2003/12/11 - 2003/12/14
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na1430さん
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八重山諸島波照間島へは石垣島港から高速船の定期便が出ている。波照間島観光の多くは2時間程度島に滞在し、西表島に向かうのがコースになっている。
石垣島と西表島の間には竹富島、黒島、新城(アラグスク)島、小浜島などによって内海を形成しているので海は比較的穏やかである。従ってこれらの島々は高速船によって頻繁に往来できる。が、波照間島は西表島、新城島の間を抜けるとそこは外洋、太平洋の荒波が待ち受けている。この間は時間的に20分ぐらいだと思うが、真正面に波を受ける。もっとも真横に受ければ多分・・・であろう。
この地域の冬の太平洋、東シナ海は荒れる。特に西高東低の気圧配置の強い時は更に激しい。波照間島航路は5メートル以上の高波がある時は欠航する。
早朝石垣港の連絡船運行会社の掲示板で発表されていた波の高さは4m位だったと思う。幸い予定通り出航した。
出航時船酔い予防の薬を飲み、やがて新城島と西表島が左右に見え、通過しようとするあたりで、客室に戻され、シートベルト着用の指示が出た。カメラをバックにいれるなどしていて、ベルトを締め遅れた瞬間、座席の上の網棚にガツンと頭が当たった。やられたと思ったが自業自得。船はふぁっと落ちるように沈み、前方は数メートル近い覆いかぶさる水の壁で遮断される。そして一気にどーんと突き上げられるように浮き上がる。陸で育った人間は恐怖感を覚える。波照間島に近づくに従い浮き沈みは小さくなったが、このような体験は初めてであった。
上陸して西表島への出航までの時間は約2時間。狭い島なので車で効率よく回ると、主だったところは観光ができる。
この島の観光目玉はなんと言っても有人の日本領土では最南端に位置することである。
島の南端、切り立った岸壁が続く高那海岸の岩礁地帯に3個の碑が立っている。沖縄の本土復帰前にこの島を訪れた青年が、住民の協力を得て建てられたと言う簡素な「日本最南端の碑」が最初だと言う。そして日本の国旗が描かれた碑、平成7年に竹富町によって建てられた「日本最南端平和の碑」などがある。
立ち寄った観光ポイントの一つ、オヤケアカハチの生誕の地があった。この島にきて初めて知った名前で八重山の英雄だという。オヤケアカハチについてガイドの説明を聞いたが、どのような功績があったのかまるでちんぷんかんぷん。帰って調べてみると諸説があるようだ。ほぼ一致している事実はオヤケアカハチは石垣島大浜を支配していたが、琉球王府に反逆(朝貢物を拒否)を口実に、宮古島の仲宗根豊見親を主体にした3,000の王府軍によって攻略され、悲劇の死を遂げた。オヤケアカハチの乱と呼ばれていることである。
参考文献には宮古と八重山の勢力争いでなかったかと言う説などあるが、八重山の英雄オヤケアカハチの演劇がある(石垣島)と聞くと、王府の厳しい課税から立ち上がったとも考えられる。が、結局全貌は分らずじまい。
日本最南端の地でガイドは面白いことを言ったのを覚えている。ここから真っ直ぐ南へ行くと最初に行き着くところはどこでしょうかと。俄かには思いつかなかったがフィリッピンらしい。そうかと聞き流す程度の話であったが、この近くに星空観測タワーがある。ここから日本では最もきれいにハイムルブシ(南十字星)を見ることができるようだ。この島の滞在時間が2時間なのでもちろん見ることは適わないが、周囲に照明など、光るものがない。それに今流に言えばCO2 の排出は大きな工場があるわけでなく微量、また沖を行く船舶から排出される程度で、雲以外の障害は皆無と言っていい。澄みわたった空に見るハイムルブシはきっとすばらしいだろうと、今も想像している。
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コート盛
波照間港で下船、港から程近いところにある。
石を積み上げ城壁のような展望台である。上にあがってみると結構広い。
かつては海上の見張りと、かがり火を焚いて西表島と連携をとったという。ここでのろしを上げたということだろう。 -
コート盛
中央の石碑にコート盛のいわれが記されている。旧藩時代の見張り台 -
オヤケアカハチ生誕の地。屋敷跡
オヤケアカハチはここで生まれ育ち、大望を抱いて石垣島大浜の支配者になった。
その後首里の王府に反旗を翻し、王府軍によって征伐を受けた。詳細は旅行記参照 -
日本の最南端地の碑。島の南高那海岸岩礁の上に建てられている。
右端簡素な碑が沖縄が本土復帰前にこの地を訪れた1人の青年が、沖縄の本土復帰を願い、島の人々の協力を得て建てられた。
石碑には「日本最南端の碑」と刻まれている。 -
平成7年戦後50年の節目に竹富町が建立した。「日本最南端平和の碑」と刻まれている。
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昭和47年沖縄の本土復帰に際し、全国の青年が石を持ち寄り建立された。
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太平洋の荒波が押し寄せる荒々しい海岸。高那海岸
手前に見えるのは波照間島に見られるモンパの木
荒々しいサンゴ礁の海岸に自生する。 -
高那海岸の岩礁
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荒々しい岩礁の海岸
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岩礁の海岸
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荒々しい岩礁の海岸に自生するモンパの木
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西の浜海岸
この島唯一のビーチ
きれいな砂浜である。 -
西の浜ビーチ
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場所はどこかは忘れたが、観光中に目に留まった花。
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島で目に留まった草花。
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この島に1つしかない施設等はすべて日本最南端のものである。
この駐在所もその一つで、この島では他にないから日本の最南端の駐在所と言うわけである。
実はこの駐在所に観光客のほとんどが立ち寄り、記念写真を撮る。
建物の正面に空色の日本地図が描かれて以来撮影ポインとになったらしい。
この写真も横に人物が写っているためトリミングしてある。出来の悪い写真であるが、最南端の駐在所を知って欲しく、あえてアップしました。 -
八重山の集落のほとんどが家の周りを石塀で囲み、更に大きな植木で囲み、屋根を低くして台風襲来時の防風対策を施している。写真は波照間典型的な家の防風のための植え込みである。
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この旅行記へのコメント (2)
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- めーてる隊長さん 2008/10/02 23:07:03
- はてるま
- 今晩は〜 久しぶりの書き込みです。
いつも訪問・投票ありがとうございます。
与那国の画像・・・懐かしく拝見させて頂きました。
南十字星が観られる最南端の島波照間・・・いいですね〜
シーソーのような船を我慢した甲斐があったというもの。
お天気が良くって最高でしたね。
素敵な旅行記をありがとうございます。
行きたいなぁ・・・
師匠は、カメラを体に固定し、即シートベルトをしてくださいね。
来年の年賀状の旅は決まりましたか?
丑年なので、スペインの闘牛なんか如何です?
ではまた。
- na1430さん からの返信 2008/10/03 10:39:25
- RE: はてるま
- めーてる隊長さん今日は。
そういえばお久しぶりですねぇー
当時4Travelとは無縁でしたので、写真の数も少ない。また保存のため整理をしているため、隊長さんや、hn11さんのように、写真にあまり執着していなかった。主だった景色と、年賀状に使える写真があれば満足していました。
私は旅行記を紀行文風に書いていますので、少々長くなっています。これは今から55年前の同級生で今年スペインに行きましたが、その仲間と行けなかった者を含め、メールによる情報交換をしています。山岳写真家(野草、高山植物)や放送界で海外に詳しい者、金融界、工業界、歴史家(郷土史)などさまざまな分野の人材が仲間になっています。日本の弥生文化の研究家もいます。彼らに比べとりわけ能のない小生は、この旅行記を小生の発信手段に利用しています。つまり話題を提供してると言うわけです。結構よく読んで呉れているようです。
> 南十字星が観られる最南端の島波照間・・・いいですね〜
> シーソーのような船を我慢した甲斐があったというもの。
> お天気が良くって最高でしたね。
> 素敵な旅行記をありがとうございます。
> 行きたいなぁ・・・
> 師匠は、カメラを体に固定し、即シートベルトをしてくださいね。
波照間航路の連絡船の座席は30程度の小型船です。
ふわーと沈み、どーんと上に跳ね上げられるので、薬は飲んでいるものの、船酔いしている暇はないですね。
星空観測はいいと思います。湿度の低い冬季はきっとすばらしいと思います。
> 来年の年賀状の旅は決まりましたか?
> 丑年なので、スペインの闘牛なんか如何です?
年賀状に使いたい写真の候補はありますが、天気がもう一つだったので写真の見栄えはう〜んです。最終的にはその中から選択します。
闘牛は野球のように毎日開催されていないので、闘牛に合わせた旅行プランでないと無理でしょうね。
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