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海三昧。<br />白浜~潮岬~無量寺~帰宅

2008年1月紀伊半島ぐるり旅3日目~潮岬

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2008/01/15 - 2008/01/15

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namimo

namimoさん

海三昧。
白浜~潮岬~無量寺~帰宅

  • たった二日で米づくしに飽きる現代っこでした。<br />バイキングのパン食すら美味しい。 <br />朝食後にホテルから徒歩圏内の千畳敷と三段壁を散策。<br />この日も晴天なり。風もなく小春日和。 <br />

    たった二日で米づくしに飽きる現代っこでした。
    バイキングのパン食すら美味しい。
    朝食後にホテルから徒歩圏内の千畳敷と三段壁を散策。
    この日も晴天なり。風もなく小春日和。

  • 展望台の上からでも数十メートル下のブルーグリーンの<br />海面下の岩が見えるほど透き通っている。 <br />その上に広がる空は水彩絵の具で色付けたような<br />色鮮やかな青色。 <br />海鳥と釣り人が岸壁に並ぶ。<br />日差しは暖かく、太平洋の波は穏やか。 <br /><br />崖っぷちということは<br />”いのちの電話”なんて看板が立っているように <br />勿論そういう場所でもあるわけなんだけど。 <br />打ち寄せる波の音を聞き<br />目の前の広大な風景をただ眺めていると <br />その一部として溶け込みたいと考えて<br />もそれはそれで不思議ではないと思う。 <br />浄化の一つの方法として。<br />私は飛び込まないけれどね。うん。 <br /><br />心地よい海風を受け、心を落ち着けた後は<br />いざ最後の目的地、潮岬へ。

    展望台の上からでも数十メートル下のブルーグリーンの
    海面下の岩が見えるほど透き通っている。
    その上に広がる空は水彩絵の具で色付けたような
    色鮮やかな青色。
    海鳥と釣り人が岸壁に並ぶ。
    日差しは暖かく、太平洋の波は穏やか。

    崖っぷちということは
    ”いのちの電話”なんて看板が立っているように
    勿論そういう場所でもあるわけなんだけど。
    打ち寄せる波の音を聞き
    目の前の広大な風景をただ眺めていると
    その一部として溶け込みたいと考えて
    もそれはそれで不思議ではないと思う。
    浄化の一つの方法として。
    私は飛び込まないけれどね。うん。

    心地よい海風を受け、心を落ち着けた後は
    いざ最後の目的地、潮岬へ。

  • 白浜1106発串本行の鈍行へ乗る。<br />と、紀勢線の事故の影響ですさみ駅で30分待つことに。 <br />予定が狂うがまぁ和歌山まで出れば何とかなるし、という<br />軽い気持ちで旅はそのまま続行したものの速攻影響が出る。 <br />串本駅から潮岬へ行くバスは1時間に1本。<br />=次のバスまで30分待たなければならないことに。 <br />無量寺行ったりしながら時間を潰して<br />潮岬までのバスに乗る。 <br />展望台の前が妙に雲っているので何かと思えば<br />地元消防団が野焼き中。<br />

    白浜1106発串本行の鈍行へ乗る。
    と、紀勢線の事故の影響ですさみ駅で30分待つことに。
    予定が狂うがまぁ和歌山まで出れば何とかなるし、という
    軽い気持ちで旅はそのまま続行したものの速攻影響が出る。
    串本駅から潮岬へ行くバスは1時間に1本。
    =次のバスまで30分待たなければならないことに。
    無量寺行ったりしながら時間を潰して
    潮岬までのバスに乗る。
    展望台の前が妙に雲っているので何かと思えば
    地元消防団が野焼き中。

  • 海見えないし・・・と思いながら<br />もくもく煙を突っ切って本州最南端へ。 <br />売店で最南端到達証明書を発行200円してもらう。 <br />展望からみる風景は太陽は眩しく照らし<br />海面はキラキラ輝いている。 <br />

    海見えないし・・・と思いながら
    もくもく煙を突っ切って本州最南端へ。
    売店で最南端到達証明書を発行200円してもらう。
    展望からみる風景は太陽は眩しく照らし
    海面はキラキラ輝いている。

  • しばし惚けていたい気持ちを押さえ<br />5分ほど歩いてこれまた最南端の灯台。<br />潮岬灯台へ向かう。 <br />

    しばし惚けていたい気持ちを押さえ
    5分ほど歩いてこれまた最南端の灯台。
    潮岬灯台へ向かう。

  • 細く急な石造りの階段を上がり天辺の展望からは<br />自然に切り立った岸壁と海が眼下一面に広がる。 <br />

    細く急な石造りの階段を上がり天辺の展望からは
    自然に切り立った岸壁と海が眼下一面に広がる。

  • すぐ横にゆうゆうと飛ぶとんびの群れ。 <br />行き交うタンカーや釣り船が<br />穏やかな太平洋の上に浮かんでいるのが見える。 <br />白浜の海岸からは四国やいくつかの島が見えたけれど<br />ここから先は何もない。 <br />ひろーくてでっかい太平洋があるだけ。 <br />

    すぐ横にゆうゆうと飛ぶとんびの群れ。
    行き交うタンカーや釣り船が
    穏やかな太平洋の上に浮かんでいるのが見える。
    白浜の海岸からは四国やいくつかの島が見えたけれど
    ここから先は何もない。
    ひろーくてでっかい太平洋があるだけ。

  • 串本駅に戻る。時刻表をチェックすると<br />次の普通列車は一時間後の1640。 <br />ありゃーと首傾げたとこでどうにもならないので<br />備え付けの時刻表で 奈良までの接続を確認後、<br />今度は所蔵館へ入るべく再び無量寺へ。 <br />門前に南国ちっくな植物がどどんと生えています。<br />

    串本駅に戻る。時刻表をチェックすると
    次の普通列車は一時間後の1640。
    ありゃーと首傾げたとこでどうにもならないので
    備え付けの時刻表で 奈良までの接続を確認後、
    今度は所蔵館へ入るべく再び無量寺へ。
    門前に南国ちっくな植物がどどんと生えています。

  • 日本一小さい博物館を持ち<br />応挙と芦雪の作品を展示していると聞きて以来<br />一度行きたかったところ。 <br />昨年奈良に来た若冲の髑髏図や、芦雪の雁図なども<br />此方の収蔵品で再び見ることが出来た。 <br /><br />またトルコのエトワール号事件に関する資料や、<br />地元から発掘された土器等も展示されている。 <br />芦雪の龍虎図、六仙人図などは別棟にあり<br />観覧者があるたびに開放するようになっている。 <br />係の方が入り口で待っているから正直落ち着かないけれど(苦笑) <br />襖の裏側に描かれた猫を狙う虎の息遣い、<br />龍の纏う雷鳴が聞こえてきそうです。 <br />描かれた子供たちの嬌声、じゃれる子犬たちの泣き声とか。 <br />いつまでも眺めていたいが時間も気になり、<br />そそくさをおいとま。 <br /><br />ちょうど関テレが取材に来ていたので何かと尋ねたら、エトワール号の関係らしい。 <br />ここは当時の船員の診断書も保管しているとのこと、<br />それらも見たかったですね。 <br />しかやる気のない案内板はとてもいいです。すてき。 <br />

    日本一小さい博物館を持ち
    応挙と芦雪の作品を展示していると聞きて以来
    一度行きたかったところ。
    昨年奈良に来た若冲の髑髏図や、芦雪の雁図なども
    此方の収蔵品で再び見ることが出来た。

    またトルコのエトワール号事件に関する資料や、
    地元から発掘された土器等も展示されている。
    芦雪の龍虎図、六仙人図などは別棟にあり
    観覧者があるたびに開放するようになっている。
    係の方が入り口で待っているから正直落ち着かないけれど(苦笑)
    襖の裏側に描かれた猫を狙う虎の息遣い、
    龍の纏う雷鳴が聞こえてきそうです。
    描かれた子供たちの嬌声、じゃれる子犬たちの泣き声とか。
    いつまでも眺めていたいが時間も気になり、
    そそくさをおいとま。

    ちょうど関テレが取材に来ていたので何かと尋ねたら、エトワール号の関係らしい。
    ここは当時の船員の診断書も保管しているとのこと、
    それらも見たかったですね。
    しかやる気のない案内板はとてもいいです。すてき。

  • 小春日和。彼らが滞在していた時も<br />こんな風にじゃれあう猫を見ながら描いていたのかなあ。<br /><br />1640串本発の電車で一路天王寺まで。<br />鈍行だったら22時着だったけど <br />日根野で快速に乗り換え20時すぎに帰宅。<br /> <br />存分にのんびり出来て行きたかったところ、<br />見たかったものが見られて満足満足。 <br />そして海を見るとテンション上がる<br />奈良県民の血をひしひし感じた日でした。 <br />あんなに綺麗なところが近くにあるっていいなぁ。<br />

    小春日和。彼らが滞在していた時も
    こんな風にじゃれあう猫を見ながら描いていたのかなあ。

    1640串本発の電車で一路天王寺まで。
    鈍行だったら22時着だったけど
    日根野で快速に乗り換え20時すぎに帰宅。

    存分にのんびり出来て行きたかったところ、
    見たかったものが見られて満足満足。
    そして海を見るとテンション上がる
    奈良県民の血をひしひし感じた日でした。
    あんなに綺麗なところが近くにあるっていいなぁ。

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