレンジも今が収穫時! -
自分の世界は、自分の力で変えていけると思う。
”マカルスカ・リヴィエラ”
ダルマチア屈指のリゾート地を行く -
だからこそ今を生きる価値があると思う。
いつもと同じ道を歩いていたって世界は
広がらない。もっと外へ、もっと世界を -
でも変わってはいけないものだってある。
時おり見える小さな町がとても愛らしい -
それは昔の子供の頃の気持ち・夢
このアドリア海の景色のように、
決して変わらない・変えてはいけないものだってある。 -
”変わるもの””変わらないもの”
今の自分にとってのそれらはなんだろう。 -
断崖絶壁をバスは行く
自分なら景色に見とれて、とても運転できないって・・・! -
クロアチアで2番目に大きい山だって
スプリットまであとわずか・・・! -
スプリット到着
4時間近いバス旅おつかれ・・・ -
活気あふれる港町です。
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まさに南国気分♪
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古代の宮殿前には、にぎやかな露店がたくさん
おみやげ選びに迷う・・・ -
宮殿内部
中世の旧市街が広がっています。 -
古代宮殿の遺跡と中世の教会が
まるで一体化しているように見える
そこを行く現代の人々 -
宮殿遺跡の中心部にて
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宮殿の地下はおみやげ屋さんでした
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宮殿の入り口にて
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旧市街と港の風景
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大聖堂の上から、
アドリア海の絶景が!! -
宮殿跡と港の景色
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ドブロヴニクみたいな細い路地裏に入っていく。
でも雰囲気はけっこう違うかな・・・?
やはり活気ある港町って雰囲気です。 -
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港より眺める旧市街
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泊まったホステル
良心的なおばちゃんとトムのおかげで
楽しかった
トムと一緒に談笑しながらお昼ごはんも
一緒に食べた。
やはりいろんな出会いがある旅は楽しい!
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