2008 アメリカ・グランドサークル旅記 0919-03

2008/09/18 - 2008/09/26

バス停にたどり着くと、シャトルバスが２台停車していた。
その両方から観光客がぞろぞろ降り、入れ替わりであちきはバスに乗り込んだ。
すでに太陽が昇り、眩い日の光に照らされた美しいザイオン渓谷を見ることができた。
もっと時間があれば、このザイオン国立公園で何日か泊まるべきだろう。
たった数時間板だけでは、ザイオン国立公園の本当の素晴らしさを語ることはできない。

バスはゆっくりと走り、いくつかのバス停を過ぎてザイオンロッジに到着した。
今日は、午前２時から活動しているので、とうぜんお腹も減っております。
ザイオンロッジで何か食べれないかと寄ってみた。

バスから降りるときに両の足首から激痛が伝わってくる。
痛みをこらえてバスから降りて、泣きそうになりながらザイオンロッジの建物に入る。
二階にカフェがあるらしく、たぶんここで腹いっぱい朝食が食べれたことを再び後悔する。

二階に上がろうとしたときに営業時間の書かれたボードが目に入る。
朝食６時〜１０時。
昼食１２時〜・・・
時計を見ると１０時・・・。

だめだ・・・待ってられない。
なんのためにザイオンロッジに寄ったのかわからなくなり、再びシャトルバスでビジターセンターを目指す。

ビジターセンターに戻ってくると、これから観光に来た人たちで大変賑わっている。
中には犬を連れて来ている人もいる。
ビジターセンターでは、やることがひとつあった。

アメリカ国内の国立公園で年間使えるアメリカ・ザ・ビューティフルパスを購入しなければならない。
売店で売ってるような感じはなく、インフォーメーションでパスが買いたいと尋ねると、すぐ近くのバックカントリーデスクで購入できると教えてくれる。

すぐ近くのデスクで８０ＵＳドルで購入。
クレジットカードでの支払いも可能だったのでクレジットカードで購入。
渡されたパスは、クレジットカードサイズで磁気読み取り式になっていて、渡されたときにパスに署名する。

ビジターセンターを出て駐車場に行くと満車で駐車街の車が列を作っていた。
早く来ていて良かったと思った。
プリウスに積んだバックパックから絆創膏を取り出して靴擦れを起こした場所に貼り付ける。
何か食べ物がないか探すと、昨日スーパーで買っておいたシリアルバーとソフトクーラーボックスで冷やしておいたスターバックスコーヒーの瓶コーヒーを取り出して仮の食事とする。

時計は１１時。
プリウスの運転席に座り、次の目的地であるブライスキャニオン国立公園へと出発した。
走行距離を確認すると２０６２３マイルからのスタート。

ＵＴ-9を走るとジャンクションを通過する。
西に進路をとるとザイオン・マウントカーメル・ハイウェイと呼ばれる道路を走る。
この道路は、渓谷の底からどんどん坂道を登り、いっきに高所にたどり着く。
ここの景色もまた素晴らしいものがあり、路肩に何ヶ所か車を停めるスペースが設けられており、その景色を一望することができる。

ＵＴ-9の走行動画。
http://jp.youtube.com/watch?v=zAEVuqcpMzM

http://jp.youtube.com/watch?v=LUhAA7Vl-YI

※二つの動画は、Google Earthからも観ることができます。（２００８年１０月１０日現在）

道路の途中で１箇所トンネルがあり、いつもそこで渋滞するようです。
どうやら大型バスが１台しか通過できない程度の幅のトンネルがあり、交互通行のため渋滞します。
何十分も待つ渋滞ではなさそうなので、イライラしないで待ってることが譲り合っていると思って待ちましょう。

そしてトンネルを抜けた後も信じられない模様の山肌が続く道を走り、ＵＳ-89と合流するマウント・カーメル・ジャンクションに到着する。

時計を確認すると午後１２時１２分。
走行距離のメーターは、２０６４８マイル。
ガソリンもあるし、シリアルバーで空腹感は収まっていたので、このままＵＳ-89を北上して先に進むことにした。

エリア ザイオン国立公園周辺(アメリカ)

ザイオンロッジのバス停。

ビジターセンターのバス停とシャトルバス。

ザイオン・マウントカーメル・ハイウェイ。

ザイオン・マウントカーメル・ハイウェイ。

ザイオン・マウントカーメル・ハイウェイ。

ザイオン・マウントカーメル・ハイウェイ。

ザイオン・マウントカーメル・ハイウェイ。

マウントカーメル・ジャンクション。