リビアを訪ねました　７世界遺産サブラダ考古遺跡　円形劇場

2007/05 - 2007/06

サブラタはトラヤヌス帝のＡＤ２はじめに属州からローマ植民都市に昇格して、内陸部から運ばれる物資の輸出港となり最盛期を迎えました。
セプティミウス・セウェレス帝の時代になるとローマ式プランによって、着々と都市建設が進められました。

サブラダで最も大規模な建築物が円形劇場で、ＡＤ２後半に建てられました。３階建てで舞台背景部分は、１０８本のコリント式円柱に支えられている北アフリカ最大の円形劇場です。
ローマにあるセウェレスの劇場と同一規格といわれており、地中海を背に立つ舞台正面の基壇には、白とピンクの大理石で古代神話をモチーフにした見事なレリーフが残されています。

＊＊＊このブログの構成＊＊＊　舞台に向かって左側から建物に入り、まず基壇前面のレリーフを鑑賞しています。
その後、客席最上段に上っています。やはり舞台に向かって左端です。三層の円柱や地中海を背景にした劇場の内側全体像を撮影します。
再び下に降り、今度は基壇（舞台）の上から円柱を、まず左から右方向、次いで正面あおり、最後に右側から左方向を撮影しています。
劇場を反対側の右出口から出て、外側後ろから全体像を引きで撮影しています。

エリア リビア

サブラダ遺跡に入場すると間も無く右側に大きく見えます。
周りのフェンスは以前はありませんでした。
劇場内の「楽屋」も以前は入れたそうです。

舞台に向かって左側のこの入り口から入ります。

まず基壇正面のレリーフから鑑賞します。

いったん客席最上部のさらにその外側、連続している劇場の付属施設？の屋根部分（客席正面に向かって左側）へ上ります。
外壁最上部のアーチ状の壁の一部が残っています。

その場所から、３層の円柱を引きで見ています。
画面両端遠景に地中海が見えています。

客席最上部のすぐ上からです。

正面真下からのあおりです。

サブラダではジャンボジェットと思われる航跡を何度も見ました。他の写真にも写っています。

トリポリの空港を離陸した飛行機かも知れません。

入ってきた入り口です。

舞台とレリーフのある舞台正面の立ち上がりです。

出たアーチのすぐ外側から、入ってきたアーチを見ています。

外に出て海岸に近づき、劇場を背後から見ています。

イシス神殿に向かいます。