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秋雨都旅・二日目後半は、雨ならここと決めていた南禅寺・塔頭「天授庵」を目指して、嵐山経由で東山方面へと、西から東へと飛んでいきました。<br />地下鉄「蹴上駅」を出て、ショートカットのトンネルをくぐり、疲れも忘れて意気揚々と南禅寺へと進んで行ったのです。<br />しかし、何と\(◎o◎)/!!!<br />業が催されていた様で、拝観中止となっておりました。<br />ガックリと肩を落としながら、「天下の龍門」南禅寺三門で途方にくれて、シャッターを切りながら、残り少ない時間をどうするか自問自答したのです。<br />この時、来る途中に<br />    南禅寺・塔頭「金地院」<br />が特別拝観していたのを横目で見てきていたので、御庭も有る様なので拝見するか位の軽い気持ちで、大変失礼ながらおじゃましました。<br />予備知識が無く、ショックと疲れでフラフラしながら行きましたけど、これが中々見応えがあり、再び背筋を伸ばし復活しました。<br />金地院は南禅寺の中門の南側、あまり目立たない場所にあるせいか静かに拝観できました。<br />小堀遠州の作庭という枯山水「鶴亀庭」は、木と石で鶴と亀が表現されているそうで、当然ながら午前中拝見した三玲氏作庭とは違う味わいで、粋な風情を堪能しました。<br />又、東照宮・狩野探幽作と云われる「鳴龍」も見応えがあり、龍大好きな私は御褒美をいただい気分となりました。<br />それに加えて、至るところに鳥居が在り、徳川家の信心深さを深く感じ、何やら結界めいた意味合いも含まれているのかと思わせました。<br />それにしても、庭園を取り巻く形の敷地内は、派手さは無いものの秋雨が手伝い良い味を出してくれていました。<br />フォトはありませんが、襖絵も素晴らしく満足でした。<br /><br />続いては、以前より気になっていた、<br />    明治・大正の元老山県有朋の別荘「無隣庵」<br />へと足を運びました。<br />ここでは別荘ならではの、フォトや説明では表せない、外の現実を入り込ませない優雅さを拝見する事になり、御疲れモードを癒していただきました。 <br />最後は、今回の旅で最大目的である「清水寺」開帳御本尊に手を合わせ帰りました。<br />初秋・秋雨モード都旅三部作・完結<br />

秋雨の都路・ハプニングから感動へ

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2008/09/29 - 2008/09/30

1453位(同エリア2854件中)

3

40

amanojaku

amanojakuさん

秋雨都旅・二日目後半は、雨ならここと決めていた南禅寺・塔頭「天授庵」を目指して、嵐山経由で東山方面へと、西から東へと飛んでいきました。
地下鉄「蹴上駅」を出て、ショートカットのトンネルをくぐり、疲れも忘れて意気揚々と南禅寺へと進んで行ったのです。
しかし、何と\(◎o◎)/!!!
業が催されていた様で、拝観中止となっておりました。
ガックリと肩を落としながら、「天下の龍門」南禅寺三門で途方にくれて、シャッターを切りながら、残り少ない時間をどうするか自問自答したのです。
この時、来る途中に
    南禅寺・塔頭「金地院」
が特別拝観していたのを横目で見てきていたので、御庭も有る様なので拝見するか位の軽い気持ちで、大変失礼ながらおじゃましました。
予備知識が無く、ショックと疲れでフラフラしながら行きましたけど、これが中々見応えがあり、再び背筋を伸ばし復活しました。
金地院は南禅寺の中門の南側、あまり目立たない場所にあるせいか静かに拝観できました。
小堀遠州の作庭という枯山水「鶴亀庭」は、木と石で鶴と亀が表現されているそうで、当然ながら午前中拝見した三玲氏作庭とは違う味わいで、粋な風情を堪能しました。
又、東照宮・狩野探幽作と云われる「鳴龍」も見応えがあり、龍大好きな私は御褒美をいただい気分となりました。
それに加えて、至るところに鳥居が在り、徳川家の信心深さを深く感じ、何やら結界めいた意味合いも含まれているのかと思わせました。
それにしても、庭園を取り巻く形の敷地内は、派手さは無いものの秋雨が手伝い良い味を出してくれていました。
フォトはありませんが、襖絵も素晴らしく満足でした。

続いては、以前より気になっていた、
    明治・大正の元老山県有朋の別荘「無隣庵」
へと足を運びました。
ここでは別荘ならではの、フォトや説明では表せない、外の現実を入り込ませない優雅さを拝見する事になり、御疲れモードを癒していただきました。 
最後は、今回の旅で最大目的である「清水寺」開帳御本尊に手を合わせ帰りました。
初秋・秋雨モード都旅三部作・完結

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 新幹線 徒歩
  • やって来ました。御存知「蹴上駅」直近の南禅寺ショートカットコースのトンネル。

    やって来ました。御存知「蹴上駅」直近の南禅寺ショートカットコースのトンネル。

  • 到着しました南禅寺。<br />外国の方もワクワクした御様子でした。

    到着しました南禅寺。
    外国の方もワクワクした御様子でした。

  • 南禅寺塔頭・天授庵<br />エッ!拝観中止て・・・<br />奥の御庭が垣間見えるだけに一層残念でした。<br />

    南禅寺塔頭・天授庵
    エッ!拝観中止て・・・
    奥の御庭が垣間見えるだけに一層残念でした。

  • 初秋涙雨が三門にも降りそそぎます。

    初秋涙雨が三門にも降りそそぎます。

  • 拝観中止のショックで、肩が落ちレンズが上がりません。

    拝観中止のショックで、肩が落ちレンズが上がりません。

  • 気を取り直して1枚。

    気を取り直して1枚。

  • それならばと、次の一手は「金地院」としました。

    それならばと、次の一手は「金地院」としました。

  • 私が上手く撮れないのでこんな御庭。

    私が上手く撮れないのでこんな御庭。

  • こんなのあんなの有ります御紹介集合写真。

    こんなのあんなの有ります御紹介集合写真。

  • 入って直ぐの御池には鳥居が在りました。

    入って直ぐの御池には鳥居が在りました。

  • 秋雨の贈り物。

    秋雨の贈り物。

  • どうしてツートンカラー。<br />日光の関係でしょうねぇ〜

    どうしてツートンカラー。
    日光の関係でしょうねぇ〜

  • 東照宮へと続く雫に光る石畳。<br />ここにも鳥居が在る。

    東照宮へと続く雫に光る石畳。
    ここにも鳥居が在る。

  • 敷地の奥深い処に在る「東照宮」。

    敷地の奥深い処に在る「東照宮」。

  • 良いものを拝見できた、御褒美をもらった気分でした。

    良いものを拝見できた、御褒美をもらった気分でした。

  • 入れるものなら入って観たい「鳴龍」。

    入れるものなら入って観たい「鳴龍」。

  • 東照宮から下る石畳の参道。

    東照宮から下る石畳の参道。

  • 秋雨の贈り物2

    秋雨の贈り物2

  • 秋雨の贈り物3

    秋雨の贈り物3

  • 広がる先には「鶴亀庭」。

    広がる先には「鶴亀庭」。

  • 松の鶴と石の亀が判りますでしょうか。

    松の鶴と石の亀が判りますでしょうか。

  • 続いて拝見した「無隣庵」。

    続いて拝見した「無隣庵」。

  • 背の低い渡りくぐると別世界でした。<br />寺院巡りが多いので新鮮に感じました。

    背の低い渡りくぐると別世界でした。
    寺院巡りが多いので新鮮に感じました。

  • 絶妙な起伏で広がりを見せています。

    絶妙な起伏で広がりを見せています。

  • 足元の石畳もゆったり感じました。

    足元の石畳もゆったり感じました。

  • ここの緑には硬さを感じさせません。

    ここの緑には硬さを感じさせません。

  • 秋色が垣間見れました。

    秋色が垣間見れました。

  • 秋。

    秋。

  • 「清水寺」御本尊とそれを取り巻く部集は圧巻でした。

    「清水寺」御本尊とそれを取り巻く部集は圧巻でした。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • パーチクさん 2008/11/17 12:25:34
    苔の色が鮮やかに・・・
    amanojakuさん、こんにちは。

    南禅寺塔頭「天授庵」、残念でしたが「金地院」のお庭が
    素晴らしかったようで良かったですね。

    南禅寺は何故かゆっくりと拝観していないんですよね。
    庭園が良さそうですね。

    無鄰庵も雨で緑の色が色濃く艶やかに輝いていますね。
    撮影するのは大変でしょうが、とても味があります。

    素敵なお庭を拝見させて頂きました♪
  • 義臣さん 2008/11/16 19:20:18
    植治
    私好みの
    金地院、、暫くご無沙汰 5月に久しぶりと案内しようと
    中学の先生に、、もう、、時間がないから、、
    入らず終い

    無燐庵はお馴染みの植治さんのお庭、、
    良いですね。。

    12月に双方行こうかな?

    8日は終い弘法、、天神さんの紅葉も良いって聞いてるし、、

                義臣

    amanojaku

    amanojakuさん からの返信 2008/11/16 20:07:27
    RE: 植治
    義臣さん御訪問投票・コメントありがとうございました。

    共に、金地院は何も予備知識無く拝見しましたが、
    時代背景や関係僧侶の御立場等を思いつつ、
    徳川家縁の息吹が凝縮されている様に感じました。

    無隣庵は、こんな所によくぞ別世界の別荘をと、
    寺院周りが大半の私としては感動ものでした。

    清水さんは、御本尊の須弥段下の自然石が覗けるのですが、
    都創設より、四神の関わり深く石が有ると聴くので、
    それらとは違う様ですが、支えていた自然石は意味ありげでしたよ。

    盛り沢山の旅計画有る様で羨ましいです。
    明日から、又、音信不通になるかもしれませんが、
    今後もよろしく御願いします。


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