【雲ノ平5泊6日】さんざんな下山

2008/08/19 - 2008/08/20

昨夜から降り始めた雨はやみそうでやまず、風が強い中を尾根歩き
できるか？という不安もあって、いつ出発するか話し合い。
隣のワンゲル部が出発しそうな雰囲気だったので7時に出発した。
その後はとても写真なんて取っていられる場合じゃなくて、
打ちつける雨の中あるいて、さらに濁流になった沢を渡り、
靴の中までびしょぬれで、やっとこさわさび平小屋にたどり着き
初めての小屋泊まりとなりました。

詳しい費用や日程はこちら
http://tabisuke.arukikata.co.jp/schedule/19166/

エリア 新穂高温泉(岐阜)

7:00　出発
まだこの時点では花を撮っている余裕もありました。
ミヤマキンポウゲ

9:50　弓折岳の分岐

双六岳は当然巻き道を選択。強い風雨を避ける所がなく
レインウェアを着ていても痛かった。
さらにここからは下り道が沢になっていて石は滑るし
体力と気力がかなりダウン。

10:30　鏡平山荘到着
とにかくお腹がすいたのでラーメンを食べる。
暖かくてしょっぱくて美味しかった〜。
山荘で道の様子を聞くと「オーナーからは止めてって
言われてるけど、危ないと思ったら引き返してね」と
言われて頑張れる所まで頑張ってみることに。
途中、今思ってみるととんでもないことになっている
沢を膝上まで使って越えたり、色んな経験できました。
そうそう。わさび平小屋では雨で足止めされた人も
何組か泊まっていて、リピート山中さんのコンサートも
偶然に聞けたので、これはこれでよかったのかも？と
思いました。

7:30　わさび平小屋出発
久々に暖かいふとんで寝た後は林道を歩いて新穂高温泉に
戻るだけ。雨は昨日の夜から上がっていて、私たちが
カレーうどんの晩ご飯を外の炊事場で食べている間も
上で雨がやむのを待っていた人達が下りて来てました。
朝ご飯は春雨スープと行動食。

苔も昨日の雨で活き活きしています。
でも、わさび平小屋を出発する前に営林署の人が道を
調査するのに何人か登って行ったり、登山道の管理って
大変だなぁと思いました。

帰りは平湯温泉までバスで移動して名物のはんたい卵を
店先で食べて（しかも二人ともあっという間に完食）、
ひらゆの森で疲れを癒すことにしました。

500円だけど廊下など全部畳になっていたりお値段以上に楽しめました。温泉も私はあまり善し悪しってわからないけど良かったですよ。
レストランでカルビ丼を頼む時に「これは飛騨牛ですか？」と聞いたら「等級的に飛騨牛とは言えないですけど牛は同じですよ」と教えてくれて高感度アップ。

平湯温泉のターミナルから松本に向かいます。
たくさん観光バスがやって来て、周囲の温泉街も賑わっていました。岐阜の温泉は良いと聞いていたけど本当です。
松本までのバスは、ずーっと運転手さんが道中の見所を案内してくれて、寝たい人はちょっと嫌だったかもしれないけど、私はあまりツアーに参加したりしないから「へぇ〜」と楽しめました。
なんか下に下りたらあっという間に下界に馴染んでいる自分が不思議。

この旅行記へのコメント （2）

• 練馬の材木屋さん 2009/07/17 10:03:21

  ちょこっと失礼

  懐かしい「雲の平」の字を見ましたもんで
  私の日本アルプスデビュ−が雲の平でした
  あのころは、信濃大町からはいって、
  湯俣温泉経由で、三俣山荘へいったのですが
  今はル−トがなくなったようで、
  高天原温泉には参りましたね、昔は浴槽は1つしか
  なくて、女性は入りにくかったでしょうが、今は
  ３ツのうち、混浴露天にパワ−おばちゃんが
  入浴されてたらワレワレは他の2つも使えない
  のですね、それと三俣山荘め、サイフォンコ−ヒ−に
  ケ−キとは、なんたるん料簡だ、もし今度私が
  行ったら、夕飯は飛騨牛のステ−キと、黒部の
  イワナのグリルとそれとデザ−トはこけももの
  シャ−ベットとそれと、エ−ト、だからな
  写真で拝見する景色は昔も今も変わりは
  ないでしょう、懐かしさのあまりに
  ちょこっと失礼

  まゆげいぬさん からの返信 2009/07/21 07:18:50

  RE: ちょこっと失礼

  おはようございます。
  週末に山に行っていたのでお返事遅くなりました。
  三俣山荘は最近ではエビフライ食べ放題の夕食なんかも
  やっているようです。（他の方のブログより）
  私は「エビフライ食べ放題…」と思いつつ
  麻婆春雨を食べてました（笑）