（その5）初めてのロシア＠個人旅行でロマノフ朝見学【モスクワ郊外で白鳥の湖のモデル見物】

2008/07/12 - 2008/07/18

泣く子を更に泣かせる名曲『白鳥の湖』は、チャイコフスキーが散歩中にビビっ！とインスピレーションを受けて作曲したと聞いて、モスクワ郊外にある現場の池（湖？）に出かけることに。

モスクワ滞在3日目、ロシア旅行の最終日はモスクワ郊外の観光スポットを巡りました。
モスクワ市内観光編http://4travel.jp/traveler/mayoijumbo/album/10277055/からの続きです。

エリア モスクワ(ロシア)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空

モスクワ郊外のホテルから地下鉄で10分でノボテビチ修道院に到着です。

駅前から親切な道順案内の看板があり、迷うことなく着きました。

駅周辺の雰囲気はフツーの住宅街といった感じで、日本でいったら奈良の法隆寺がある斑鳩の駅みたいなものでしょうか。テケテケあるくと、いきなり世界遺産が！ってあたりが。

イコン画で有名な修道院で、聖堂内のものも見事ですし、専用の展示室も用意されてます。

作品解説は、英語でも充実していて、親切さんでした。エルミタージュやクレムリンの武器庫は思いつきレベルでしか、なかったので。

敷地内は広く2時間近く滞在したので、お手洗いもお借りしました。その記念にトイレとロシア語で書いてある看板を撮影してみました。

ちなみに、清潔で素敵なトイレでしたが、便座はないです。ということで、人間椅子に耐える足腰を作っておくことを強くおすすめします。

太陽に光輝く銀色と金色の聖堂の屋根に別れを告げて、修道院のすぐ裏にある湖（池？）に向かいます。

修道院の裏にある、ひょうたん形の大きな池というのか湖が、『白鳥の湖』のモデルなのだそうです。

おチャイコさんも、ここを歩いたのねと想うとちょっと足取りも優雅になります。が、かわいい見掛けによらず、周縁が結構あり、暑いのも手伝って途中ベンチで休憩することに。

休憩したベンチの後ろに白鳥ならぬアヒルの親子の像が！

これがチャイコフスキーことおチャイコさんにインスピレーションを与えたアヒル（白鳥？！）なのでしょうか。

確かに、アヒルの一家にブッサイクといじめられてたヒナが大きくなったら白鳥やったねーん！というオチなので、モデルといえばモデルなのかもしれません。

ただし、主人公じゃなくてイジワルなアヒル一家のモデルってことで。。。

一生懸命、白鳥のモデルといいますか像を探しましたが見当たりませんでした。本当は池の逆側にあったりしたのでしょうか。

仕方なく鼻歌で白鳥の湖のメロディーを歌いながら立ち去りました。チーラリラリラーリラーリと♪

地下鉄でホテルよりに2駅戻って、モスクワ川を見下ろす観光名所『ひばりが丘』に向かいます。

ガイドブックによると、駅前にあるモスクワ川沿いに歩くとリフトがあって、それで頂上（２２０mぐらい）にいけるとのことでしたが、どう見ても運休中でした。

リフトは冬の間しか動かないとかあるんでしょうか；

リフトが動かないので、ピクニックコースを登っていくことにしました。

15分ほどで頂上につきますが、案外足元がよろしくなく、なめた靴でいくとコケちゃいそうなワイルド具合です。ロシアにきてプチ山登り体験が出来て結構楽しかったなあ。

そして、頂上からモスクワ川とモスクワ市内を望みます。なんだかナポレオン気分です。

ナポレオンといえば、当然のことながらロシアでは超嫌われていて、肖像画というのか風刺画で超ブッサイクに描かれています。

聖都モスクワを蹂躙したのだから仕方ないですね。ちなみに、ロシアではナポレオン戦争は祖国戦争と呼ばれているのだそうです。これまた納得しちゃいました。

ひばりが丘の側には立派すぎるスターリン様式の建物で有名なモスクワ大学があります。モスクワ市内の大抵のところから、その姿が見えます。

どれぐらい大きいんだと思ったら、大昔はヨーロッパで一番高い建物だった時期もあるぐらいらしい！でかっ！

実は飛行機の時間までギリギリだったので、モスクワ大学の写真すら撮ることがままならず。

代わりに、スターリン様式モドキ建築とかスターリン建築7姉妹の8番目？！とかガイド本では微妙な紹介をされているマンション（！）を空港へ向かう車の中から発見したので、撮影してみました。

いやあ、ロシアはなにごとにつけても大きい！大きなことは美しきことかなということを学んだ夏の旅行でした。めでたしめでたしです／

ちなみに、一連のロシア旅行記の第一弾はこちらでございます⇒http://4travel.jp/traveler/mayoijumbo/album/10261415/