2008/01/15 - 2008/01/15
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namimoさん
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海三昧。
白浜~潮岬~無量寺~帰宅
-
たった二日で米づくしに飽きる現代っこでした。
バイキングのパン食すら美味しい。
朝食後にホテルから徒歩圏内の千畳敷と三段壁を散策。
この日も晴天なり。風もなく小春日和。 -
展望台の上からでも数十メートル下のブルーグリーンの
海面下の岩が見えるほど透き通っている。
その上に広がる空は水彩絵の具で色付けたような
色鮮やかな青色。
海鳥と釣り人が岸壁に並ぶ。
日差しは暖かく、太平洋の波は穏やか。
崖っぷちということは
”いのちの電話”なんて看板が立っているように
勿論そういう場所でもあるわけなんだけど。
打ち寄せる波の音を聞き
目の前の広大な風景をただ眺めていると
その一部として溶け込みたいと考えて
もそれはそれで不思議ではないと思う。
浄化の一つの方法として。
私は飛び込まないけれどね。うん。
心地よい海風を受け、心を落ち着けた後は
いざ最後の目的地、潮岬へ。 -
白浜1106発串本行の鈍行へ乗る。
と、紀勢線の事故の影響ですさみ駅で30分待つことに。
予定が狂うがまぁ和歌山まで出れば何とかなるし、という
軽い気持ちで旅はそのまま続行したものの速攻影響が出る。
串本駅から潮岬へ行くバスは1時間に1本。
=次のバスまで30分待たなければならないことに。
無量寺行ったりしながら時間を潰して
潮岬までのバスに乗る。
展望台の前が妙に雲っているので何かと思えば
地元消防団が野焼き中。 -
海見えないし・・・と思いながら
もくもく煙を突っ切って本州最南端へ。
売店で最南端到達証明書を発行200円してもらう。
展望からみる風景は太陽は眩しく照らし
海面はキラキラ輝いている。 -
しばし惚けていたい気持ちを押さえ
5分ほど歩いてこれまた最南端の灯台。
潮岬灯台へ向かう。 -
細く急な石造りの階段を上がり天辺の展望からは
自然に切り立った岸壁と海が眼下一面に広がる。 -
すぐ横にゆうゆうと飛ぶとんびの群れ。
行き交うタンカーや釣り船が
穏やかな太平洋の上に浮かんでいるのが見える。
白浜の海岸からは四国やいくつかの島が見えたけれど
ここから先は何もない。
ひろーくてでっかい太平洋があるだけ。 -
串本駅に戻る。時刻表をチェックすると
次の普通列車は一時間後の1640。
ありゃーと首傾げたとこでどうにもならないので
備え付けの時刻表で 奈良までの接続を確認後、
今度は所蔵館へ入るべく再び無量寺へ。
門前に南国ちっくな植物がどどんと生えています。 -
日本一小さい博物館を持ち
応挙と芦雪の作品を展示していると聞きて以来
一度行きたかったところ。
昨年奈良に来た若冲の髑髏図や、芦雪の雁図なども
此方の収蔵品で再び見ることが出来た。
またトルコのエトワール号事件に関する資料や、
地元から発掘された土器等も展示されている。
芦雪の龍虎図、六仙人図などは別棟にあり
観覧者があるたびに開放するようになっている。
係の方が入り口で待っているから正直落ち着かないけれど(苦笑)
襖の裏側に描かれた猫を狙う虎の息遣い、
龍の纏う雷鳴が聞こえてきそうです。
描かれた子供たちの嬌声、じゃれる子犬たちの泣き声とか。
いつまでも眺めていたいが時間も気になり、
そそくさをおいとま。
ちょうど関テレが取材に来ていたので何かと尋ねたら、エトワール号の関係らしい。
ここは当時の船員の診断書も保管しているとのこと、
それらも見たかったですね。
しかやる気のない案内板はとてもいいです。すてき。 -
小春日和。彼らが滞在していた時も
こんな風にじゃれあう猫を見ながら描いていたのかなあ。
1640串本発の電車で一路天王寺まで。
鈍行だったら22時着だったけど
日根野で快速に乗り換え20時すぎに帰宅。
存分にのんびり出来て行きたかったところ、
見たかったものが見られて満足満足。
そして海を見るとテンション上がる
奈良県民の血をひしひし感じた日でした。
あんなに綺麗なところが近くにあるっていいなぁ。
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