2008/09/23 - 2008/09/23
68位(同エリア76件中)
Mikaさん
スペインからとの戦いに勝利し、聖母マリアにその勝利を感謝して建てた修道院が、バターリャ修道院(Mosteiro da Batalha)
ポルトガル語で バターリャ(Batalha)とは「戦い」という意味だ。この戦いはスペインからの独立がかかった 非常に意味のある戦いだったのだ。
ファティマから 車で30分ほど、小さな街に入ったな、と思ったら いきなり 視界に巨大な修道院が見えてきた!世界遺産にも登録されている、ゴシック・マヌエル式のこの建物は 見る人を圧倒する。近づいてみると その巨大さに再び気づく。朝まだ早いせいか、あまり人がいない。
教会の入り口には 人の彫刻がたくさん。これは歴代の王様のものだと、ネルソン(旦那)のお母さんが教えてくれた。中に入ってみると すごく天井が高い。でも、少し薄暗く、シンプルなつくり。創設者の礼拝堂(Capela do Fundador)には 英雄ジョアン1世のお墓や、エンリケ航海王子の棺が置かれていた。ヨーロッパでよく見かける、その土地の王様や ヒーローの棺は 芸術的に優れたものが 多いけど、棺かと思えば なんだか ちょっと 怖い。ネルソンが ポンポン、って不用意に触るので 思わず「やめときなよ!」って言ってしまった。
教会から奥は 王の回廊(Claustro Real)になっている。有料だったけど、興味があったので ネルソンと二人で入ってみることに。(お母さんはカフェでも入るわ、と言って 来なかった)ゴシック様式の簡素な造りだが、それが また 修道院によくマッチしていると思った。
参事会室(Sala do Capitulo)には無名戦士のお墓があって、女性の兵隊さんが 見張っていたよ。ここのステンドグラスは、キリストの苦難が描かれているんだけど、すごく色鮮やかで 綺麗だった。
回廊の他の部屋は いろいろな展示物があったし、修復している途中のものなんかもあった。いつものことながら、中央部のお庭はよく手入れされていた。2階からのぞいで見ると 計算された四角の植木がきれいに見下ろせる。
いったん、外に出て 未完の礼拝堂(Capelas Imperfeitas)に入ってみる。ツアー客が やってくるのが 見えたので、団体客にまぎれる前に 見物しようと、駆けこんだ。でも、そこは 回廊に入るのと同じチケットを 見せないと入れないエリアだったらしく、ネルソンは 係りのお姉さんに呼び止められる。(あたしがチケットを持っていたので。)あたしも呼びとめられたらしいが、急いでいたのと、ポルトガル語だったので 気づかなかった(苦笑)ネルソンは あたしがチケットを持っていることを説明し、入れてもらったらしい。
ともあれ、未完の礼拝堂は オープンエアー(天井が未完なだけだけど)で気持ちいい。これはこれで すごくいいな、と思った。
この小さな街は、修道院ぐらいしか観光するところはないけれど、ポルトガルの歴史に残る戦い「バターリャ」、勝利のシンボル、修道院を訪れてみるのもいい。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
-
ファティマ(Fatima)から 車で30分ほどの道のり。
削り取られた山の段差。 -
小さな街だなぁーと思っていたら いきなり視界に入った 立派な修道院。
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バターリャ修道院(Mosteiro da Batalha)
正式名称は 勝利の聖母マリア修道院(Mosteirode Santa Maria da Vitoria)
ジョアン1世は アルジュバロータの戦い(Batalha de Aljubarrota)で スペインのカスティーリャ軍を打ち破った。聖母マリアにその勝利を感謝して建てた。
世界遺産にも登録されていて、ポルトガル独立の象徴の修道院で、1388年の建設着工から 代々王に引き継がれた。 -
アルジュバロータの戦いで ジョアン1世を助けた騎士の像
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切妻屋根が特徴的。
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修道院入り口。
ん?左だけが大きくてなんだか アンバランスな感じがする?
ここには入りきれてないけれど、横には まだ 建物が続きます。
小さく写っているネルソンと、ネルソンのお母さんを見れば 巨大さがよく分かる。 -
入り口 (Portal)
ここだけ見れば 左右対称。
この石灰岩でできた修道院の外装は 時が経つにつれて 黄土色に変色したらしい。 -
聖堂の入り口によく見かけるけど、この修道院も アーチ・ヴォルト形の入り口には 聖像が飾られている。
旧約聖書に出てくる、王様、天使、預言者、聖人だそうだ。
中央には キリストの戴冠の様子。 -
身廊
高さは32m、幅は22m。
天井がすごく高い!
外観とは違って、シンプル。厳かな印象を与える。
光は 10枚あるステンドグラスからだけなので すごく薄暗い。
バターリャ修道院は、ポルトガルで初めてステンドグラスを使った教会なんだって。 -
マテウス・フェルナンデス(Mateus Fernandes)のお墓
入ってすぐにあるので ロープで囲われてなかったら 身廊を見上げたまま 踏みつけてしまいそう・・・。
埋め込まれているのかしら? -
創設者の礼拝堂
(Capela do Fundador)
控え壁が特徴的な八角形の空間 -
ステンドグラスが すごく綺麗。
教会とは違って、わりとこまかなデザイン。 -
エンリケ航海王子のお墓
(Infante Dom Henrique)
薄暗い空間に お棺がおいてある。
お棺は すごく芸術作品だと思うけど、手を合わせているし、なんだか 1人では この部屋に入りたくないかも。
他にもジョアン1世のお棺もここにある。 -
こんなに 細長いステンドグラスを見たのは 初めて。
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身廊正面
すごく簡素な感じがする。
人が少ないな、と思っていたら フランス人観光客の団体が 入ってきた。観光客は お年寄りが多い気がする。 -
王の回廊(Claustro Real)
(Galeria do claustro)
*入場料:5ユーロ
マヌエル様式とゴシック様式の融合された建築。
修道院は こういう 回廊がよくあるよね。 -
参事会室
(Sala do Capitulo)
第一次世界大戦で亡くなった二人の無名戦士のお墓
記念撮影で パチリ。
女性の兵隊さんが 表情一つ変えず、見張っている。
ちなみに、この部屋には 柱が1本も無い。建設された時は 天井が落ちないか心配されたらしい。(あたしなんて ガイドブックの説明を読むまで、柱がないことには 気づかなかったのに。) -
参事会室の中に唯一、彩を与える ステンドグラス
16世紀のもので キリストの苦難を描いているらしい。 -
ネルソン、回廊の中の庭にて。
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洗盤
マテウス・フェルナンデスの作品
ここだけ 光をたくさん浴びていて、光の洗盤みたいだった。 -
回廊の他の部屋には 展示品がたくさんあったんだけど、その中でも1番 ウケたのが、これ!
口の部分が 水はけになる部分。
人間の口をモチーフにするなんてすごい発想! -
このステンドグラス、ポルトガル国旗模様
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アフォンソ5世の回廊の庭にて
(Claustro de D. Afonso V) -
アフォンソ5世の回廊は 王の回廊より 少し小さいが、2階に登れるようになっていて、上から見下ろすと よく手入れされた 回廊の中の庭が見える。
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アフォンソ5世の回廊は ゴシック様式の回廊。
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いったん外に出て、未完の礼拝堂の入り口を探す。
回廊から出てすぐそばに 入り口が あったのに、気付かず、礼拝堂の後ろをグルグル歩く・・・。 -
未完の礼拝堂(Capelas Imperfeitas)
ジョアン1世の息子の ドゥアルテ1世によって 建築が始まる。100年ほど 建築が続けられたが 未完成に終わる。
ゴシック、マヌエル、ルネッサンスと、時代によって建築様式が 変わっているのが おもしろい。 -
下から 眺めてみる。
天井がなくて すっぽり空が見える。 -
修道院のすぐ外には こんな銅像が。
何度も戦いが 繰り返されていたのね。 -
近くに教会もあった。
中をのぞいてみたかったけど、閉まっていた。残念。 -
最後に 後ろからの バターリャ修道院
このアングルも 個人的には けっこう好き。
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