2008/09/30 - 2008/10/02
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ZISAMAさん
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釧路で2連泊したのは、プロカメラマンでありガイドのライセンスを持つ和田正宏氏が経営する「ホテルTAITO」。
先ず、和田氏のガイドで一般の人が入れない特別保護区への散策。
それと、タンチョウの撮影である。
タンチョウは渡り鳥だと思っていたが、ここ鶴居村には夏の繁殖地と冬の越冬地があるため1年中この地に暮らす留鳥とのことだ。
したがって、春夏秋冬タンチョウの写真を撮りに多くの人たちが来るそうである。
ホテル内のギャラリーでタンチョウの写真を見て、拙者もグワンバッテ撮らなくちゃと大いにテンションを上げた。
そして、タンチョウが寝る場所や食事の場所、それに行動パターンなどを和田氏に聞いて2日かけて早朝から夕刻まで撮った。
しかし、写真の結果は如何に、、、。
蛇足ながら、タンチョウの撮影は和田氏からの助言で、車外に出ると逃げてしまうのですべて車の中から撮った。
タンチョウを撮っていて感じたことは、家畜のエサとなるコーンを食べられても農家の人達は追い払うことはしなかった。
それだけタンチョウを愛しているのかもしれない。
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鶴居村にある、自然を愛する人達の間では有名な「ホテルTAITO」に到着。
明日の早朝5時出発で、オーナーのガイドによる湿原散策をする。 -
湿原散策。山道に入ってから車を降り、ホテルで借りたゴム長靴を履いて湿原まで。
先ずは植物の勉強。 -
これは「トリカブト」。
我々夫婦は保険に入っていない。何の話だ?。 -
これより先は特別保護区。湿原への立ち入りは「文化庁長官の許可が必要」とある。
ライセンスを持つホテルオーナーと一緒なので立ち入りOKだが、クマを撮りたいと思いながらも「クマ出没」の文字に少しばかり不安になる。
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自然遺産になった知床のクマは、人間のコントロールの対象にならず加えてキャンプ場などの残飯アサリで人間を警戒しなくなったとのこと。
しかし、ここのクマは人間を警戒するので、人の気配を先に知らせれば彼らは逃げて行くそうだ。 -
これは「マムシ草」というそうだ。
茎の模様がヘビに似ていることと、春先につぼみを包んでいる形が鎌首を持ち上げている様に見えるとのこと。
正式名は「コウライテンナンショウ」というそうだ。 -
少し開けた場所へ出た。
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目の前に湿原が広がる。
この周辺には、縄文時代の穴居の跡が見られる。 -
少し小高いところへ登って湿原を見下ろす。
静寂の世界で、マラ川が流れるケニアのサバンナを連想する。 -
オーパ!」の開高健が、幻の魚と言われた「イトー」を釣ったのはこの場所とのことだ。因に、特別保護区になる前。
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湿原の青サギ(400mm)。
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帰路、サケの遡上を見に行く。
この川には「ヤマセミ」がいるそうだが、そう簡単には見られない。
テントを張って待ち伏せするのなら別だが、サケ密猟者と間違えられることになる。 -
さて、これ以降はタンチョウです。
”やる気十分、勉強15分” という歌があったが、同じく ”やる気十分、写真は不十分” といった結果になってしまった。
そこで、写真そのものから目をそらすために(?)、撮った日時は異なるもののタンチョウの1日のように編集した。 -
早朝の5時半ごろ。
タンチョウ達が目を覚ます。 -
そして、彼らの「トウモロコシ畑レストラン」に向かって一斉に飛び立つ。
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川の中には、まだネボスケがいた。
知人にお寝坊なご夫人がいて、彼女の名を取って「ミネコチャン」と呼んだ。 -
やっと、起きだした。
湧水のため水は暖かく、加えて外敵の防御にもなるので川の中で眠るそうだ。 -
和田氏に教えられたタンチョウ達の「コーンレストラン」へ行くと、既に先発隊がいて朝の気分を謳歌していた。
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そして、道路を渡り左手のレストランへ移動。
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レストランでお食事です。
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あちこちから飛んでくる。
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これは「ミネコチャン」。まだ眠いらしい。
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フルコースを食べ、満腹になったカップルは踊る。
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食後のデザートに新鮮なミミズを、、。
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若いカップルは、二人きりになるため(?)飛び去る。
助走をつけて、イチ!。 -
ニ!
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サン!
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若いカップルは、川にいました。
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少し驚かせてしまったようで、ゴメン。
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コーン畑にも夕暮れが来て、、。
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タンチョウ達も、ベッドへ戻ります。
皆さん、おやすみなさい。
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この旅行記へのコメント (12)
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- エムさん 2009/02/16 15:54:55
- タンチョウ
- ZISAMAさん、はじめまして!
タンチョウが道路を歩いている写真に感動しました。
望遠レンズで写されたのですか?
人間が近くにいると飛んでいくのではと気になったのですが・・・
いつか、ホテルTAITOに泊まって、タンチョウの撮影をしてみたいです。
素晴らしいタンチョウの写真に一票です!
エム
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- naniwa ladyさん 2009/01/05 09:15:03
- あけましておめでとうございます。8(*^o^*)8naniwa
- 年が改まって、もう5日、みんな今日から仕事に向かってGO!!です。
私もそろそろ重い腰を上げて、正月にたまった埃を追い払わないといけません。
ZISAMAはいかがお過ごしでしょうか。。
タンチョウ、改めてため息まじりで見せていただきました。素晴らしい写真たちですね。私もZISAMAを意識して、鳥を追いかけましたが・・・あまりにも難しいですね。
3月アフリカへ行きたかったですが、どうにも軌道修正です。息子と行く約束をとったのですが、6,7日くらいしか休めなくなりました。どこへ行くか現在検討中です。
本年もよろしくお願いします。
- ZISAMAさん からの返信 2009/01/05 17:24:18
- RE: あけましておめでとうございます。8(*^o^*)8naniwa
- ナニレディさん
こちらこそ、今年も宜しくお願い致します。
zisamaは(元日は朝からイッパイでしたので)、2日から野鳥を追って野山を駆け回っています。
最近はカワセミから猛禽類になってしまい、オオタカやハヤブサそれにチョーゲンボーになってしまいました。
因に、zisamaのプロフィール写真は昨年の暮れに撮ったオオタカです。
しかし、どうして野生動物から野鳥を撮るようになってしまったのか、拙者自身が理解に苦しんでいるところです。
ところで、アフリカ!。
アフリカと言いましても広〜ゴザンすが、サファリであればタンザニアかケニアだと思います。
3月の予定であったとは、息子さんもツーですね。
この季節は草食動物が子供を生み、それを狙う肉食動物の活動が一番盛んになる時でありベストシーズンです。
ご都合で断念のご様子ですが、息子さん抜きのご主人付きでトライしてみて下さい。
ナニレディさんはアチコチ行き過ぎて、もうそろそろ東アフリカといったところではないでしょうか(笑)。
最後になりましたが、ナニレディさんにとって今年も良い年でありますよう祈念します。
- naniwa ladyさん からの返信 2009/01/06 08:46:55
- RE: あけましておめでとうございます。8(*^o^*)8naniwa
- zisama、アフリカは日程的に無理だと思っていましたが、ケニアあたりだと6,7日でも行けるかなぁ。またもや選択肢が広がりました。主人は興味もないし、仕事もあって休めないので、除外です。
タンチョウもそうですが、鳥の場合、私は羽を広げた様が最も感動します。なんかすべてから開放されているみたいだし、美しいですよね。
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- kokonoさん 2008/11/16 17:12:16
- 写真ジュウニブンのタンチョウ日記♪
- ヒグマも良いけど・・ やはり「ミネコチャン」が奇麗ですっ
てっぺんの白地に赤印は お洒落な絵帽子で バランスよく小さめでトリコンテストでは優勝確定でしょうね
イチ!ニ!サン!の若者
飛び立つ姿勢のおもろいこと 図体重くて引力に抵抗している足の動きが滑稽すぎるが
飛翔の姿はやっぱり ツルー で かっこいいもんですなぁ〜 様になっていますっ
と言うことで、こちらの若者に1票づつ投票です
老で駆足不出来の kokono の妬みです
- ZISAMAさん からの返信 2008/11/17 17:52:21
- RE:単調な旅行記に投票を感謝( 写真ジュウニブンのタンチョウ日記♪)
Kokonoさん
古典落語に文章の区切りを間違えて、「ツルは千年カメは万年」を「ツルは千年か、眼は万年」という噺がありました。
ツルはたかが千年程度しか保たないが、眼は万年も必要なので大事にしろ!という意味がオチです。
Zisamaも最近は老眼がひどくなり、ファインダーを覗いていて被写体がツルなのかカメなのか分からなくなってきましたので、古典落語にあやかってツルを撮りに行ってきました。
蛇足ですが、「ミネコチャン」とは今回同行した妻殿の友人ご夫妻の奥様です。
ご主人は早朝の富士山を撮っている「富士バカ」の異名をとるほどのカメラマンですが、何故か奥様はネボスケで10時頃にならなければ起きてきません。
勿論、今回も早朝はパスでした。
これから早速、「やはり「ミネコチャン」が奇麗ですっ」のKokonoさんのお言葉を「ミネコチャン」に転送します。
きっと喜んで、明日からは少し早めの9時頃に起きだすかもしれません(笑)。
相変わらずのKokono節コメントを頂き、頬をゆるめながら読ませて頂きました。
投票を感謝します。
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- naniwa ladyさん 2008/10/16 09:37:31
- タンチョウヅルさんの写真に思わず1票!!!
- あのスマートな足が欲しい!!でも、ちょっとガニマタ〜
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- ツーリスト今中さん 2008/10/15 19:40:27
- 写真の冴えが違いますね
- カワセミの旅行記にお邪魔してから随分経ちますが
鳥を撮り慣れておいでだなぁと思い拝見しました。
シャープな写真が良いですね。
野生動物はその生態を知ってこそといつも思います。
そう言う意味でカワセミ旅行記はとっても共感を覚えながら
拝見しました。タンチョウはまずはと言うところでしょうか。
(私はそこまで出来ないのでただ風景の一部や
季節の一部として捉えるのが精一杯ですが)
タンチョウは昔は渡りをしていたので
日本各地で物語や絵などにもなっているわけです。
(鶴の恩返し然り、岡山後楽園の鶴然り、屏風絵の鶴然りです
これらの鶴はマナヅルやナベヅルではなくってやっぱりタンチョウで
なくてはと出水につるを見に行って改めて思ったのでした)
見慣れたTAITOの玄関も角度が違うと別の場所のようです。
キラコタン岬もどさんこに乗って、歩いてと何度か行っていますが
また新たな視線で眺められました。
エゾシカは今月末が解禁になるそうです。
ヒグマは10月いっぱいで禁猟になるかと。
季節を変えてまたお越し下さい。
今後の更なる力作に期待しています。
一票投じて失礼します。
追伸:カムチャッカにもいらしたんですね。
私も二回行きました。
ヘリから眺めたカムチャッカの大地は
「150年前の北海道はこんな感じだったのでは」と
言うことでした。
大陸から切り離されブラキストン線の存在で
いろいろな生態系は大陸に似ている北海道です。
(釈迦に説法ですみません)
- ZISAMAさん からの返信 2008/10/18 09:41:12
- RE: コメント有り難う御座います(写真の冴えが違いますね)
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ツーリスト今中さん
先日ブログにお邪魔して鶴居村の旅行記を拝見し、コメントを書き込もうとしたのですが丁度ヤボ用が発生してしまい無言で退室してしまいまして失礼致しました。
広大な北海道のほんの片隅に行っただけでしたが、拙者のブログの北海道全土が塗りつぶされていました。
しかし、ラスベガスへ行っただけの人が東西5千キロの北米全土が塗りつぶされてしまうのですから、拙者も許されるのかなと思っています(笑)。
今中さんは湿原の写真を見ただけで、キラコタン岬とお分かりになるのはサスガですね!。
ところで、岬(崎)を辞書で引くと「陸地が海や湖に突き出た場所」となっていますが、あの場所もそのような所なのですか。
それはそれとして、タンチョウは大いにエンジョイさせてくれました。
カワセミなどの小鳥は被写体としては小さすぎて難しいので、羽を広げると2m近いタンチョウならば、、と思っていましたが、何を撮るのも難しさは変わらないことを痛感した次第です。
拙者のような素人は、タンチョウといえば鳴く息が白く立ち上る光景を連想してしまいますが、今度はそのような光景が観られる時期に行ってみようと思っています。
それと、ブラキストン線という言葉はネットで調べて初めて知りました。
ひとつ利口になりました。有り難う御座いました。
丁重なコメントと投票に、心から感謝致します。
- ツーリスト今中さん からの返信 2008/10/19 07:47:44
- 釧路湿原
- おはようございます\(^o^)/
先日ブログにお邪魔して鶴居村の旅行記を拝見し、
⇒きっとZISAMAさんが投票してくださったのだと思っておりました。
ありがとうございます。
広大な北海道のほんの片隅に行っただけでしたが、拙者のブログの北海道全土が塗りつぶされていました。
⇒私もカムチャッカのクチコミ書いただけで
広大なロシアが黄色になってビックリ\(◎o◎)/!
しましたね。そして改めてロシアの広さが分りました!
ところで、岬(崎)を辞書で引くと「陸地が海や湖に突き出た場所」となっていますが、あの場所もそのような所なのですか。
⇒釧路湿原は6000年前は海の底だったので
その時の岬と言う訳でキラコタン岬、宮島岬が
名前としてある訳です。
羽を広げると2m近いタンチョウならば、、と思っていましたが、何を撮るのも難しさは変わらないことを痛感した次第です。
⇒生態をよく知る事が重要だと思います(*^^)v
拙者のような素人は、タンチョウといえば鳴く息が白く立ち上る光景を連想してしまいますが、今度はそのような光景が観られる時期に行ってみようと思っています。
⇒給餌場のタンチョウの「過密状態」はある意味不自然なのであります!
近くで沢山見られるのは一回はご覧になる価値はあると
思いますがやはり、私は自然の中が好きです。
因みに鶴居村の一番の混雑はタンチョウが餌場に集まる
冬ですのでその頃にお越しになるご予定でしたら予約は
早めに!
それと、ブラキストン線という言葉はネットで調べて初めて知りました。
ひとつ利口になりました。有り難う御座いました。
⇒そうでしたか、、、。
敢えて苦言?を呈させて頂くと
「野生動物の写真を」とお思いであれば
それを取り巻く環境や生態に関して
もっと知って頂けると嬉しいなと
思っています。
何度もお伝えしているように
そういう意味でもカワセミの旅行記は共感が持てました。
私は野生動物を撮ると言う限定した目的を
持っている訳ではないので詳しくないのですが。
(と言い訳しています)
アフリカも然りだと思います。
羅臼などの友人を知っていると特にそう思わずには
いられません。
北海道発のネイチャーフォトマガジン
「faura」動物に限っていませんがお勧めです
http://www.naturally.co.jp/faurashop/
冬の鶴居でもタンチョウのメッカの
餌場や音羽橋だけでなく「その辺の川」の中にも
タンチョウはいますので是非極寒の中を歩いて見て下さい。
http://4travel.jp/traveler/kaorin/album/10206172/
道東の冬ならではの情景も是非!
説教がましくなってしまって申し訳ありません。
より北海道を、釧路湿原を知って頂きたいとの
関東人今中の思いです。
- ZISAMAさん からの返信 2008/10/19 18:38:14
- RE: 写真の冴えが違いますね
- ツーリスト今中さん
再度の書き込みに感謝。
さて、zisamaは野生動物に興味がありナショジオやアニマルプラネットを好んで観たり、数冊の野生動物に関する本などを読んでいます。
しかしながら、野生動物の専門家ではありません。
従いまして、旅行記を作るにあたっても専門的な事柄は書きませんし、今回のタンチョウもすべて和田氏に教えて頂いたと記しました。
そのような訳で過去の旅行記を見直したのですが、ツーリスト今中さんに「敢えて苦言?を呈させて頂く」ような箇所があったのかなと思っています。
また「アフリカも然り」とのことですが、アフリカ旅行記の中に(表現は適切ではないかもしれませんが)「知ったかぶった」箇所は有りましたでしょうか。
ことによりますと、ブラキストン線を知らなかったがためのお言葉かとも思いますが、これは北海道(津軽海峡)に限ったものであり知らなかったことが大いなる無知で野生動物に興味を持つ資格なしとも言えないように思えます。
確かに羅臼在住の方は詳しいでしょうし、ケニア在住の人はまた別の分野で詳しいと思います。
そして、それはそれで当然のことだと思います。
zisamaの野生動物好きは、あくまでも趣味の世界であることをご理解下さい。
- ツーリスト今中さん からの返信 2008/10/20 12:32:15
- お詫び申し上げます
- 昨日、メールも差し上げましたが
言葉足らずで不愉快な思いをさせて
しまったことをお詫び申し上げます。
改めて私の趣旨をご理解頂けるような
文章でお伝えできればと思っております。
取り急ぎ、お詫びまで。
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