2008/09/21 - 2008/09/28
14位(同エリア45件中)
gumiさん
2008年9月20日〜9月28日まで神様と英雄の国ギリシャへ行ってきました。
2日目(22日)エピダウロス・ナフプリオンの次はミケーネへ向かいます。
ギリシャの世界遺産・2つ目の地。
午前中のうちに世界遺産2つ観光。さすがツアー旅行、無駄なくみっしり。
ミケーネ遺跡は1876年にドイツの考古学者・シュリーマンが発掘。
歴史で習った習った!その名前は記憶にあるぞ。
“アガメムノンの黄金のマスク”を発掘したことも有名。
(黄金のマスクはアテネの国立考古学博物館に展示中。後程アテネの旅行記にて紹介します。)
ミケーネ文明は紀元前16〜11世紀頃栄えた文明。
エピダウロス遺跡よりも更に昔!
世界遺産の円形墓地や王宮以外はあちこち歩ける、オープンな遺跡にびっくり。
石ばかりの写真が続きますが、どうかご容赦を。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
ミケーネ到着。
大きな山と山の間の小高い場所に【王宮】跡が見えます。 -
ホメロスの詩で「黄金に富むミケーネ」と“伝説”として詠われていた場所が、シュリーマンがこの地でお墓を発見したことにより、“実在”したことが判明。
物語が実は物語ではなかったというびっくりな場所。
しかもかなり活気があり、貿易活動なんかもしていた一大文明国家だったとのこと。 -
石ばかりの遺跡を見る前に、ミケーネは「こんなカンジでした」というイメージを先にアタマに入れておくとわかりやすいです。
チケット売り場の……多分売り物なポスター。
丸いのが円形墓地。
王家の墓とあって、お墓の占める割合……大きい。 -
これは城壁の外にある【アイギストスの墓】
アガメムノンの従兄弟。
何かこのミケーネの王族の伝説は兄弟の息子を殺しちゃったり復讐で呪っちゃったりとかで凄まじいものばかり(まぁ、ギリシャ神話そんなの多いですが…)
元々アイギストスはアガメムノンのお父さんを殺してるのですが、その後結局アガメムノンの奥さんのクリュタイムネストラと一緒にアガメムノンも殺害してしまいます。
(これだけ書くと、アイギストスとクリュタイムネストラが悪者のように見えますが、根っこはアイギストスも悪い。)
まあ、そんなこんなで王城の中ではなく外にある彼のお墓。
(奥さんのお墓も城外にある) -
城壁跡。
日本のお城もこんなカンジだなと思う。
時代が全然違いますが。 -
王城への入口【獅子の門】
時間はAM10:00
エピダウロスと違って観光客が増えてきました。
自分たちの他にもツアーがあってもよさそうなのに、この後もずっと日本人(他アジア系)には全く会いませんでした。
フランス語を喋っている人が多かったような気が。 -
三角形の石に獅子の姿が浮き彫りになっているのですが、残念ながら頭部は破壊されてしまったようで胴体のみ。
-
獅子の門の裏側。
左側は倉庫(穀倉)だったようで、小さく区切られていた跡があります。 -
ミケーネ遺跡の代表格。
これがシュリーマンが発掘した円形墓地。
シュリーマンはこれをアガメムノン王のお墓だと信じて疑わなかったそうですが、実際はもっと昔のものだったらしい。 -
この大きなお墓に1人が埋葬されていたわけではなく、19体遺体が出てきたとのこと。
四角の穴がその跡(×6) -
パンフレットとかガイドブックでは、この円形墓地の周囲の溝?のようなところを人が歩いているのですが、この日はこの円形墓地へ降りる為の階段にロープが張られていて侵入不可。
残念。 -
円形墓地の奥に、四角に区切られた【城内の邸宅跡】
お墓のすぐ隣に邸宅……寝起きするのはちょっとイヤかも。 -
結構な上り坂です。
上に居る人があんなに小さい……。
シュリーマンの悪口を言いながら登る……。
だってこの人「墓には必ず財宝も一緒にあるはずだ!」とお墓狙いで発掘したというんだもの。
若くて美人なギリシャの娘さんと結婚したっていうし!(やっかみか)
すごくポジティブで行動的な人だったようですね、彼。 -
何の跡なのかわからないものもゴロゴロあります。
でも登るにつれて見晴らしは最高に。
眼下にアルゴス平野が広がります。 -
発掘現在進行形。
明らかに観光客とは違った、ツルハシ持った人とかを数人見かけました。
まだ何か出てくるの?この場所から? -
【王宮跡】
基礎部分が残っています。
どんな建物であったかはわかりませんが、なんて見晴らしの良い場所!
前述のアイギストスがアガメムノンを殺害したと言われている、お風呂があったのもここら辺。
紀元前の殺害現場………。 -
【王宮・メガロン(広間?)跡】
発掘中のシートがロマン度をかなり下げてくれています。
残念すぎる。
天井を支えていた4本の柱の跡と、炉の跡がこのシートの下……。 -
どんな建物の造りだったかはわかりませんが、とても見晴らしの良い場所。
高い山と深い渓谷という、自然の防護壁を備えたお城です。 -
深い渓谷……なのですが、この写真ではあまりよくわからず。
-
【職人の作業場】と言われている場所(多分)
ここら辺からガイドさんと距離が開いてしまい(いつものこと)詳しい説明を聞くことができなくなってくる。 -
絶妙なバランスで積まれている石。
-
明らかに鉄格子は後付けですが、それ一つで何やらただならぬ雰囲気を醸し出している場所。
(地図と記憶から、位置的に【出陣の門(裏門)】っぽいのですが……こんな小さいワケが無い。) -
【貯水池跡】
この時代、すでに“水の確保”ということが重要視されていたという証。
お風呂が存在していたというのが、すでにもうスゴい事。 -
ロマン度急上昇+冒険心が騒ぎ出す【地下貯水槽】
ロープが張られていないので、結構下まで降りて行けるようですが、途中からかなり暗くなるので灯かり無しでは最後まで到達は難しい模様。 -
まるで勝手口のような【北門跡】
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遠くに見えるのは城門外にあたる場所。
居住区か、または倉庫か。 -
城門外は自由に歩き回れます。
「ここも何かの跡なのでは?」と思う場所の上にも上がって歩けます。 -
紀元前15世紀(前後)を歩く。
(ワタシは海外旅行にサンダルで来た。) -
アルゴス平野。
良い天気! -
アーモンドの実。
花は桜にとてもよく似ているのだそうです。
そう言われてみると、実の付きかたも何となくさくらんぼに似ているような。 -
王宮から結構離れた場所にある【獅子の墓】
誰のお墓か自由行動中だったので、ガイドさんもいなくて全くわからず。
人が入っていたので「お、中に入れるんだ?」と思っていたら、どうやら学芸員さんか研究者さんだったらしく、一般観光客は入れませんでした。 -
獅子の墓、入口。
-
樫の木?
どんぐりよりも大きな実がついている。 -
ここもお墓。
城門外の一般的に【円形墓地B(第二の円形墓地)】と言われている場所。 -
おそらく、ここにも王族が埋葬されていたのでしょう。
キレイに円を描いて石を積むものだな、と感心。 -
場所をちょっと移動して【アトレウスの宝庫】へ。
陵墓とも言われているとのこと。
大きい!
ミケーネの高度な建築技術の象徴。 -
この三角形が、上からの重力を分散させているとのこと。
絶妙なバランスで石を積んだものだ。 -
中に入って、天井はこんな感じ。
高さは13.4mとのこと。
石積みの環は32層。
別名『蜂の巣形墓地』 -
大きさは人物対比でこのくらい。
石の一段が大きい!
観光客でごったがえしていたのですが、丁度上手い具合に途切れて誰もいなくなりました。
空気がひんやりしていて、厳かな空間。 -
ミケーネ遺跡を後にして、昼食をとりに訪れた場所。
-
なんと結婚式場。
結婚式はお隣近所、もう集落全体を巻き込む…いや御招待して飲めや歌えや踊れやの一大パーティーになるとのこと。
広い会場は必要です。
トイレのドアに鍵が存在しないので、心休まりませんでした(笑)
添乗員さん曰く「足で押さえる」とのこと(落ち着かない〜(笑)!)
ギリシャのトイレ事情についてはまた別の機会に。 -
『ドルマーデス』
ひき肉のぶどうの葉包み。
………ですが“ぶどうの葉”のシーズンではないとのことでキャベツの葉。
フツーにロールキャベツです。
そしてグラスになみなみ白ワインはお国柄なのでしょうね。
フランス人とかが見たら卒倒しそうな注ぎ方。
(ワタシ的には大歓迎!) -
うん、普通にロールキャベツ。
ソースも美味しい。 -
ギリシャの代表的な料理『ムサカ』
スライスポテトの上に挽肉、その上に茄子、そしてマッシュポテトを重ねて焼いたもの。
美味しくなくないわけがない! -
サラダはいたってシンプル。
大きめにざくざく切られた野菜が美味しいv
トマト・きゅうり・ピーマン・オニオンそしてオリーブの実。
オリーブは日本で食べるとぼそぼそしていますが、ギリシャのはフルーティーv -
デザートはアイスクリーム。
普通。
極端に甘いものではなくて安心。
午後もモリモリ観光です。
次はコリントスへ向かいます。
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