2008/09/12 - 2008/09/22
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Shuntatatataさん
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2008年9月、僕たちはリビアを旅した。
これほどまでに辿り着くまでに苦労した国って過去にない!
だけど入国した時、これほどの達成感と充実感を感じた国も過去にない(笑)
なので、リビア旅行記本編に入る前に“辿り着くまで”の道をちょっと記録しておこうかと思います。
本編は別に作ります。
- 旅行の満足度
- 4.0
-
リビアへ入国するには3つの方法があるらしー。
基本的にリビアでの外国人の個人旅行は認められていないらしく、全日程が決まったツアー形式でしか旅できないとのこと。
んー残念。
調べたところによると。
1)日本の旅行代理店で完全なツアーに参加する。この場合、自分では何もやる必要なし。ただ高い。
2)個人でビザを日本で取得する。直接リビアの旅行代理店にコンタクトを取り、旅行日程を全て決め、インビテーションを発行してもらう。そのインビテーションがあれば、日本のリビア大使館でビザを発行してもらえるらしい。これにはいろいろな噂があって、最低でも3人または6人は集まらないと発行されないとか。んな無茶な。
3)直接リビアの旅行代理店にコンタクトを取り、旅行日程を決めるってのは同じ。ただ、リビアの旅行代理店にビザの発給手続きをしてもらい、トリポリの空港で待機しているガイドがビザの手続きをするってものだ。
僕は3)を選んだ。ってかそれしか無理。
これだと、人数制限がなく一人でもOKであること。そして、安い(はず)。
ただリスクが一番大きいのかな?
コンタクトする旅行代理店がどこまで信用できるか?
最悪、トリポリの空港に着いてからビザが発給されないことが発覚し、そのままドバイへ逆戻りって危険性すらあるのだ。 -
まずはリビアの旅行代理店へのコンタクトだ。
ガイドブック、各種旅行掲示板、リビアのサイトなどから8件の旅行代理店を見つけたので、その全てにメールを送ってみる。
メールは、旅行の日程、ビザの発給について、個人旅行できるか?について。
んで、翌日にさっそく返事が来たのは1件
1週間後に1件
その他はレスがまったくありゃしない。
再送してようやくもう1件帰ってきた。
相手にされる確立は8分の3。。。まっ、こんなもんだろうか??
回答としては皆、ビザを空港で発給できる。
そして個人旅行は禁止されているって内容だ。
そういうことなので、未練を持っていた完全個人旅行はこの時点で諦めることにした。んー残念。
リビアにはいろいろな所に検問があるらしく、入国できてもそこでひっかかってしまったら元もこもない。 -
そして長い長い、旅程調整と値段交渉に突入!
そもそもメールの返事が遅い。お国柄だろうか?
行きたいところとして、?砂漠(アカクス & ウバリ湖群)、?ガダーメス、?レプティスマグナを挙げた。
これらはかなり離れている(それぞれ5〜700kmくらい)ので、たった現地9日で全て行けるのか???
これが大問題だ。
で、最初の1件にはあっさり、「無理です」と。
3件目もまた「Not possible」と。
ただ1件、Wahet Africa tours( http://www.wafricatours.com/en-home.html ) がPossible!
最初の提案はこんなん。
OUR OPININ:
DAY01:ARR TRIPOLI VISA IN ARRIVE TASF FLIGHT TO SEBHA UZ721 DEP 20.00 PMARR 21.00 PM HOTEL KALLA IN SEBHA
DAY02:SEBHA/ LAKES/ TKARKIBA COMP
DAY03:TKARKIBA/ GERMA/OUBARI EL AWINET COMP
DAY04:EL AWINET/ADAD/WADI AWIS (TADRART AKAKUS)
DAY05:WADI AWIS DUNES ONE CASA/*SEBHA HOTELKALLA
DAY06:SEBHA/EL GERYAT/DARJ/GHADAMES HOTELKAFILLA
DAY07:GHADAMES UNTIL 14.00 PM AND THN DEPARTURE TO TRIPOLI BAB EL BAHR
DAY08:TRIPOLI MUSEUM FULL DAY VISIT OF LEPTIS-MAGNA
DAY09:TRIPOLI VISIT OLD CITY AND THEN TRASF AIRPORT -
しっかし、値段を聞いて驚いたァ・・・
仮に$XXXXとしておこう。
そこで、「俺にはそんな金はない、料理と宿のランクを落としてくれっ」と頼んでみた。
すると、了承してくれてサクッと$400の値下げに成功♪ 一気に$400か…
でも依然としてホテルに☆が着いているので、ユースホステルにしてくれっと頼んでみる。
すると、「とても汚いのでダメです」と返ってきた(笑) -
依然としてなかなか厳しい値段である。
参加者が二人になった場合いくらになるんだろうか?
2人だと、一人 $500も値下げできるらしい…これは大きい。
誰かリビアへ一緒に行ってくれる奇特な人はいないだろうか?
しかし、「リビア」は人の関心を惹くにはあまりにもマニアック過ぎる。
僕はやや結婚適齢期を過ぎつつあるので、友人はほとんど結婚してしまっているしね。
だがダメもとで大学時代の友人で同じ独身タクヤと、奥様が海外旅行に比較的寛容なヤスオを誘ってみた。
するとタクヤが食いついた(笑)
もともとシリア、ヨルダンやイエメンにすごい興味を持っていたので、期待はしていたのだ♪
よしこれで交渉を新たな展開に持っていける! -
タクヤを「餌」に、もうちょっと値下げを要求してみる。
「すごい興味を持っている友人がいるんだけど、彼もやはり値段が高すぎると言っているんだ。」
「彼を説得するために、もう少しだけ安くできないか」
みたいな(笑)
そして$150を値下げ。でも、最初の一人のとき応じた値下げ幅と計算が合わないので、追求してみると。
Final Priceとしてさらに$75の値下げとなった。
これ以上は無理かな、と感じ取れるものもあり、最終的にこの条件で承諾した。
最終的に$1135の値下げ・・・長い道のりだった。
最終日にサブラータも入れてもらって、
最終プランはこんな感じとなった。
最終日の夕食以外は3食・宿・移動・ガイド・ドライバー・ビザ手配・各種入場料 すべて込み。
しかも支払いは現地到着後というのがちょっと安心。
FINAL PROGRAM:^^^^^^^^^^^^^^^
DAY01:ARR TRIPOLI VISA IN ARRIVE TASF FLIGHT TO SEBHA UZ721 DEP 20.00 PMARR 21.00 DINNER IN AIRPORT PM HOTEL AFRICA 2* SEBHA
DAY02:SEBHA/ LAKES/ TKARKIBA COMP FB
DAY03:TKARKIBA/ GERMA/OUBARI ADAD FB
DAY04:EL AWINET/ADAD/WADI AWIS(TADRART AKAKUS) FB
DAY05:WADI AWIS DUNES ONE CASA /*SEBHA HOTEL AFRICA 2* FB
DAY06:SEBHA/EL GERYAT/DARJ/GHADAMES HOTEL YEDER 2* FB
DAY07:GHADAMES UNTIL 14.00 PM AND THN DEPARTURE TO TRIPOLI WAHAT 4* FB
DAY08:TRIPOLI MUSEUM FULL LUNCH IN DIAFA RESTAURENT VISIT OF LEPTIS-MAGNAWAHAT 4* NO DINNER
DAY09:TRIPOLI SEBRATHA AIRPORT VISIT AND THEN DIRECT TO AIRPORT -
しかし、リビアへの道はまだまだ遠い。
旅行代理店へは到着の15日前までにパスポートのコピーを送付する。すると8日前にビザのコピーを送ってくれるとのこと。
このビザのコピーがないと、トリポリ行きの飛行機にすら乗れないらしい。
そして何よりもやっかいだったのが、パスポートへのアラビア語表記だ。
なんでもリビアでは入国審査官が英語を読めない(?)とかで、パスポートに自分の名前や国籍などをアラビア語で記載しなければならないのだ。
この制度は突然導入され、実際にフランスだかから来た旅行者170名が飛行機からも降りれずにそのまま本国へ戻るなんて事件まで起きているらしい・・・ -
アラビア語表記は外務省でその「枠」を印刷してくれる。
無料♪
外務省のHPから申請書式をダウンロードし、パスポートと一緒に提出。すると2日後にアラビア語表記用の枠が外務省の捺印とともに返却される。
しかし、問題は外務省がやってくれるのは「枠」だけだってことだ。そこへの記載は自分で名前やら何やらを「アラビア語」で記入しなければならないのだ。
もちろん、僕はアラビア語なんて書けない。
いや、書ける人なんてそんなにいないでしょ。 -
んじゃ、どうしたか?
僕はアラビア語を書けそうな人が居そうなある施設を片っ端から電話してみた(笑)
翻訳を業務としてをやっているところでもあり、なかなかいい返事はもらえない。
ただ1件だけ、非常に短い文ならということで、無料でやっていただける場所を発見した。
ラッキー♪
これは相手からしてみれば、大変迷惑な話なはずなので、そのご好意には本当に感謝しております。こんなことが今後も発生しては迷惑になるので、詳細は記載しないことにします。
とにかく、そうして入手したアラビア語表記がこれだ!
うーん、一生の宝物かも。 -
約1月半前に余裕を持って、パスポートのコピーを送った。
さーこれで準備万端だ!っと思いきや、ここから旅行代理店からの連絡がプツンと途絶える。
メールしても、一切返信が来なくなった。
何やら怪しい雲行き。
徐々に、徐々に焦ってくる。
「何かあった?」
「見捨てられた?」
「値切りすぎた?」
「あの日程は無理ってことがわかった?」
いろいろ考える。
再三の催促メールに対して約1ヶ月、何の音沙汰ない。
やばい。 -
出発の10日前、心配が頂点に達していたので、直接リビアの旅行代理店へ国際電話をかけた。
旅行代理店に繋がる。
9月13日からリビアを旅すること、ツアーを予約していること、担当者はSalimであること、メールの返信がないことをとうとうと述べる。
僕の英語に問題はあったのかもしれない。
しかし、一言。
「I don’t know」 ・・・ ガチャっ。
いやーーーーーーーーーーー!!!!
うそでしょーーー、行けないの?
茫然自失 -
しばし放心・・・
いや、こんなことで諦めちゃいかん。
意を決して、再び電話してみる。
するとさっきとは別の男が電話に出た。
その男に、慎重に、丁寧に事の次第を説明する。
「No problem. You have a reservation.」
全身の緊張が一気に解ける。。。助かった。
その翌日、Salimからようやくメールが来た。
出発の一週間前に間違いなくビザのコピーを送るとのことだ。 -
しかし1週間前になってもビザのコピーは届かない。
焦ってはダメだと自分に言い聞かせ、待つ。
すると5日前に遂にコピーが届いた!
これです。
出発5日前にして、ようやく、ようやくリビア行きが現実味を帯びてきた。 -
ドバイの空港に立つ。
トリポリ行きの飛行機に乗ること。
リビアに入国すること。
最大の難関が2つ残っている。
トリポリ行きの搭乗口前にできた行列を横から眺める。様子見だ。
他の便ではありえないくらい、慎重に時間をかけて係員が搭乗券、パスポートをチェックしている。
一人3分くらいはかかっているんじゃないかな。
ぼーと列を眺める僕たちの前で一人の男が係員に搭乗を拒否され、はじかれた!
彼の手にはちゃんとビザのコピーが握られている。
なのにはじかれた!
そしてもう一人はじかれた!
いったい何が起きているのだ? -
僕らも急いで列に並ぶ。
彼らにいったい何があったんだ??
そして僕の番が来た。
係員はパスポート、アラビア語表記、ビザのコピー、航空券を確認する。
そして、、、、、、何事もなく通過〜
続くタクヤの番で、先程の2名が係員に詰め寄っている。
「何故、あいつは大丈夫なんだ?」 そんな感じだろうか。
近くで詳細を聞いていたタクヤの話によると、彼らはアラビア語表記がなかったらしい。何処の国の人だかわからんが、そういう情報が出回っていなかったのかもしれない。ご愁傷さまである。
無事、通過したタクヤと思わずハイタッチをした♪
その音が響いてしまって、要らぬ注目を集めた(笑)
とにかく、第一関門は突破だ! -
さてさて第二関門は、トリポリの入国審査だ。
そもそもどうやって、ガイドと落ち合うのかそれがよくわからん。
とにかく審査官にビザのコピー、パスポートを見せると端っこの一室に案内された。
他の人々はガイドらしき人間が向かえに来て連れていかれる。
しばらくして僕たちの元にも一人の男が来て、再び審査官のところ連れてかれた。
お前がガイドなのか?
しかしその男は審査官にパスポートを渡して再び消えた。
しばらくそこで待たされるも、ガイドに会えないまま審査は完了した。
無事、第二関門を突破できたのはいいものの、どこにいるんだうちらのガイドは? -
仕方なく空港から出ると一人の男に話しかけられた。
「Shuntatatatata」か?
「タクヤ」は女性じゃないのか?
なんでも一度審査のところに行ったらしいのだが、連れは女性だと信じ込んでいたらしい(笑)
だからうちらを見逃したらしいー
パスポート見ろー
何はともあれ、
長く苦労したリビアへ辿り着くまでの道は無事終了
素晴らしき達成感(笑) -
リビアは素晴らしいところだったー
カダフィー大佐にも感謝かも。
ガイドのアブサラームは英語も堪能で、知識も豊富、時間にも正確なすげーいいやつだった。
旅を通じて、特に大きな問題も不満もなく、非常によい旅ができたと思う。
ここに載せた写真の詳細などなどは、本編で。
注)お世話になった旅行代理店を載せましたが、ご利用は自己責任でお願いします。実際、ガイドやドライバーはこの旅行代理店に所属しているわけでなく、フリーらしいです。僕たちの場合は、当たったガイドやドライバーがたまたまいい人々だった、だけかもしれません。まっ、リビア人にそんな悪い人はいないと思いますが。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- sunnyさん 2008/10/25 17:51:45
- 手に汗握る展開。
- Shuntatatataさん、はじめまして。
いやあ、出発前から手に汗握る展開でドキドキでした。
無事に入国できてよかったですね。
私も年末マグレブへ行くのですが、チュニジアをからめてアルジェリアを選びました。
アルジェリアはロンプラと口コミだけを頼りにという感じです。
リビアも非常に興味があるのですが、アルジェリアの中部のムザブの谷とオアシス都市の風景にノックアウトされてしまって。本当は南部のジャネットやタッシリナジェールもひかれるのですがとにかくでかい国で全部は無理でした(笑)
リビアは来年以降かな。。その時はこちらの情報を参考にさせていただきます。ありがとうございました。
sunny
- Shuntatatataさん からの返信 2008/10/29 21:51:22
- RE: 手に汗握る展開。
- Sunnyさんはじめまして。
っと言ってもSunnyさんのイスラムコミュにはお世話になってます。
アルジェリア!
未知の国です。
ムザブの谷はちょっと調べてみましたが、かなり"いい"ですね。
お互いイスラム好きだと思うので、趣味は同じのよーです(笑)
町の真ん中のミナレット、、、かなりいいです。
どうやって行くのか?全くわかりませんが、簡単には入れない国なんですかね・・・リビアのようなドキドキ感は、病み付きになります。
是非、よき旅を。
僕もアルジェリアをちょっと勉強してみよう。
- sunnyさん からの返信 2009/01/12 18:47:10
- こんにちは。
- Shuntatatataさん
こんにちは。
そして遅ればせながらあけましておめでとうございます。
行く!って宣言していたアルジェリアですが、帰ってきました。
ムザブの谷、かなーーりよかったですよ!
人もすごくいい。私のこれまでのナンバーワンがイエメンだったのですが、塗り替えてしまいました。リピーターになりそうです。
今回の旅がすごく楽しかったので、計画していた南米を後回しにして西アフリカを制覇したくなっちゃって(笑)
リビアとかモーリタニアとかへ行きたくなりました。
リビアの続き、楽しみにしてますね♪
sunny
- Shuntatatataさん からの返信 2009/01/13 22:05:41
- RE: こんにちは。
- Sunnyさん
明けましておめでとうございます、そしてお帰りなさい。
ムザブの谷、写真見ました。
素晴らしいです。入り組んだ路地、人の表情。
素晴らしいです。
僕のNo1は”まだ”イエメンなので、それを越えるアルジェリア・・・
行ってみたいです。
僕の方は、正月は南インド、最南端まで行ってゆっくりしてきました。
広すぎですね、あの国は。
地域によって、全く違う表情だからずるい
西とチベット文化圏、最低でもあと2回は行かなければいけません(笑)
リビアは4部作、完成してますよ。
是非見てください。
個人旅行ができれば、イエメンにも匹敵する国だと思うんですがねぇ〜
Shuntatatatatata
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