2000/12 - 2000/12
1889位(同エリア1981件中)
ももらんさん
夫との数少ない共通の趣味がスキーです。
「いつかツェルマットで滑りたい!」という夫婦の熱望が叶い、
'00の年末にスイスに行って来ました。
行くと決めたら心は浮き立ち、ガイドブックを眺める日々。
しかし、予約の出足が遅かったのかもしれません。
既に満室のホテルや、なかには2週間以上でないと受け付けないというホテルもありました。
スキーパスで村内バスが乗り降り自由とはいえ、
スキーブーツで長く歩きたくはありません。
予約可能な範囲内でなるべく利便性のいいホテルを探しました。
結果、なんとか希望に近いホテルに予約を入れ、
スキー三昧の一週間を過ごすことができました。
ホテル: ヴァリザーホフにハーフペンション(一泊二食付き)で7泊
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
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-
ジュネーブまでの機内から。
雪を抱いた山々が綺麗だ。 -
ヴァリザーホフの室内。
ジュネーブからフィスプ乗り換えでツェルマットへ。
ホテルに着いたら夕方だった。
ホテルはメインストリートのバーンホフ通りに面している。
部屋には、そのバーンホフ通りを見下ろす小さなベランダが付いていた。
バスルームに入る通路が曲がり込んでいて洞窟に入って行く感じだった。 -
スキー1日目。
バーンホフ通り。
黒っぽい建物がホテル。
赤い鎧戸が可愛らしい。 -
バーンホフ通りには、
スポーツ用品店、貴金属店、飲食店などが軒を並べている。
ブラブラ歩いているだけでも楽しい。 -
スネガのレストラン前で。
初日は天気が良くなかったので、
一番アクセスの楽なスネガへ。
地下ケーブルカーであっという間である。
こんな天候ではもちろんマッターホルンは見えない。。。 -
スネガの地下ケーブルカー降り場。
右側はロートホルン方面へのゴンドラ乗り場。 -
ツェルマットも暮れてゆく。
地下ケーブルカー乗り場近くの風景。 -
スキー2日目。
登山鉄道で終点のゴルナーグラートへ。
この電車から眺める景色は最高だ!!
ツェルマットの街並みが段々と小さくなり、
そのうち一面真っ白な雪景色の中をレールが延びているのが見える。
ここまで来てよかった〜〜!と思った瞬間だ。 -
リッフェルベルグのレストラン。
鉄道の終点ゴルナーグラートの二つ手前の駅だ。
このあたりで標高2500mほど。 -
超有名なホテル・クルム・ゴルナーグラート。
標高3089mですと。。。
実はこの日、ちょっとしたアクシデントが発生。
夫が登山鉄道のツェルマット駅にリュックを置き忘れたのだ。
車中でそれに気付く(結構ドジである)
リュック自体は古い物なので諦めがつくが、
購入してまもないビデオカメラが入っていたので大いに慌てた。
小さな駅に途中下車して駅員さんに尋ねるもドイツ語オンリー。
お互いに意思疎通がまったくできない・・・
あぁ、ここはドイツ語圏だと実感する。
ツェルマット駅に戻ったが見当たらず、
諦め気分で再度電車に乗り終点に。
落胆しつつも一応ゴルナーグラートの駅員さんにも聞いてみる(英語でOK)
すると親切にいろいろと問い合わせてくれ、
なんと!!
ツェルマット駅で預かっているということだ!
よかった・・・
胸を撫で下ろした。
自分で受け取りに行くか次の電車で運んでもらいたいか、
どっちにすると聞かれたので待っていることにした。
気分は急上昇でスキーを楽しむ。
数十分後、受け取りに行ったら駅舎のデスクの上にリュックがちょこんと載っていた。
誰でも立ち入りできる場所である。
声をかけたら、勝手に持ってっていいよ〜〜って感じ。
ちょっと拍子抜けだ(笑)
しかし、さすが世界に名立たる観光地。
落し物をくすねるようなセコイ輩はいないのだろーか。。。 -
スキー3日目。
なかなか朝日が差し込まないバーンホフ通り。
日本の昔話・・・高い山に遮られ、陽が差さない村の話を思い出した。 -
この日はクラインマッターホルンへ。
街はずれのヴィンケルマッテンからフーリまでゴンドラに乗る。
その後ロープウェイを2本乗り継ぐ。
トロッケナーシュテークからロープウェイに乗っていると、
最後のほうで岩壁にぶつかりそうに感じる。
角度も急勾配になり、
山肌を間近に見ながらグッ、グッ、グッ、と上がって行くのだ。 -
クラインマッターホルン山頂駅。
標高3820m。
さすがに寒い!寒い!
まさしくSOSな気分になる。
ここで一人旅の若い日本人男性に会う。
スイス周遊中に突然思い立ってスキーに来たという。
彼も何となく心細いらしく、
ももらん達から離れようとしない(笑)
ゲレンデマップも持っていないというので1枚あげたらすごく喜んでいた。
その後、一緒に降りてきてトロッケナーシュテークあたりで別れた。 -
クラインマッターホルンまでくると、
マッターホルン山頂が間近に、そして思いのほか小さく見える。
このあたりは強風で、とにかく寒かった。 -
右に行くとツェルマット。
左に行くとイタリアのチェルビニア。 -
ホテルの廊下。
-
これもホテルの中。
-
スキー4日目。
前日に続きクラインマッターホルンへ。
ヴィンケルマッテンのゴンドラ乗り場。 -
ゴンドラ乗り場から見たツェルマットの街。
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トロッケナーシュテークあたり・・・だと思う。
-
-
スキー5日目。
ゴルナーグラートで過ごす。
マッターホルンは離れた場所から見たほうが美しいかも。 -
これもゴルナーグラートエリア。
ももらんはTバーリフトが苦手だ。
(コケたことがあるから)
ゴルナーグラート鉄道の終点駅から滑り、
リッフェルベルクから又鉄道に乗って終点まで上がる。
スキーを外すのが面倒だけど、
登山電車をリフト代わりに使う。
なんて贅沢なスキー体験でしょ!
本当にヨーロッパアルプスは広いなぁ。。。 -
初日だけ雪で、あとは良い天気が続いた。
-
ホテルの入り口。
クリスマスのディスプレイが可愛い。
朝夕同じレストランで食事をする。
席も決まっていて、
その日その日のメニューが置いてあった。
最初は内側のテーブルだったが、
2、3日経つと窓際のテーブルが指定席になった。
どうやらチェックインした順に内から外へローテーションしていくみたいだ。
お味は普通に美味しかったと思う。
だって“ヒドい目にあった”という覚えがないから。
意外だったのがワインだ。
「ドール」というハウスワインを毎晩飲んだが、
値段のわりに美味しいのだ。
スイスというとワインのイメージが無かったのだが、
外国まで出回らないだけらしい。
そう言えばレマン湖沿いに走っている列車から、
ブドウ畑の斜面が見えたっけ。 -
スキー6日目。
またまたゴルナーグラート。
ローテンボーテン駅周辺。 -
日暮れ時のツェルマット駅。
スキー道具一式を駅近のレンタルショップに返却してスキー三昧の日々も終り。。。 -
チェックアウトの朝。
ホテルの中。
駅まで送迎してくれた。 -
フィスプのホーム。
ここで乗り換えてジュネーブに向かう。
最初は6日間も滑ったら飽きるのではないかと思ったが
とんでもない。
とにかくどのエリアも広いし、
移動手段から全てのものがスキーを楽しむため最適にできている。
今回はスイス側だけでも十分に楽しむことができたが、
イタリア側のチェルビニアにも行ってみたかったなぁ。。。
ツェルマットはまさしくスキー天国だ。
夢のような1週間だった。
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