ハンピ遺跡ツアー（その３）

2005/10 - 2005/10

『王宮地区(Royal Center)に行って遺跡を見るが、特にすごいものがあるわけではないので、退屈でした@ハンピ遺跡(Hampi)』

ハンピバザールから南の遺跡群へ行き、そのあと王宮地区(Royal Center)へ進む。
ハンピは１４世紀から１６世紀にかけて南インドを支配した、ヒンズー教のヴィジャヤナガル王国の首都だった。

１６世紀半ばにイスラム勢力に滅ぼされたという。
遺跡を見るにしても、ある程度の歴史的な位置づけがないと、興味がわかない。

「南インドのヒンズー教国家」というのは、特に意識したことがないので、遺跡を見ても、感動が少ないんだよね。
それでも、アンコール遺跡群のように巨大な遺跡があるとでもいうならば、遺跡だけでびっくりする。

でも、ハンピの遺跡群に興味深い建物があっても、規模としてはたいしたことはないからね。
その遺跡を一つ一つ見ていっても、移動に疲れてしまう。

１０月半ばだとまだ雨季が終わってないせいか、ずーっと小雨が降ったり止んだりしている。
スカッと晴れた青空ならば、気分も乗るが、インドの雨季は、やはり観光には向いてないね。

それでもロータスマハル(Lotus Mahal)の建築スタイルは興味深かった。
エレファントステイブルズ(Elephant Stables)は文字通り象を入れていた建物なので、昔の車庫みたいなものかな。

ハンピの都市遺跡(Group of Monuments at Hampi)は１９８６年、ユネスコの世界遺産に登録された。
でも、今は、ユネスコの危機遺産に指定されているとか。

ユネスコの立場からすれば、遺跡の間に安宿や店があったりすることが問題視されているのではないかな？
ユネスコが遺跡保存をやるときは、遺跡を居住地域と、完全に切り離すからね。

このほかに、「Underground Virpaksha Temple」「Queen's Bath」も見ました。
ただ、小雨も降り続いているし、気分が乗らないので、写真を撮りませんでした（涙）。

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/2005/hampi_tour3.htm

エリア ハンピ(インド)

ロータスマハル(Lotus Mahal)

象舎/エレファントステイブルズ(Elephant Stables)

ハザーラ・ラーマ寺院(Hazara Rama Temple)

ハザーラ・ラーマ寺院の壁画

貯水池